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学習する意欲をつけさせるためには?
中学一年の息子ですが、まったく学習意欲がありません。 親だけが焦ってもしょうがないと思うのですが、周りの情況を見ると焦ってましいます。 自分からやる気を持たないと駄目だと思いますが、どうしたらやる気を出させることが出来るのでしょうか。 良い案があったら教えてください。よろしくお願いします。
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- potachie
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ご質問者ご自身は、家庭で勉強をしている姿をお子さんに見せていましたか? また、ご自身の学生時代の話をお子さんに語られたことがありますか? 「勉強」には、学校の勉強以外にもありますし、生涯教育の制度が整いつつある現在は、そういう姿勢を見せる機会も作れたと思います。 家庭自身に学習習慣を伝える状況にない場合、学校や塾で先生が孤軍奮闘しても、お子さんの心には響きません。 直近では、行きたい志望校をお子さんに決めさせることかと。 欧米や中国など世界的には、社会階層のレベルアップが、勉強の原動力となっています。日本では、この動機はきわめて希薄です。生活の苦労が子どもに響かないように親御さんや学校が配慮しているのが原因かもと思います。 「興味関心」と「解ける喜び」「知る喜び」が、本来の勉強の原動力ですが、他に面白いことがたくさんあると思ってしまうと、これも難しいでしょう。5歳児くらいの時期に、ほとんどのお子さんの心の中にそういう環境が必ずいったんは整うのですが、これを大切にする親御さんをあんまり見かけないんですよね。 「習慣」や「興味関心」ではなく、「やる気」を当てにして勉強をさせる場合、利益・目標をお子さんに持たせ、勉強することが「得」であることを見せるしかありません。他人との比較、遠い将来の漠然とした話では動けないでしょう。 それと、「やる気」で勉強をするお子さんは、あまり難関大合格者にはいません。受験を考えた場合は、勉強を義務化(たとえば、「勉強の時間」という生活習慣を持っているなど)ができている人が圧倒的に強いです。 「やる気」で勉強をさせると、どんどんと強い利益目標が必要になってくるか、いずれかの段階でマイナス要因をちらつかせる必要が出てきて、勉強自体がやむを得ないものに位置づけられてしまうので、本来はオススメしません。
個人塾の者です。こちらは東京都です。 当塾にも中学1年生はいます。女子はこつこつと学習しています。男子は部活の疲れが出るのか、居眠りをしたり……。でも時々起こします。女子も部活はしているんですが。まあ、塾内が静か過ぎるのかも、と思っています。 さて、やる気( 学習意欲 )が起きない原因の一つが、基礎・基本が固まっていないことにあります。あくまでも、原因の一つです。 こちらでの、具体的な話を致します。 地理ですと、今、学校の授業は、「都道府県の調査」というところです。そちらではいかがでしょうか?それの東京都に関する学習です。 東京都は日本の首都である、情報の中心で出版印刷業が盛んである、東京国際空港は国内線が中心で別名を羽田空港ともいう、新宿渋谷池袋を副都心という、東京都の周辺も含んだ広い地域を東京大都市圏という、昼間は都心の人口が増え夜間は減るのをドーナツ化現象という、……こうした基礎・基本事項を、教材で繰り返し学習させます。二度、三度と解きます。成績上位の生徒もそうしています。( 上位の生徒にはその先のプリントも用意してある ) このようにすると、学校の授業中に「ドーナツ化現象が見られるよね」と先生が説明しても、「ああ、あのことか」と授業に入っていきやすくなります。 やる気が起きないのは、授業についていっていないからではないでしょうか。 英語は今、現在進行形か、canあたりではないでしょうか。これも、4~5程度の基本構文だけをプリント学習させます。二度三度の復習です。そうすると生徒たちは、学習内容( 基本 )が何なのかはっきりしてきます。現在進行形やcanについてのあれこれを教えるのは、その次の段階です。 基礎・基本が固まれば、学校の授業もわかりやすくなってきます。やる気も起きるかも知れません。
家庭教師を(高校生を指導)していますが、やる気を出させる手段として 将来就きたい仕事を具体的に決めさせるのは効果があるそうです。 “その仕事に就くためには何が必要か”を逆説的に自覚させます。 小さな成功体験(本来小学校時代に体験するもの)をさせるのも手です。 やる気のない生徒には幾ら教えても学力が向上せず、 「先生、なんとかしてくださいよ」泣き付かれますけど 泣きたくなるのは僕の方で家庭における基本的な躾の重要さを痛感します。 しかし、中には根本的に勉強が嫌いな子もいますから、 適性を見極めるのも重要です。
- HANANOKEIJ
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「続見える学力、見えない学力」岸本裕史著、大月書店を読んでみて下さい。「中学生の勉強法」正、続、石井郁男著、子どもの未来社を読んでみて下さい。「中学生の心理がみえる」秋葉英則著、労働旬報社を読んでみて下さい。「かけがえのない、この自分」遠山啓著、太郎次郎社を読んでみて下さい。