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帰一の詳しい意味が知りたい。
お世話になります。 書道の雑誌で帰一と書いた掛け軸をよくみかけます。 他のカテゴリーで質問したら 帰一の由来は 「所帰者一也」<荀子・王覇編より> 〔所と帰の間にレ点が入る〕からきていて いろいろちがったものが一つになるという意味だそうです。 具体的にどういう意味なのか教えてください。 私は 勝手に 一に帰る つまり初心忘れずの 意味にとっていました。
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この帰一はひとによって意味がそれぞれと思います。 「初心忘れずの意味」はいいですけど、 「世界の色々は、全部ただ陰と陽の一組合だ」とわたしが理解しています。陰陽は、中国古代の哲学に重要の概念です。「陰陽は太極を生む、太極は両儀を生む、両儀は萬象を生む」という哲学の説がよく言われますよね。帰一は、萬象あるいは世界の色々を理解や把握したいとして、もともとの陰陽に遡っていいとの意味なのです。 ともに、「複雑の極みは最簡単に戻ってくるらしい」「世界は循環に、一から九まで、また一になってた」との意味もあります。実は、同じ哲学です。 日本語の不自信ものですが、この説明はいかがでしょうか。
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- syoukinnn
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何となくです。中国語でいえば、これは「玄」、また「玄妙」です。即ち、誰もはっきり言えない、ただ自分で。 ご理解とおり、いいものがわるいものになり、辛抱なら転機がくる。 さらに、 「柔らかいものが強いものに勝つ。」というのは中国人に誰も知っていますね。でも理解は人によって。 だとえば、アメリカの軍力が強いですが、安全でしょうか、テロに襲われたんだよね。中国古代哲学にとって、本当の強いものは敵がないものです、本物の無敵です。そして、柔らかくして、対抗の構えを捨て去って。その柔らかさは、強すぎか、弱すぎか、実は同じものです、「一」です、強いと弱いは陰と陽です。 胸を張って、自慢のひとは、自信より自卑ではないでしょうか。本当の実力者は、勝手に威張らないでしょう、何もわからないように見かけられます。それは「帰一」の奥義をよく知ってるひとだと思います。
お礼
再びの回答ありがとうございます。 具体的に説明していただいて さらによくイメージできました。 「柔らかいものが強いものに勝つ。」という言葉は魅力ですね。 柳と風のように しなやかで 強い風にも折れないといった感じなのでしょうか。 価値観も時代によって どんどん変わり 昔は良しとしたものが今では古いと評されたり むかしのものが 再び評されたりと何が良くて何が悪いのか 混乱しますが 陰と陽で考えると もとは一つという事なんでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 何となくですが イメージとして理解できました。 色々違った現象に見えるものも 陰と陽が微妙に混ざり合って起きていて 元は一つだという事でしょうか。 その事象が いろいろ変化していて 良くなったり悪くなったり循環していくとイメージしました。 自分自身にもあてはめてみると 性格の中に長所 短所があり 日常生活でいい方に出たり 悪い方にでたり いいと思ったものも場合によっては悪くなったり 又諦めずに辛抱していると又快方に向かったり いったいどうなっているのだろうと不思議に思ったりもします。 森羅万象がそうならば 自分自身にも起きているということでしょうね。 帰一とはスケールの大きい言葉だと改めて理解できました。