経済学 総需要曲線(AD曲線)の導出と右シフト
経済学の総需要曲線(AD曲線)の導出と右シフトについての質問です。
経済学のテキストで、総需要曲線(AD曲線)の導出方法の説明として、
「1)物価水準が低下したとする。
2)実質貨幣供給量は増加するので,LM 曲線は右下方にシフトする。
3)利子率が低下し、民間投資が増加する。
4)国民所得が増加する。
5)AD曲線が右下がりになる。」
とありました。
また、金融緩和政策によって、総需要曲線(AD曲線)が右シフトする説明として、
「金融緩和政策が行われると、LM曲線が右にシフトする。この場合、利子率が低下し民間投資が増加し、経済の総需要が増加する。その結果、AD曲線も右にシフトする。」
とありました。
なぜ前者ではAD曲線が右にシフトしないのに、後者ではAD曲線が右にシフトするのでしょうか。
なかなかイメージが伝わりづらいと思いますので、画像を添付します。
非常に基本的な質問なのですが、どうしてもすっきりしないので、ご回答よろしくお願いします。