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フルビッツの安定判別法

x^3+20x^2+9x+100=0 という式をフルビッツで安定判別したいのですがわかりません。 どなたか教えてください。

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noname#101087
noname#101087
回答No.5

>この例では、(2) のほうが手軽ですね。 > arg{P(iy)} = atan[{y(9-y^2)}/(100-20y^2)] >{y(9-y^2)}/(100-20y^2) の零点と極とが交互に現れるならば、Hurwitz-安定です。 これは、Hurwitz 行列の   H2 = |20 100| > 0      | 1  9 | の判定と等価です。 なお、   H3 = 100*H2 > 0   H1 = 20 > 0

その他の回答 (4)

noname#101199
noname#101199
回答No.4

再登場です☆ 四次多項式でも同じなのか?ということについて回答します。 その前に、ちょっと前回の回答に補足を加えて一般化します。 n次多項式D(s)=a[n]s^n + a[n-1]s^(n-1) + … + a[1]s + a[0] = 0 について、 "係数が全て正"という条件が成り立つもとでは、実はフルビッツ行列のk×k主座行列式は全て調べる必要がないことが知られています。まぁイコール0なので、全て負でも同じではありますが、説明の便宜上全て正とします。。ではどれを調べれるのかというと、 n=2kの時、奇数の行列式(H3,H5,…)が全部,正であること。 n=2k+1の時、偶数の行列式(H2,H4,…)が全部,正であること。 を調べればよいのです。(これが、安定性の必要十分条件) というわけで、フルビッツ安定判別法が簡略化できます。 まぁ知らなくても問題解けるので、前回は補足みたいな感じでチョロっと述べました。 さて、では4次多項式 D(s)=s^4+a[3]s^3+a[2]s^2+a[1]s+a[0]=0が安定となる(つまり、この解の全ての実部が負になる)条件を、上の結果を使って求めてみましょう。 まず、s^4の係数が正なので、とりあえずa[3],a[2],a[1],a[0]は正でなくてはなりません(これは、安定であるための必要条件にしかすぎません)。 ここで、フルビッツ行列を書きますと H= (a[3] a[1] 0   0) (1  a[2] a[0]  0) (0  a[3] a[1]  0) (0  1  a[2] a[0]) です。H2とかH4なんてみなくても H3= |a[3] a[1]  0| |1  a[2] a[0]| |0  a[3] a[1]| =a[1](a[3]a[2]-a[1])-a[0]a[3]^2>0 が成立しれいれば安定であるといえます。(もちろんa[0]~a[3]>0ですよ)

noname#101199
noname#101199
回答No.3

ここで、行列どう書いたらいいのかわかんないですが^^; とりあえずフルビッツ行列Hは↓のようにかけますよね。 (20,100, 0 ) (1 , 9 , 0 ) (0 , 20,100) これの主座小行列式が全て正であることを示せれば、安定です。必要十分条件なので、そうでなければ不安定です。 ということで、 H1=|20| H2=|20 100| |1 9| H3=|20 100 0 | |1 9 0 | |0 20 100| が全て正であることを示せれば安定です。 丸投げ禁止のようなので、あとはご自分で頑張ってください。 ちなみにですが、この問題では3次多項式の係数が全部正なので、実はH1,H3なんかみなくてもH2が正であるかいなかだけで、安定かどうかが判定できます。

kastera
質問者

お礼

すいません 4次多項式でも同じ様な計算になるのでしょうか?

noname#101087
noname#101087
回答No.2

訂正! -------------------------------- この例では、(2) のほうが手軽ですね。  arg{P(iy)} = atan[{y(9-y^2)}/(100-20y^2)] {y(9-y^2)}/(100-20y^2) の零点と極とが交互に現れるならば、Hurwitz-安定です。

kastera
質問者

お礼

参考意見ありがとうございました。 大変参考になりました。 もう一度がんばってみます。

noname#101087
noname#101087
回答No.1

複素平面で、  P(z) = z^3 + 20z^2 + 9z + 100 としましょうか。  (1) P(z) の零点が z-平面の左半分にあれば、Hurwitz-安定。  (2) 虚軸上での P(z) の偏角(arg) が単調増大の区間だけならば、Hurwitz-安定。 この例では、(2) のほうが手軽ですね。  arg{P(iy)} = atan[{y(9-y^2)}/(100-20y^2)] (100-20y^2)/{y(9-y^2)} の零点と極とが交互に現れるならば、Hurwitz-安定です。

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