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この文がわかる方いますか?

この文で過去分詞なのか、それとも過去形なのかはっきりとわからないところがあるのです。 Although the action received widespread criticism from the international community, Washington argued that shelling the suspected terrorist camp was simply a matter of expediency. receivedは過去分詞でthe actionにかかるのでしょうか?そうすれば受身で目的語がないのはわかります。それにtheがあるからその名詞に説明が必要というのもわかるのですが。「受け取られた行動は批判を広める」でしょうか? widespreadが動詞(svo)で、critisismが名詞なのでしょうか? それともreceived が動詞で、widespread critisismが目的語でしょか?「その行動は広い範囲の批判を受けたが」でしょうか?widespreadが動詞で、critisismが名詞なのでしょうか? また、shellingが動名詞で、その目的語でsuspected terrorist campであっていますか?  この文の意味からして、一体ワシントンはどういうことだと主張しているのでしょうか?よく考えても、状況がはっきりとわからないのですが。お知恵おかしいただけますか?

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  • bluesking
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回答No.5

始めまして。できるだけ丁寧に説明したいと思います。 まず、「although」ですが、これは従位接続詞ですので、原則として「節(文)」を導き、従属節を構成します。例外的に、分詞構文で意味を明確にするため、分詞の前に従位接続詞を使用する場合もありますが、この文の場合、従属節中の「the action」は主語と解することができますので、原則どおりです。 次に「receive」は、他動詞で、固い表現ですが、意味、用法は、 (手紙・電話など)を受け取る, (情報など)を受ける (from) I received a letter [call] from Tom yesterday. 昨日、トムから手紙[電話]をもらった The company receives frequent complaints from customers. その会社は、顧客から頻繁に苦情を受ける 「widespread」は形容詞で、 広く行き渡っている, 普及している; 広範囲にわたるという意味で、 the widespread use of English(英語が広く使われていること) a widespread belief (広く受け入れられている考え) cause widespread damage (広範囲に被害をもたらす) したがって従属節中は、以下のようになります。 Although(従位接続詞), the action(主語), received(動詞), widespread(形容詞), criticism(目的語), from the international community(副詞句;receiveにかかる)でSV0Mの第3文型です。 次に主節を見てみましょう。 「argue」は、この場合、「argue that節」で(人などが)(理由を挙げて)…だと主張する, 論じるという意味です。that(接続詞)以下が「argue」の目的語です。(SVOの第3文型ですね) that(名詞節)の中味は,shellingが動名詞(主語)で「the suspected terrorist camp」が動名詞の目的語になっています。したがってSVCの第2文型ですね。 以上のように、英語の構造としては、標準的な高校英語のレベルです。しかし、この文だけを正確に訳すことは、至難の技です。何故ならば、「although」で始まることからわかるように前後関係により、「the action」が具体的にどのうような行動なのか、「shelling the suspected terrorist camp」なのか、武力行使ではなく、別の「the action」なのか、また、米国政府の「action」なのか、イスラエルの「action」なのか不明です。このような前後関係のコンテクストにより、widespreadの訳し方、was simply a matter of expediencyの訳し方が微妙に変わってくるからです。(自国の行為を正当化するのと、同盟国の行為を正当化するのとでは、論調に温度差が出てくるでしょう。そこをどう理解し、表現するかが英文和訳を越える鍵となります。)したがって、また、「the action」の「the」は、単に修飾されているかで決められるのではなく、全体のコンテクストによって限定された「the」です。 私なりに推測して、アフガンとパキスタンの国境で、米国を中心とするISF(International Security Force)が、タリバンの巣窟となっているパキスタン国内の山岳地帯を攻撃し(主権侵害)、一般市民が巻添え(ジュネーブ諸条約違反)という国際社会の批判に米国政府が反論したもの、という訳にします。 参考訳: その攻撃は広く国際社会から批判を受けたが、テロリストの駐屯地と疑われる場所に砲撃を行うことは全く適正なことだ、と合衆国政府は主張した。 直訳: その行動は国際社会から広範囲にわたる批判を受けたが、テロリストの駐屯地と疑われる場所に砲撃を行うことは単純に適正さの問題である、とワシントンは主張した。 参考になれば幸いです。

sa-too
質問者

お礼

argue,receiveの動詞のご説明までありがとうございます! 文の構成要素も明確に示してくださり、とてもわかりやすかったです。英文のご説明もわかりやすかったです。campという単語の意味なのですが、a permanent place where soldiers live or train: (oxfordより)、この意味であっているのでしょうか?ごめんなさい。英文はこれで全てなのです。この問題の英文は単語力を問うだけの問題なのです。国際情勢、政治情勢にお詳しい専門家からのご意見が聞けて嬉しかったです。

その他の回答 (6)

  • bluesking
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回答No.7

campについてですが、OXFORD(7th)(最新版)では、 【ARMY】a place where soldiers live while they are training or fighting :an army camp   【陸軍】兵隊が訓練したり、戦闘しながら居住する場所     :陸軍キャンプ   と掲載してあります。「permanent place(恒久的な場所)」は適当ではないと思います。というのは、「camp」は、[biulding] が [temporary] or[periodically]のときも, [person living in the place]が [temporary] or[periodically]ときの場所として使用されるようです。 軍隊用語としては、while they are training or fighting( ~しながら)ですから、転々とする一時的な場所を暗示しています。実際、米国人にも確認しましたが、陸軍の部隊は情勢により転々と拠点を変えるため、campで、海軍、空軍はnavel base海軍基地、air base空軍基地という感覚があります。日本語の「駐屯地」は、旧日本軍や自衛隊の用語から借用しました。やはり一時的なニュアンスがあります。問題文の場合、正規軍ではないテロリストグループなので、「拠点」又はそのまま「キャンプ」の方が適切かもしれませんね。

sa-too
質問者

お礼

専門家の方の知識はとてもすばらしいと改めて思いました。campの意味はわたしも英英辞典で調べたのですが、bluesking様のおかげではっきりわかることができました。わたしには軍隊用語などはもちろん備わっていなくて、勉強させていただくことが多く感激いたしました。 わたしようなものに、わざわざ言葉の使い方のご確認までなさっていただきごめんなさい。ご回答ありがとうございます。

  • go_urn
  • ベストアンサー率57% (938/1643)
回答No.6

こんにちは! (1)従属節の英文の構造は、  Although(=接続詞)[S: the action=その軍事行動は][V:received=受けた][O: widespread criticism=広範な批判を][M:from the international community=国際社会から] です。 (2)主節については >shellingが動名詞で、その目的語でsuspected terrorist campであっていますか?  であっています。 (3) >この文の意味からして、一体ワシントンはどういうことだと主張しているのでしょうか?  アメリカのアフガン戦争のみならず、あらゆる軍事行動についてのおきまりのexcuse です。  expediency は悪い意味でも使われますが、この場合は、自分たちの行動についてのことですので、悪い意味ではありません。  expediency は expedient の名詞形です。expedient =suitable for achieving a particular end in a given circumstance(一定の状況下で、特定の目的を達成するに適した)(Merrianm Webster's Collegiate Dictionary)  つまり a matter of expediency は、「どれだけ効率良く戦果を上げることができるかという問題」ということです。  原爆投下も、アメリカの大多数の軍人・政治家(そして悲しいことに国民も)には、 a matter of expediency だったのですね。いかに死傷者数を少なく勝利を勝ち取るかという、戦争が統計学の問題になってきた時代ならではの、淋しい、そして血が凍りつくようなセリフです。  以上、ご参考になれば幸いです!

sa-too
質問者

お礼

expediencyのところがなかなかはっきりとわからなかったので、ご説明いただきありがとうございます。とてもわかりやすく感じました。わたしもgo様と同じ思いで、アメリカの原爆投下ははたして本当に正しいものであったのかはっきり自分としての答えを出すことができません。あれで戦争は終わったのだからとアメリカの科学者は正当化しようと思っていますが、アメリカは長崎と広島に2つの原子爆弾を落としました。それからVictoryと主張し、この2つの原子爆弾を落としたことで、世界に平和が生まれたといって、これをpeaceとなずけようといったそうです。写真をとるときのあのpeaceはこれだと知った時、やりきれない思いでした。ごめんなさい。変なお話をしてしまって。 文法事項を明確に示してくださり、ありがとうございます。

  • kaiyosei
  • ベストアンサー率52% (41/78)
回答No.4

解釈する際のヒントその他について少々述べさせていただきます。 取りあえず先に訳例を。 「その行動は国際社会から広範な批判を浴びたが、アメリカ政府はテロ容疑者の勢力に砲撃を加えることは方便的なものにすぎないと主張した」 ・「receivedは過去分詞でthe actionにかかるのでしょうか?」 過去分詞が名詞を修飾する場合、過去分詞一語であれば、その名詞の前に置くのが原則です。 もし received 一語だけが action を修飾するなら、 the received action となるはずです。 後の方に the suspected terrorist camp とあるように、です。 ですから、the action received が意味的にひとかたまりで、widespread が述語と解釈するのは無理といえます。 よって、the action が主語で、received が述語と解釈すべきでしょう。 この判断を前提にして、widespread が述語動詞と考えるのは無理と推定してもう一度辞書を確認します。 そうすると widespread には形容詞の用法しかないことがわかります。 もちろん最初は wide + 動詞の spread が合体して出来た言葉なのでしょうが、今では widespread に動詞の用法はなく、もっぱら形容詞専用なのですね。 ・「一体ワシントンはどういうことだと主張しているのでしょうか?よく考えても、状況がはっきりとわからないのですが。」 この点についてはもっと前後の文章が必要です。 shelling the suspected terrorist camp was simply a matter of expediency. は抽象的な言い方なので、普通は大抵この後にもっと具体的な説明があるはずです。どういう意味で expediency と言っているのかがわかるはずです。 英文では、先に結論あるいは抽象論を述べて、後から具体的に説明するというパターンが一般的なので、読者もこういう漠然とした文に出会ってもあまり立ち止まらないで先を読もうとするものです。後を読めば普通わかるようになっています。 問題箇所をはっきり理解したいのであれば、せめて一段落分ぐらい引用してみてください。 そうすれば、多分説明できると思います。(かなりの国際政治通であれば、この一文からだけでも説明可能かもしれませんが) 大雑把な意味では was simply a matter of expediency (便宜的なものにすぎない)とは、物事の真の解決にはならない、一時しのぎの手段にすぎない、等の意味にとれます。 それが具体的にどういう意味であるのか、アメリカ政府は結局何が言いたいのかはやはり前後の文章がないと確かなことは言えません。

sa-too
質問者

お礼

ご丁寧な訳例をありがとうございます。ごめんなさい。過去分詞一語で名詞にかかるものと、過去分詞句が2語以上で後ろからかかるものを忘れていました。なぜrecievedが述語動詞なのかはっきりわかりました。またwidespreadは述語動詞にもなると思い込んで読んでおりました。 ごめんなさい。文章はこれで全てなのです。これは単語力を問う問題からお聞きしたものなのです。ご回答ありがとうございます。わたしの小さな質問にも答えてくださり、ありがとうございます。

  • Hideto123
  • ベストアンサー率30% (126/420)
回答No.3

あの~、いちおう追加です。 分詞構文というのは、分詞に接続詞の働きも一緒にさせるもの と考えていいので、although のように接続詞で始まる文章が 「分詞構文になる」ということはありえません。 最初の文は、接続詞 although で導かれる節 になります。 receive だけで、~を受ける という意味になるので、 別にその文章が「受け身」の文章になる ということでは ありません。 意味はもちろん、AはBを受けたけれども となりますが。

sa-too
質問者

お礼

わざわざ補足説明までいただきありがとうございます。

  • HiYoKoNoK
  • ベストアンサー率30% (119/395)
回答No.2

Although the action received widespread criticism from the international community,の部分は分詞構文で、動詞としての役割を持つのはreceivedの方です。なので、受身の意味になると思います。 つまり「その行動は広い範囲の批判を受けたが」という訳のほうが適切かと。 >また、shellingが動名詞で、その目的語でsuspected terrorist campであっていますか? これもあっていると思います。 「テロリストの容疑者に砲弾を浴びせること」が主語になりますね。 なので、ワシントンは「テロリスト容疑者に砲弾を浴びせることは単に便宜の問題だ」ということを主張したのであると読み取れるかと思います。 「shelling the suspected terrorist camp  = the action」と私は解釈しました。

sa-too
質問者

お礼

ご回答ありがとうざいます。ご回答いただいたのに恐縮ですが、although節は分詞構文ではないと思います。確かに従属接続詞を残して分詞構文の文もありますが、ここでは主語、動詞をもった従属接続詞だと思います。後半の文の意味の明確にしめしていただきありがとうございます。わたしも後半の文のところはthe actionと考えました。 ありがとうございます。

  • Hideto123
  • ベストアンサー率30% (126/420)
回答No.1

では、ヒントだけ・・・・、 the action received criticism だけなら意味がはっきりわかりますか? widespread は criticism を修飾する過去分詞です。 (the action が主語、received が動詞、criticism が目的語) >また、shellingが動名詞で、その目的語でsuspected terrorist campであっていますか?  そのとおりです。 suspected terrorist camp を shell することは~~である と ワシントンは(これは人ではなく、アメリカ政府 ということ)主張している。 どういうふうに主張しているのかというと、 simply・・・単に a matter of・・・・~の問題だ と、主張しているのです。 これでわかりますか?

sa-too
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。ワシントンは人物だと思い込んで読んでいましたので、ご指摘いただきありがとうございます。the action received criticism のところはわかりました。後半のほうの考えもあっていてよかったです。ありがとうございます。

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