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成形樹脂の着色
「ノバレックス7025A・OAT223 黒」で板状のものを成形しています この樹脂は赤外を透過する樹脂で、可視光は通しません(見た目は黒く光を透過しない板ですが、これを通して太陽光や裸電球をを見ると、光が透過して見えます) この板状の成形品を通して裸電球の透過率を測定すると想定外のバラツキが見られました 何かが赤外光を遮っていると考えました 成形機はこの樹脂専用ではないので、様々な樹脂を金型交換して成形します 従って、この樹脂成形をする前の異樹脂が残っており、透過率を下げていると考え、FTIRで正常品と異常品を比較しましたが、異樹脂は確認できませんでした 但し、異常品=透過率が低い品の方がカーボンブラックの量が多いという結果でした そこで、成形樹脂の着色について質問です 小生、電子部品の会社で成形のことは鯛焼きの仕組みと同じ程度しか知識がありません 「ノバレックス7025A・OAT223 黒」と指定しているということは、「黒」以外に指定すると、メーカで着色剤を配合したペレットを袋詰めして販売してくれるのでしょうか? 「OAT223」も何を表しているのか?気になるところです ※OKWAVEより補足:「技術の森( 金型)」についての質問です。
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- ohkawa3
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直接の回答ではなく申し訳ございませんが、ヒントになればと思い回答します。 透過率の測定について: 物質を光が透過する場合、透明ガラスのように光が直線的に透過する性質の場合と、乳白ガラスのように拡散的に透過する性質の場合があります。 対象とする波長が可視域ならば、両者は、目で見て確かめることができますが、赤外領域では目で見て確かめることは不可能です。 直線透過の場合、透過率の測定は比較的単純で、大きな誤差が生じることは少ないと思います。一方で、拡散透過の場合は、直線透過率を測定する測定器では、材料の拡散性の差異で、測定値が大きくばらついてしまいます。このような問題を避けるには「全透過率」を測定する測定器を使う必要があります。 カーボンブラックの粒子が、光の拡散性に影響を与えているとすれば、透過率の測定方法がばらつきの一因になっているかもしれません。
- 19satoru75
- ベストアンサー率18% (45/239)
そこでいう黒はナチュラル色(素材の色)が黒という意味です。 樹脂メーカは調色なんてしてくれないので、自身でマスターバッチ(着色剤)を添加して調色する必要があります。
お礼
ありがとうございます 樹脂メーカで調色はしてくれず、成形業者でもしていないとすると、ナチュラル=黒 のペレットをそのまま成形に使っているということになりますね 成形メーカに確認してみます
お礼
ありがとうございます なるほど、拡散性透過ですと、選んだ場所によって透過率が違いますね 選んだ場所がピンポイントであればあるほどですね