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名著とその他の作品
名著(所謂、大抵の人が名前ぐらいは知っている本。例えば「資本論」「方法序説」「ツァラトゥストゥラはかく語りき」「学問のすすめ」、文学系では「こころ」「人間失格」「罪と罰」「神曲」など)は、これまでにも数多くの様々な本が出版されているにも関わらず、何故に今でも有名であり続けられるのでしょうか?また、逆に最近、出版されている本が上記の本ほど長く人々に知られるような本になれないのは何故なのでしょうか?
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名著の条件 ~ 普遍性・時代性・先端性 ~ その書物の価値は、何らかの位置づけにおいて、評価が定着します。 過去の成果を踏襲し、未来の展望を予見する著作が求められるのです。 発行部数も、長期的な累積と短期的な売上では、普遍性が異なります。 X:地域・言語別 1304‥‥ Italy 「神曲」 186601‥ Russia「罪と罰」 1867‥‥ Duitch「資本論」 1637‥‥ Duitch「方法序説」 1885‥‥ Duitch「ツァラトゥストラはかく語りき」 ‥‥‥‥ France ‥‥‥‥ Spain ‥‥‥‥ England ‥‥‥‥ America 187202‥ Japan 「学問のすゝめ」 19140420 Japan 「こゝろ」 1948‥‥ Japan 「人間失格」 Y:年代順 1304‥‥ Italy 「神曲」 14‥‥‥ ‥‥‥ 15‥‥‥ ‥‥‥ 1637‥‥ Duitch「方法序説」 17‥‥‥ ‥‥‥ 186601‥ Russia「罪と罰」 1867‥‥ Duitch「資本論」 187202‥ Japan 「学問のすゝめ」 1885‥‥ Duitch「ツァラトゥストラはかく語りき」 19140420 Japan 「こゝろ」 1948‥‥ Japan 「人間失格」 Z:分野別(図書館分類) 0 総記 「学問のすゝめ」 1 哲学 「ツァラトゥストラはかく語りき」 2 歴史 3 社会科学「資本論」 4 自然科学「方法序説」 5 技術工学 6 産業 7 芸術 8 言語 9 文学 「神曲」「罪と罰」「こゝろ」「人間失格」
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「最近、出版されている本が上記の本ほど長く人々に知られるような本になれないのは何故か」 最近過ぎて長期になるかどうかまだ確かめられないからでしょう。 大江健三郎「芽むしり仔撃ち」「個人的な体験」「死者の奢り・飼育」や三島由紀夫「潮騒」「金閣寺」「仮面の告白」あたりは途切れず出版されていますが30年40年を長いというべきかどうか、私は充分長いと思うし今だと5年10年でも増刷が続いていたらすごいと思います。 村上春樹や赤瀬川原平に10年20年級の本がありますがどの辺まで続くのか、今後見続けて行きたい所です。 海外で有名な所ではサリンジャーとテクジュペリがまだ続きそうです。
- Coeru
- ベストアンサー率37% (22/58)
人類普遍の何かを描いているのではないでしょうか >最近、出版されている本が上記の本ほど長く人々に知られるような本になれないのは何故なのでしょうか? 矛盾してませんか?
- Kamonohaji
- ベストアンサー率33% (22/65)
1、発表された作品の内容がおもしろかったり、感動的だったり、人に思索を促すものだったりして評判になる。 2、場合によっては、ノーベル賞やら、芥川賞やら、直木賞やら、様々な賞がありますが、そういった賞を獲得する。 3、学校の教科書に、作品や作者の名前が載ったり、覚えるべき文学史事項として長く記載される 「2」は必須条件ではないような気もしますが、1→3の流れで、「名著」として扱われるようになるのではないでしょうか。