北海道島・千島列島・樺太島に住んでいたアイヌ民族の人口はどのぐらいだったんですか？

質問

和人が進出するまでに北海道島・千島列島・樺太島のそれぞれの島に住んでいたアイヌ民族の人口はどのぐらいだったんですか？

（わからなかったら明治時代になる前のアイヌ民族の人口数でもいいです。）

回答No.2

KITAIKKI

「蝦夷雑記」によれば、文化４年（１８０７年）のアイヌ民族の人口は、東蝦夷地に１２、７５３人。西蝦夷に８、８４４人。樺太に２、１００となっていたようです。また別の資料「北島志」によれば、ご質問の地域全体の人口は２３，７９７人ということです。
　ただしこの資料には渡島半島、南部東岸６ヵ所（砂原、尾札部、尾岸内地方）および、松前藩の領土内と、警衛地地方のアイヌ人は含まれていないとのことです。

　これが和人の進出する以前のアイヌ民族の人口とは断定できませんが、ほぼ近い数字ではないかと考えてもいいのではないでしょうか。また明治以前の人口ということですが、当時の直近の記録としては明治５年の１５，２７５人という数字がありますので、おおむねこの数字に近いものと考えていいかと思います。

　アイヌ民族の人口調査は、全員が進んで和人の調査に協力したとは考えられません。その特殊性からいえばこれらの数字はあくまでも目安であって、実勢の人口はその倍、あるいは数倍と考えるべきだという考えが支配的です。

回答No.1

kishn_an

北海道だけの人口でしたら
北海道庁
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/abc/hacrc/hp/05_003_17.htm

2006年の人口ならウタリ協会のホームページにありますが
ウタリ協会
http://www.ainu-assn.or.jp/about03.html

北海道立北方民族博物館で質問を受け付けているそうです。
北海道立北方民族博物館
http://www.hoppohm.org/kids/sitsumon.htm