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Q1住宅について
最近暖房用エネルギーを節約できるということでQ1住宅が注目されています。北海道で灯油による暖房設備を備えたQ1住宅を建てた場合は、暖房用の年間灯油消費量は半減し、700L程で済むそうです。(北海道の家庭における平均的な年間の暖房用灯油消費量は1400Lなので)しかし、Q1住宅を建てるには、暖房にストーブを使用しまた一般的な気密・断熱施工をした従来の家に比べると、集中暖房システム・熱交換機などの導入、高気密・高断熱化の施工などのために300万ほどコストアップになるそうです。また機器のメンテや更新にかかる費用もけっこうな額になります。これらのことを冷静に考えるてみると、仮に年間700Lの灯油が節約できるといっても、元をとるためには、今の灯油の値段をあてはめて計算すると60年以上かかることになります。確かにQ1住宅の快適さは想像できますし、非常に魅力を感じます。しかしいざQ1住宅を建てるとなると、コストのことを考えると悩むところです。Q1住宅の是非について教えていただきたく思います。
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marvel21 です。 何度もすみません 私は工学を専攻したので理論的なお話もできますが在来工法に関しては 理論的なお話が難しいです、世の中がまやかしに溢れているのでしょう でも、どのように専門的に考察しても私の思いはひとつに辿り着きます > 快適や利便性、効率性ばかりを求めるのではなく、 貴方の真意は理解しているつもりですが、誤解されている方も多いので 補足させてください 在来工法の家屋は、隙間風も少しはあったり、断熱材がないので寒いと 思われる方が多いのですが、総合して、そのようなことはありません 拙宅は土壁です、廊下の板の隙間からは地面が見えたりするのですが 夏は涼しく、冬は温かいのです 詳細に書いても、理解したくない方には難しいと思いますが、事実です 廊下があるので、好ましい形での断熱保温作用があるのでしょう 畳や(発砲スチロール等が入っててはダメです)襖や障子や無垢の材木 などが絶妙な作用をしています 太陽の南中高度は夏は高く冬は低いですが、廊下や軒によって 冬の日差しは部屋の奥まで届き、夏は廊下程度しか届きません その結果部屋の畳などへの太陽の熱の保温が、夏は少なく冬は多いです それによって、冬は部屋の中が暖かく保たれ、夏はその逆です 断熱すると、そのような家屋がとても多いので、ご経験があるかもしれ ませんが、押入れや室内に結露が生じます 防音断熱材はありませんが家に居ると豪雨でも気付かないほど静かです その他にも、切りが無いほど、沢山メリットばかりです 私がこのような人間ですから、周りにも同志はけっこういます こんな時代でも在来工法で家を建てることに情熱を注ぎ自分だけでなく 家族や親戚や親しい方のために家を一緒になって建てている方もいます 在来工法で建てられた家の建っている土地も素晴らしい土地が多いです 「取り付く島もない」の語源は、洪水に遭って流されたときに文字通り 流されてしまう、という意味ですが、農家でしたら、田んぼの中でも 一段高くなっていたり、丘のような場所に建っています 日差しを有効に活かし北風や風の動きを考慮して自然の恵みを最大限に 活用するような土地に建てられています 地面の勾配も自然勾配です、数十年しか持たないコンクリートの土留で 人口の土地を作った地面などには、建てません 傾斜地の団地などで既に上と下の土地の所有者間で、土留が危険になり 瑕疵担保請求や損害賠償などのトラブルも起きています 山間部等では日差しを遮るように山があったりして日当たりが悪そうに 見えたりしますが、好ましい建て方の家であれば、山の上部は落葉樹で 冬には枝だけになって、なんと日差しに影響なく山の稜線の上を太陽が 動いてゆきます 海の近くであれば海水の温度の安定さによって、夏は涼しく冬は温かい という自然環境があります 学問も、好ましく究めれば、辿り着く場所は同じだと思うのですが 現代は、なぜか、そうはなっていないことがとても残念です 私や私と似た考えの方は意外に大勢いますので、きっと貴方の周りにも いると思います、そしてそのような方達と協力と信頼で結ばれた棟梁も 居ると思います ぜひ快適さや利便性を求めてください、きっと答えが見つかると思います
- ultra1long
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少し気になる点がありますので、ご参考まで。 換気の必要性ですが、建材からのVOCだけの問題でなく、 ・家具や家財からの発散 ・人間の出す二酸化炭素など ・過剰水蒸気の排出 などからも必要です。 http://www010.upp.so-net.ne.jp/onhome/note/kanki.html 自然換気の場合、必要換気量を得るためには、相当大きな隙間を必要とします。 一方、風速がある、温度差の発生で、簡単に10倍くらいの換気量の変化をもたらします。 http://www010.upp.so-net.ne.jp/onhome/note/kanki_plan.html http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/85#BlogEntryExtend http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/200#BlogEntryExtend これを解決出来ない限り、自然換気だけに頼るということは、暖房エネルギーをザルから捨てるか、汚染空間で生活するかの二者択一にならざるを得ないでしょう。 (高気密住宅の場合、窓を開ければ、超低気密となり、住まい手がコントロール出来ます) 大きな地震があるたび耐震基準が引き上げられ後手にまわっているのと同様、換気装置の設置義務も後手にまわったものと言えるのではないでしょうか。 ただし、設置義務だけで測定義務はないため、換気量を確保できている保証は、何もありません。 建築関係者は、義務化されないと配慮を全くしないというのが実態でしょう。 また、日本と異なり先進諸国では、省エネ基準も義務化されているところがほとんどです。 http://t-ohshita.com/eco-house/standard/ このため、正しい知識・意識・配慮が全く無い建築士含めた建築関係者が非常に多いのではないでしょうか。 それから、無垢の内装などは嗜好面でとても良いものですが、自然素材だから体に良い、化学製品だから体に悪いとの考えは、危険かと思います。 花粉症や食べ物アレルギーをみれば分かりますが、それらは自然のものです。 また、アスベストも天然の鉱物繊維です。 住宅も含めて、自然素材や調湿効果といった言葉でのイメージ商法が非常に多い、また、そうしたイメージに騙される人も多いのが現実ではないでしょうか。
お礼
換気については、私が誤った認識をしていたかもしれません。教えていただいたサイトなどをみて勉強したいと思います。何回もアドバイスをいただきありがとうございました。
marvel21 です。お礼をありがとうございます 新しい年を前に貴重なお話ができるきっかけのご質問に感謝いたします 貴方のご質問に、より好ましくしたいと思いますので、追記いたします 私は家が2軒あり太平洋戦争前から建っています、酷い家だと言う方も いますが極めて快適な住環境です、実物を見ても酷いですから困ります 主な住まいは宮大工造りです、修繕や増改築は棟梁にお願いしています 最初に書きましたが、棟梁を探すのも大変な時代になりました、更には 棟梁も人によりますが工務店免許があっても設計しない場合が多いです 材料やお役所申請などが棟梁向きでないのと一番には需要が無いのです その結果建築士(日本古来の建築工法を大学で勉強出来なかった人)が CADを使って設計するので本来の工法では難しい環境になっています 勉強して明確に示さないと本当に人間の住む家は建てられない時代です 食料の大部分、エネルギー資源の殆ど全てを輸入に頼っている日本です 大恐慌を考えなくても、輸入は不安定で、それを踏まえるべきでしょう 私は貧乏人ですが2軒維持している理由は、農耕可能で湧水もあります 1軒は駅の傍でも井戸があります薪ストーブが有り最初書いた山小屋の ようです、薪の入手は意外に方法があり自給自足も可能にしています 私は棟梁を疾うの昔に絶滅を危惧をして敬意を持ちお付合いしています 農家との関係も大切にしています登山もしますがサバイバルの勉強だと 思っています、登山の装備や道具は日常もそのまま生活手段に成ります 「目から鱗が落ちる」と言いますが、価値観や視点を変えないと信じて 頂けない世界ですね、目からウロコも日本古来の言葉と思いがちですが 聖書の言葉です、日本は何処に往ったのでしょうね
お礼
年末の慌ただしい中、度重なるアドバイスありがとうございます。価値のある家にお住いになられているようですね。中途半端な家に住んでいる自分にとってはうらやましい限りです。古いものを大事にする心大事ですね。また、快適や利便性、効率性といったものを重要視する現代において貴方の生き方はすばらしいと思います。快適や利便性、効率性ばかりを求めるのではなく、自分自身が今後どのような社会になろうと逞しく生き延びていくためにも、あえてそれらから距離を置くという生き方を選択する勇気も必要かもしれません。こんなことを考える機会を与えていただきありがとうございました。
marvel21 です。 お礼をありがとうございます、とても嬉しいです 下記はご存知とは思いますが、恐縮ですが念のため補足させてください > 我々日本人は快適さを求めるあまり、日本の伝統や文化を捨ててきたという事実があります。 快適さだと思っていたものが、実は見せ掛けだけではないかと思います 健康に問題のある材料も使われているようですがそれを抑制はしないで 全室を強制的に喚起を義務付けるという法改正は何処か問題を感じます 集成材が無垢材より強度も耐久性もあるとは私はどうしても思えません 集成材に固める際に使う接着剤等の材料の成分は問題ないのでしょうか 木端状の小片を集めて柱状にしていますが小片の材料は何なのでしょう 快適そうなものはもしかしたら健康の阻害とセットなのかもしれません 耐用年数の短さはローン完済前に住宅の寿命が来て悲惨な事態に至って いる方もいるようです、結果的に二重ローン生活になっているようです ローンで仕事や生活を結果的に縛っていたりしている可能性もあります また今は快適だと感じていても一生を考えると、寒暖に対応の出来ない 軟弱な身体となって、不幸な人生になるかもしれません もっと長い眼で想いを巡らせてみますと、快適さのように思えることが 原因となって、環境ホルモンや環境破壊や人体の遺伝的な好ましくない 変化へとつながっていく可能性も、あるかもしれません 想像にすぎませんが、どう思われるかは其々の方の今と将来と子孫への 想いだと私は思います 将来や子孫まで考えなくても、今の自分だけ考えても、快適さと感じて いるものは実はいろいろな意味で罠のように私は感じています 私は炬燵だけの過去に戻るべきと狭小に言ってないのでご理解ください 広い視点で考え行動してこなかった付けが、今来ている気がしています
お礼
さらなるアドバイスありがとうございます。国はどこの業者も集成材など化学物質を多用することを黙認しながら、高気密化により室内の空気が汚れるので、強制換気を義務付けたという国の方針には私も大反対です。それよりも室内の建材をすべて無垢材などの自然で体に悪影響を及ぼさないものにし、換気は自然換気のままという方がずっと体に良いと思います。国は強制換気を義務付けるのではなく、自然素材を使用することを義務付けるべきだったと思います。この法改正の裏側にはたぶん政と業の利権にかかわる何かがあったことが推察できます。話はかわりますが、またチョット話が飛躍してしまいますが、たとえば国が進めてきた郵政民営化や構造改革、教員の免許更新制導入と今後の英語教育の強化などは、詳述しませんが、その裏側にはとんでもない事実が潜んでいるのです。家に関すことだけでなく、私たちは国のやることをそのまま信じてはいけませんね。あらためてこのようなことを考えるきっかけをつくっていただき、そういう意味でもありがとうございました。
- ultra1long
- ベストアンサー率49% (341/688)
いくつかの点を考慮して、落としどころ(イニシャルコスト、住みごこち、ランニングコスト)を見い出すのが良いのではないでしょうか。 http://unohideoblog.seesaa.net/article/63443196.html 次の「9.Q1.0住宅の技術」によれば、次世代省エネ基準より坪1~2万円という意見もあるようです。 http://www.kenkocho.co.jp/pdf/137_09kn.pdf まず、1つは、灯油価格です。 現在、反落しましたが、20年後、30年後に現在の価格が維持されるか、あるいは、安いという保証は何もありません。 昨年の最高値を数倍という価格になることも否定は出来ません。 2つは、住み心地です。 断熱性能は、暖房コストだけでなく、住み心地に大きく影響します。 (暖房能力が小さく済むコストダウン部分も考慮すべきでしょう) 実際に住んでいる方に、直接、意見を聞いてみることをお勧めします。 http://www.iesu.co.jp/housingstudy/discussion/index2.html 古いですが、R-2000住宅の方です。 http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/2004_1_5/16-1-5_2.htm 断熱不足で後悔している人は非常に多いですが、過ぎて困っている人は聞いたことはありません。 当方、南関東でQ値1.3W/m2Kほどの家に住んでいますが、十分かと聞かれれば、そうでもありません。特にサッシ(Low-Eアルゴンペア木製)の断熱性能がもっと欲しいです。 それから、暖房の熱源は、北海道でしたら、地中熱ヒートポンプが良いと考えます。 http://nabe72.txt-nifty.com/blog/2008/02/post_e33f.html ついでながら、伝統工法と異なり、現在の軸組みは、非常に歴史の浅いものです。 これは、「木造建築を見直す」といった本などを読んでも分かると思います。 「次の6.木造建築」を参照ください。 http://shade-factory.net/scraps/2006/03/2-1.html http://t-ohshita.com/2006/05/20060519-0600.html 耐震性の不足や中途半端な気密断熱だったことなども原因でしょうが、日本の住宅寿命は20数年という実績しか残せていません。
お礼
最初の方とまた違った立場からのアドバイスをいただきましたが、物事を多角的にとらえることの重要性について教えていただきありがとうございました。また参考になるサイトについてもご紹介いただきありがとうございました。実際に高断熱住宅に住んでいらっしゃるということで説得力がありますね。それから確かに灯油の今後の価格は気になります。石油はあと40年ほどで枯渇するという話もありますので、そのへんも考えていかなければいけませんね。両方向から物事をとらえ、そして着地点を見出していく必要があると思いました。本当にありがとうございました。
- KAZU1962
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確かに良いものは残し使っていくべきだとは思いますが。 いまの標準的な性能の家でしたら、家の中で温度差が出て結露の可能性があります。家を傷めます、カビが出て健康にも悪いです。(昔のような隙間風の家だったら結露は皆無かもしれませんが。) それにヒートショックで冬場は非常に危険でしょう。夏だって暑い。 個人的な好みで「冬は寒く夏は暑いのがいい」という方はそれでいいかもしれませんが、一般的はやはり夏も冬も快適に過ごしたいでしょう。 暑くて寒い家はやっぱり辛いです。ちぢこまって暮らすより、快適な家の方が行動的にもなりますし健康にも精神的にもいいと思います。 今は昔と違います。安価で快適なものが手に入れられます。利用できるものは適切に利用すべきでしょう。 但し、行き過ぎたものはよくないと思います。余りにも過剰な設備機能なもの。「便利」「省エネ」「エコ」を大義名分に、メーカーが過剰なものを消費者に押付けてると思ったりします。これは何も家に限ったことではなく、家電・車等など様々なものに当てはまります。 Q1というのは過剰な気がします。確かに快適ではあるのでしょうが、コスト(イニシャル・ランニング)などの面で本当にメリットがあるのか。それに見合う快適と省エネがあるのか。 やはり買う側がよく勉強して判断しなくてはならないんでしょうね。 メーカー主導で押付けられてはいけません。見極める目が必要です。 貴方の住む地域の気候、家族構成、生活の仕方、冷暖房の方法、ランニングコスト・イニシャルコスト等々、総合的に判断して判断しなければならないでしょう。その結果がQ1になるかもしれないしQ1より1段2段下のものが適切になるかもしれません。
お礼
たいへんごもっともな意見だと思います。アドバイスいただきありがとうございました。やはり重要なのはおっしゃる通り、費用対効果ですね。私の住む地域の特性などを踏まえ、一番無駄がなく、そして理想的な落とし所を見つけられるよう勉強していきたいと思います。ありがとうございました。
Q1住宅、私は反対です それ以前に、現在の工法のほとんどすべてに、反対です 世界中の国々をご覧になってください、足を運ばなくてもネットや方法 はあると思います それぞれの国や、地方で、気候も風土も環境も生活の仕方も違います 日本では「木造軸組工法」で建てられてきました これは、現在でも、古い町並みや農家などで、実際に見られますが 100年以上、数百年を経て、これからもメンテナンスをすればずっと 住める家です ところが戦後日本が選んだ道は、それを捨て去っているように思います 棟梁を探すのも、難しい時代になってしまいました 大学の建築学科では、なぜ日本古来の在来工法の勉強を全くしないのか 不思議以上です、故意なのかとさせ勘ぐってしまいます 私は登山もしますが、山小屋は在来工法がほとんどですが達磨ストーブ 1台で、大きな山小屋でさえ、温かいです 家庭でも家中を暖めよう(冷やそう)としますが、間違いだと思います 昔なら囲炉裏が便利だったのでしょう、今ならコタツでしょうか あとは、部屋着も工夫されてはいかがでしょう 私は今もそうですが、ダウンやボアの上下を重ね着して暖房は無しです 世界恐慌の時代になって、輸入も止まれば、サバイバルとして生活を 考える必要があると思います 大袈裟に考えなくても生活や人生はサバイバルだと思います それには、衣食住の環境を、日頃から整える必要があると思います Q1住宅やプレハブ住宅やコンクリート建造物は、私は避けたいです 長くも書けませんので、下記をご参考にされてください http://okwave.jp/qa4343315.html 「うまい話」には裏がある場合が多いです 「歴史と伝統や文化」を蔑ろにするのは問題であり、裏がありそうです 貴方ご自身が納得されて、何事もお進めになられることをお勧めします
お礼
早速のご回答ありがとうございました。確かにあなたのおっしゃるとおりだと思います。我々日本人は快適さを求めるあまり、日本の伝統や文化を捨ててきたという事実があります。それはいけないことですよね。また、冷静に考えると、過剰な設備投資は業者の利益につながるものでもありますので、業者の言うことを鵜呑みにしてはいけませんね。うまい話の裏について気づくことができました。アドバイス本当にありがとうございました。家造りの参考にさせていただきます。
お礼
何回もアドバイスをいただきありがとうございます。今回の質問に対して何人もの方々から意見をいただきました。中には貴方と正反対の考え方をしている方もいました。しかし、どのアドバイスも論理的で納得できるものでした。見ず知らずの多くの方々から、貴重な時間を割いてアドバイスを寄せていただいたことに心から感謝すると同時に、大変ありがたいことだと思っています。それで、私はいろいろなアドバイスをいただいたことをきっかけに、自分なりにあれこれと調べたり、考えてみました。その結果、どちらの考え方や情報も間違ってはいないのですが、私はあなたの考え方にひかれましたし、また生き方に共感を覚えました。そして私は、我々は快適性を求めるあまり、多くのものを失ってきたという事実を知ることができましたし、また快適性の裏側に潜む落とし穴についても気づくことができました。具体的なことを挙げていけばきりがないので、ひとつだけ挙げさせていただきます。たとえば、地球温暖化の勢いを少しでも緩和するということで、Q1住宅を推進している業者の中にはオール電化住宅を勧める業者があります。でもこのオール電化住宅はさまざまな問題があるようです。まずは、電気は発電してもロスが大きく結果的にはCO2を多く排出してしまうこと。また、同時に原子力発電の推進に加担をしてしまうこと。ですからオール電化は百害あって一利なしです。(理由の詳細については省略させていただきます)オール電化住宅はCO2を出さないなどという表面的な情報に騙されてはいけないということです。Q1住宅を推進する業者が、所謂バイオマス燃料を暖房とする薪ストーブや、ペレットストーブを標準仕様にするならば多少は信じることができるかもしれせんがね。もちろんそんな所はありません。人間は何かをえ得れば必ず何かを失うものです。快適性を求めるあまり失ってしまったものの価値の大きさを忘れてはいけません。また、無視をしてもいけません。何事もバランスが大事です。世の中には羊頭狗肉的な情報が溢れています。家に関する情報に限らず、そんな情報に踊らされることなく、本当に正しいことは何なのかを慎重に判断し、生活していかなければだめですね。こんなこと考えたり、また情報の裏側の真実の一部を垣間見ることができたのもあなたのおかげです。本当にありがとうございました。