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ステレオタイプについて
「女性は仕事ができない」 という言葉がありますが、 実際には女性の中にも仕事が出来る人もいれば、 男性の中に仕事が出来ない人もいますよね。 それなのに、このようなステレオタイプが 多くの女性が社会進出し、男性と共に働いている現代でも 根強く残っているのはなぜですか? ステレオタイプというものは、なかなか取り除けないものなのでしょうか?
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まだまだ江戸時代や明治時代の封建制の強かった時代の名残じゃないでしょうか。 漢字文化の影響もあるかと思います。 「嫁」という字は女が家に入ること。 これは理屈上問題ないとしてもやはり女からすると“?”な部分はありますよね。 「嫉妬」「嫌悪」「奸計」「姦通」 …まあ「好き」という字もありますが(これも何かしっくりしませんが)なぜか「女」という字が入っている漢字は悪い意味に使われることが多く偏見を感じるものが多いです。 文字からの刷り込みもあるかも知れませんよね。(^^;) 言葉狩りというのがあるけれど、このままの文字で採用し続けているというのもどうかと思います。(ここまで浸透していると不具合もあるのでしょうから、別に「変えろ!」とまでは言いませんが、やはり“?”です。男の人はどう思っているのか一度聞いてみたくはあります。) そのような封建制や男尊女卑の激しい国家から文化や制度を学んだという歴史も根強いのかな?と。 …当時はその方が国がまとめやすかったのでしょうかね。 統治者には抵抗無く受け入れられたのでしょうね。 別に日本ではなくとも、文字が誕生するほど進んでいた国家でも女という文字がそのように使われたのだから、やはり女性蔑視というのは人類が陥りやすい観念なのかと思います。 (誕生も出産も女の人の力が必要なのに女という字は出てきませんね。不思議です。) 女性は男性に比べて体力がないし、男からすると無駄口が多いなどとよく言われますしね。口ばっかりだという印象が男性の中にはあるのでしょうか。 ですが、女性や子供を思いやる国は福祉が発達しているのではないかと思ったりもします。そちらの方が文明が進んでいるのだと思います。 妊娠、出産は母親には心身共に大きな負担が掛かるのに、正常な場合は健康保険の適用外です。会社に産休制度があっても取るのが難しいのが現状です。また先ほどの「漢字を変えましょう!」という話も聞いたことがありません。 ステレオタイプというのは少なくとも先ほどの漢字が誕生した時代から存在し続けていると思います。なかなか取り除けないのでしょう。