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企業法での個性に関して
以前に同じような質問をしたのですが、やっぱりまた他の箇所で同じような事が出てきて、しっくりきてないと思ったので、また質問させていただきます。 企業法の個性という言葉に関してなのですが、 株式会社は個性が弱い。 持分会社は個性が強い。 株式会社では所有と経営が制度的に分離されているため、株主個人の個性は薄い。 持分会社では、所有と経営が制度的に一致しているため、社員の個性が強い。 このような文章があるのですが、ここでの個性が分かりません。 個性という言葉を分かりやすく言い換えるには?と以前に質問させてもらったのですが、その時は、 「株主が誰であるかは問題とならない」と答えを頂きました。 しかし、今回も同じように言い換えて、読んでみたのですが、やっぱりしっくりこない状態なのです。 なので、また誰か分かりやすい言い換えの言葉や個性という言葉をどのように考えるべきか? 教えて頂けませんか?よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
#2です。補足です。 会社の出資者についての「個性」とは、 資力(無限責任を負う場合は重要)や能力(経営を行う場合に重要)など、 個人個人で異なる特性があるかないかを意味していて、 sinkocyoさんが幾つか質問されているそれぞれの中でも、 言葉の意味合いは変わらず、組織論としての主旨は常に一定です。 不特定多数の出資者を想定する株式会社では、 出資者に「個性」を求めずに、出資だけ(つまり金銭だけ)を求めています。 会社との関係が、出資・配当・清算、いずれも金銭だけで計れるため、 出資者が誰であろうと変わりがないのです。 議決権の行使ですら、出資金額に応じて平等に付与されるので、 これまた「個性」は問われません。 持分会社では、 少数の出資者が自ら経営を行うことを前提としています。 出資者同士で直接利害を調整し、経営責任を出資者自ら果たすため、 会社と出資者間で「属人的な」取り扱いを認めています。 出資者が誰であるかが、非常に重要な意味合いを持つために、 これを「個性」と表現しています。 前回と書いている内容があまり代わり映えしませんが、、、 あまりうまく表現する術を持ちませんのでご容赦ください。
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- Takapon1013
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法律の専門家ではありませんが。 ここでいう出資者の「個性」とは、 簡単にいえば、「期待される経営能力の程度」を意味します。 これを、株式会社と持分会社での、 会社組織の主たる違い(所有と経営のあり方)と結びつけて考えてください。 持分会社では、少人数閉鎖的な組織であり、 出資者(所有者)がすなわち経営者でもあります。 つまり、出資者は自らの経験、能力を発揮して会社を経営することが期待されます。 そのため個々人の特性が大きな違いをもちます。 これを「個性」が強いと表現するのでしょう。 これに対して株式会社では、不特定多数から出資を募ることを想定しており、 出資者が必ずしも経営者である必要性はありません(所有と経営の分離)。 そのため、出資者は、経営の専門家に会社経営を委託すればよいのであって、 自ら経営能力を有する必要がないのです。 そのため多数の出資者がいたとしても個々人の特性によって区分されることはありません。 これを「個性」が薄いと表現するのでしょう。 以上ご参考まで。
お礼
ありがとうございました。 かなりスッキリしてきました。 以前に質問させていただいた時には、 「株主が誰であるかは問題とならない」 と言い換えてくださいとアドバイスを貰ったのですが、 言い換えてみても、今回はうまくしっくりきませんでした。 やはり個性という言葉はその時その時に意味合いは少し変わってくるのでしょうか? 基本的な質問なのですが、教えていただきませんか?
- shugust
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たしかに、「株主が誰であるかは問題とならない」は「株主の個性は薄い。」ことの言いかえなので、個性の言いかえではないですね・ 個性に絞ると、「誰であるかということの重要性」(もしくは「顔」なんか)に言い換えるといいのかな?と思いますが。 あと、上二つは主語が株主になってないので、違う意味 (特性とか特徴)もしくは主語の間違いですね。
お礼
ありがとうございました。 少しお時間待ってください。 いま、頑張って理解しようとしている最中です・・・。 また、質問なりお礼なりさせていただきます。
お礼
何度もアドバイスありがとうございました。 かなりスッキリ出来たと思います。 企業法は何度勉強しても、しっくり来なくて、 頭がこんがらがってしまい、同じ質問を繰り返してしまいます。 今回は長い間付き合って下さってありがとうございました。