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純文学におけるファンタジーに近い独特の世界
川上弘美『蛇を踏む』のような著者の世界と現実が 絶妙に成り立っている不思議な世界、というかんじの小説を探しています。 ファンタジーでもミステリーでもない、あくまでもリアルさにこだわったもの。うまく表現できませんが……。お化けや妖精みたいなものが登場する硬めの小説。ご存知でしたら回答おねがいします。 現実ではありえない、しかし小説でなら表現できる メルヘンのようで、しかしそれは現実に起こっている悪夢 ふむ、なんと言うべきか……。
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皆さんすごく本をよく知ってらっしゃるのですね。 なんかしらない本が多いのですが、純文学って何ですか?? 砂に埋もれたい気分の時は北杜夫氏のさみしい王様やさみしい姫君もいいのでは??別の世界に出れる面白い本でした。 ただずるずると別の世界に浸りたい時は図書館に行って背表紙を隅から隅まで見て歩き、直観でフィーリングの合う本がいいかもしれません。シュールな気分の時はあなたを探している本があるのかもしれない! リアルな本でキューブラ・ロスさんの「死後の世界」もありました。全然怖くないしリアリスティックです。シュールな世界を一掃して科学的になってしまうかもしれませんが純文学ではないと思います。
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- M_Sato
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独自の世界を描く幻想文学なら、ホルヘ・ルイス・ボルヘスは外せません。 以下の短編集を読んでみてください。 『伝奇集』(岩波文庫) 『不死の人』(白水社、uブックス)
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回答ありがとうございます。 ボルヘスについてWikiでちょっとだけ調べさせていただきました。 小説家という肩書きのほかに詩人とあります。かっこいいですね。 さっそく『伝奇集』から読みはじめたいと思います。 タイトルからしてちょっと不気味なかんじが・・・ たのしみです^^
- Samantabha
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笙野頼子さんの小説は如何ですか。 最近のものは私もあまり読んでいないのですが、初期の作品~『母の発達』あたりまでは、なんとも言えない世界が描かれています。 ファンタジーというほど軽くはなく、どちらかといえば難解な作品ですが、「悪夢」という言葉でピンと来ました。 ↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%99%E9%87%8E%E9%A0%BC%E5%AD%90
お礼
はい、回答ありがとうございます。 最近若い人がかくrealisticなものばかり読んでいたので、 そろそろジャンルを変えてみようと思っていたのでした。 『母の発達』・・・ん?母の成長について?おもしろそうですね それではあちらの世界に行ってきます(^^)/
- hunaskin
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絲山秋子の「海の仙人」なんていかがでしょう。 http://www.amazon.co.jp/%E6%B5%B7%E3%81%AE%E4%BB%99%E4%BA%BA-%E7%B5%B2%E5%B1%B1-%E7%A7%8B%E5%AD%90/dp/4104669016
お礼
回答ありがとうございます。 この著者は確か・・・『沖で待つ』のあの太っちゃんを書かれた方ですよね。太っちゃんはなかなかいいキャラでした。私好きです。 『海の仙人』まだ読んでません。 再び太っちゃん系の登場人物に会えるのかしら。 いま会いにゆきます・・・
「砂の女」はどうですか。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 砂・・・sand・・・いまはそうです、砂に埋もれたい気分なのです 質問を書き込んでからきゅうに シュールレアリスティックということばを思い出したところです。 図書館で探して見ます 埋もれてきます(^^)
お礼
純文学……なんとなく使っていましたが、訊かれてみるとぎくり。 たしかになにをもって純 なのか……。ことばはいつも不明瞭ですね。 さて、回答ありがとうございます。 今日はさっそく図書館に行き、ここでみなさんが紹介してくださった本を探してみました。読むペースが遅いので(理解して頭に映像が浮かぶのにとても時間がかかる)少しずつ読み進めてみようと思います。 『死後の世界』ふむふむ、私たちは死んだあとどうなるんでしょうか? ちょっと覗いて見たい気もしますが……。 回答者さま、またなにかに埋もれたいときにここへやってきますので お時間ありましたらお付き合いくださいませ。 アドバイスほんとうにありがとうございました(^^)