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どんな本を読めばよいでしょうか? 日本の名著

いつもお世話になっています。 22歳の男ですが、これまであまり文学に触れたことはありません。 新渡戸稲造の「武士道」を読んで非常に感銘を受けました。 (4年前には分からなかったのに、今は理解でき、大学での勉強も 無駄ではなかったと最近感じています。) 精神論的なもので、日本人として、人間として読んでおくべき本が ありましたら、教えていただけないでしょうか? (もちろん、みなさまの主観的な判断で、もしくは経験に基づく ご教示で結構です。) 古典、名著で精神論的な本を挙げていただくと幸いです。 そうでなくとも、回答者のみなさんが特に感銘を受け、「みんなこれを読むべきだ」と お考えの本で結構です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • 100kan
  • ベストアンサー率24% (54/224)
回答No.1

中公新書 会田雄次著「アーロン収容所」です。 私のつまらない感想は述べません。読んでいろいろと考えさせられる本とお勧めします。この表現も本当に陳腐です。お許しください。 読んでから20年間忘れたことはありません。 是非ご一読を!

aip-lw1125
質問者

お礼

ありがとうございました。 早速購入して、今日読み終えました。 ところどころユーモラスに書かれている一方で、イギリス人の価値観が どのようなものかも、分かりました。怒りというよりまずは衝撃でした。 すばらしい本を薦めていただいて本当にありがとうございました。 人間として何か大切なものをつかめた様な気がします。 (もうしばらく回答を待って締め切ります。)

その他の回答 (4)

  • jitsuzon
  • ベストアンサー率22% (16/72)
回答No.5

山本有三 心に太陽をもて なんとなく勇気がわいてきます。 柳田國男 遠野物語 日本語とその気質を知りたいなら・・・民俗学の名著 遠藤周作 海と毒薬 日本人とは何か 井上靖の本もいいと思います。ちょっと漢字が難しくて、読みにくいのですが、「天平の甍」というのに感動しました。井上作品は他にもたくさんありますが、自分は一番良いと思います。 日本人の作品ではないのですが、日本人の思想を研究した世界的名著「菊と刀」という本もなかなか考えさせられることが多いです。 いろいろありますよ~。

aip-lw1125
質問者

お礼

お礼が遅れて大変申し訳ありません。 ここ数日は進路の関連で非常に忙しかったのですが、 今後薦めていただいた本を必ず全て読もうと思います。 ルース・ベネディクトの「菊と刀」は海外でも非常に高い評価を得ている そうですので、日本人が読んでも「どのように海外から見られているのか」 という点で勉強になりそうですね。 ありがとうございました。

  • zephyrus
  • ベストアンサー率41% (181/433)
回答No.4

それでは、まったくの主観から、重複を避けて何点か挙げてみます。 どちらかというと「近代日本と西洋」という方向からのアプローチ。文学的風味の効いたものにしました。 岡倉覚三(天心)『茶の本』も同じく海外で発表された日本の精神ですね。 内村鑑三からもう一点『後世への最大遺物』もできればどうぞ。 伊藤整『近代日本における「愛」の虚偽』 岩波文庫「近代日本人の発想の諸形式 他4」中にある短い一編です。「愛」という西洋語から連想される甘ったるさは、ここには微塵もありません。 吉田健一『ヨオロッパの世紀末』 19世紀ヨーロッパの特殊性を検証し、それを模範とした日本の仕組みと歩みの痛烈な批判となっています。一見かなり読みにくい文章のようですが、呼吸が慣れてくるとリズムが合ってきます。 山崎正和『鴎外 闘う家長』 西欧的自我の確立とはどういうものか、この本で判った気がしました。それを持ち得なかった森鴎外の内面のドラマが、作家の作品にも即しつつ、みごとに検証されてゆきます。初めのほう、少し読みにくいかも。 夏目漱石『現代日本の開化』『私の個人主義』 以上二点は、今でもしばしば言及される重要な講演記録です。 谷崎潤一郎『陰翳礼賛』 文庫本で50ページほどのエッセイ。日本文化にある陰翳の美の発見が、驚くべき豊饒な言葉とともに語られてゆきます。 保田與重郎(やすだ・よじゅうろう)『日本の橋』 日本各地の橋を語りつつ日本の文化、歌の伝統を喚起する、これも50ページくらいの長さのエッセイです。最後に、とびきり悲しく美しい無名の母のエピソードが語られます。 以上、きりがないのでこの辺で。 ここらあたり、またほかの方が挙げてらっしゃる本ももちろん参考に、興味をもたれたものから手にとっていかれてはどうだろう、と思い回答してみました。

aip-lw1125
質問者

お礼

お礼が遅れて大変申し訳ありません。 ここ数日は進路の関連で非常に忙しかったのですが、 今後薦めていただいた本を出来るだけ多く読もうと思います。 本当に、ありがとうございました。

回答No.3

詳細は下記アマゾンのレビューをご覧いただければと思いますが、 ふたつとも、名もない庶民から武士、宗教家、学者まで、さまざまの日本人の人生が いきいきと描かれていて素晴らしい本でした。 とくに「忘れられた日本人」中の『土佐源氏』一編はおすすめです。 ・「忘れられた日本人」宮本常一 http://www.amazon.co.jp/gp/product/400331641X/sr=8-1/qid=1175261592/ref=olp_product_details/249-5098225-1556367?ie=UTF8&qid=1175261592&sr=8-1&seller= ・「代表的日本人」内村鑑三 http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E7%9A%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA-%E5%86%85%E6%9D%91-%E9%91%91%E4%B8%89/dp/4003311930/ref=sr_1_1/249-5098225-1556367?ie=UTF8&s=books&qid=1175261723&sr=1-1

aip-lw1125
質問者

お礼

お礼が遅れて大変申し訳ありません。 ここ数日は進路の関連で非常に忙しかったのですが、 今後薦めていただいた本を必ず全て読もうと思います。 忘れられた日本人を読んでいます。 日本の民俗が分かり非常に興味深いですね。 ありがとうございました。

回答No.2

武士道というテーマでは、山本常朝「葉隠」(参考URL)。学生時代に触れて衝撃を受けたものです。 福沢諭吉「学問のすゝめ」もいいと思います。 丸山 真男「日本の思想」(岩波新書)はすでに古典と言っていいでしょう。精神論といえるかどうかわかりませんが。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E9%9A%A0
aip-lw1125
質問者

お礼

お礼が遅れて大変申し訳ありません。 ここ数日は進路の関連で非常に忙しかったのですが、 今後薦めていただいた本を必ず全て読もうと思います。 学術系に特化したご回答、非常に参考になります。 ありがとうございました。

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