“倫理観”って何ですか?
最近報道番組で、“倫理観”という言葉をよく耳にします。ホリエモンとか、証券会社のミスで突然20億円儲けた人々に対し、コメンテーターの方々は「倫理観がない」とよく言っています。同時に、「汗水たらして稼いでない」とも言ってます。
そこで疑問なんですが、“倫理観”って何ですか?「汗水たらして働かない」ことですか?
彼らは、汗水たらして働いていると思います。いろいろ考えて、前例のないことに対しても怖気づくことなくチャレンジし、毎日膨大な量の情報を収集し・・・と、けっこう常人にはできない、「汗水たらして」働き、その結果として、常人には稼げないほどの額を稼いでいると思います。
また、“倫理観”とは「自分のことだけ考えて、他人のことはどうでもいい」等、そういうことがいけないことである、というようなことであるとしたら、批判されるべき人は彼らだけではないと思います。彼らはやたらと“倫理観”がないと言われていますが、“倫理観”がない人は他にも大勢いると思います。
例えば、お金稼ぎ以外のことで、不倫とか詐欺とか・・そういえば耐震偽造事件の方はずいぶん進みが遅いですよね。不倫などは、誰かが傷ついているはずですが、これほど批判はされてませんよね。
それではそもそも“倫理観”とは何なんでしょう?お金に関わることに対してだけやたらと強調されてますが、これ以外のことに対しても平等に存在しないといけないと思うのですが・・。
うまく表現できなくてすいません。