分かりやすくするために極論も含めて説明します。
*基本的にはどこの言葉でも理解度は同じです。もしそうでなければ日常会話も文書によるコミュニケーションもなりたたなくなります。
*子供でも大人でも単語の意味や書き方が分からないことはありえます。日本と同じです。
*映画も日本と同じです。吹替えが盛んだし字幕もあります。字幕がどの程度読めるか、日本人と大差は無いでしょう。但し、識字率は国によって差があるので考慮する必要はありますが。字幕は単語で区切って書かれるので文章中のある単語が理解できないことはあっても全てが理解できないということはありません(この文書は句読点がありませんが普通の日本人は読めます。欧米語はIhaveabookではなく
I have a bookと書くので読み取り易いわけです。丁度我々が漢字を書けば読みやすくなるのに似ています。)
日本との大きな違いは、日本には漢字があり地名、人名には特殊な読み方があり、また学校でで教えない漢字も多いため、最高学府を卒業した人生豊かな60才以上の大人が、辞書を引かなければ読めない、或いは書けない単語があるという欧米人には理解しがたいことが起こります。
アルファベットは30字以下で簡単なように見えますが、彼等が単語の意味や書き方を覚えるためには、例えばbook,house, dog,communicationと単語ごとに覚えれるので、我々が漢字を覚えるのと同じような苦労があります。しかし、漢字ほど例外が無いため、上記の60才の日本人に起こるようなケースは少ないでしょう(皆無ではないとしても)しかし、小さな子供は意味の分からない長い単語は読むことも書くことも出来ません。漢字を覚える苦労が無いから何でも読める、書けるということではありません。