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日本の科学の報道について

私は海外で生活したことはないのでわかりませんが、日本の科学の報道(主にテレビ)は極めて貧しいと思います。 先日、4人の(3人)日本人の方がノーベル賞を受賞されました。私は、こういう時こそ一般の人にはなじみのない科学の世界について理解してもらうチャンスだと思います。しかし、NHKを除く放送局では、下村さんが家族総出でクラゲを捕っていたことや益川さんが英語が嫌いな話とか南部さんの国籍の話をするばかりで、肝心の評価された研究の重要性を伝えていなかったと思います。 なぜ、GFPが重要なのか、どのように使われているのか 対象性の破れとはどのようなもので、なぜそれが重要なのか(私もよくわかっていませんorz) ということをほとんどの人は知らないと思います。また、例えば今年のノーベル医学・生理学賞が何であったかということもほとんどの人は知らないと思います。 そんなことをやっても視聴率が取れないからと言ったらそれまでですが、取り上げるならせめてもうちょっと研究の意義について解説してもいいんじゃないかと思います。特に、昨今の日本では理系離れが心配されているのですから、こういう時に、科学の世界を伝えて興味を持ってもらうべきだと思います。 問題提起のようになってしまいましたが、 ・日本の科学報道は他国と比べて貧しいものではないのか? ・日本の科学報道をもっと充実させるべきではないですか? の2点について主に答えていただけるとありがたいです よろしくお願いします。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

>日本の科学報道は他国と比べて貧しいものではないのか? 他の国もどっこいどっこいです。 国防費関係の政府(と防衛産業)の宣伝以外には、直ぐに金にならないものは「文化国家のアクセサリー」であって、その傾向は二十世紀初頭から全く変わっていません。 >日本の科学報道をもっと充実させるべきではないですか? 仕方がないので、NHK、BBC、米国教育放送(名前を忘れました)などがお金を出し合ってドキュメンタリーなどを作っています。 昨年だったか三部作の「巨大ハリケーン」などを放送しましたが、やはり「基礎理論」は「絵にならない」ので敬遠され気味です。 悲しいけれど「基礎理論」に日常が振り回されるよりも「まだマシ」かも。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >他の国もどっこいどっこいです。 なるほど、やはりどこの国でも結局金にならなそうなのはやらないんですね ドキュメンタリーまで作らなくてもいいですけど、もうちょっと基礎理論に触れてもいいと思いますが(どうせ取り上げるんなら)

その他の回答 (7)

  • likipon
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回答No.8

一般の記事のうちでは, 記者側に技術に対する知識が無いのが原因かもしれません. 内情を知っている分野の記事を見ることがありますが, 基本的に取材先の言ったことをそのまま記事にしているようです. しかも何も手を加えずにまるごとコピーなら良いのですが, 実際には記者さんが適当に丸めて書くため, 情報が欠落してウソ記事になったりします. 先日, 新聞に (かなり限定的な条件付きでは) 日本初の某タイプのロボットに関する記事がありました. 記事中では条件抜きで "日本初" の某ロボットと書いてありました・・・・ 今まで日本でも散々開発されている分野だし, それこそニュースにだって何度もなってるのに・・・ マスコミに知識も興味も無いことをちゃんとやれ, というのが無理なのかもしれません =P 報道側にもっと専門家が必要なのでは? と思うのですが・・・

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます >しかも何も手を加えずにまるごとコピーなら良いのですが,実際には記者さんが適当に丸めて書くため, 情報が欠落してウソ記事になったりします. そういう問題もありますよね、誤解を与えるような報道ばっかりで残念な限りです

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.7

再度 #3 tanceです。 DRAM(記憶保持動作が必要な随時読み出し書き込みメモリー)って いつまで経っても妙な日本語訳つきで報道されていますが、一方、 「日本株ADRは買い優勢で・・・業種別S&Pは・・・オンラインで24時間 取引が行える貴金属CFDが・・・」 これらの略語は解説なしです。これらは経済金融ニュースなので あたりまえなのかもしれませんが、「DRAM」は「ナスダック」くらい に相当するのではないでしょうか。(NASDAQの日本語訳は報道にはまず 付きません) 文明にしても文化にしても「文」がつき、昔は文部省と言っていました。 もともと文系が主だったのです。いまでこそ文部科学省ですが、科学は 新しいのでまだ一人前と思われていないのかもしれません。(ちょっと 皮肉が過ぎましたでしょうか)

owata-www
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます >科学は新しいのでまだ一人前と思われていないのかもしれません。 確かにそういう点もあるのかもしれませんね… 悲しいですが

noname#74145
noname#74145
回答No.6

まったく同感です。 今回のノーベル賞を見ると研究者の素晴らしさとテレビ局の低俗さを際立って感じますね。 実は先日こんな事がありました、知り合いの奥さんが私に「○○さん、ノーベル賞の小林さんて・・」と言い始めた時オ!主婦でも研究内容に関心が有るのだな、と思ったのですがその方「小林さんて再婚なんですってね、通りで奥さんもお子さんもお若いと思ったわ」 と言うお言葉、ガクッと来ましたね。 これなど典型的な低俗テレビ番組の影響でしょうか。 あれほど素晴らしい研究内容をまったく報道せず一タレントにまで落とし連日バラエティ番組化して放送する、局の無能さを際立って感じられる出来事です。 視聴者が求めないから報道しないと言いますがそんな事を続けていればネット時代の現在テレビ報道なんて完全に見向きもされなくなる日もそう遠くないでしょうね。テレビは自分で首を絞めています。 建設的な考えの持ち主は情報源としてのテレビなど相手にしなくなりつつありますのでテレビ局=通販のツール、となる日は近いでしょう。 >日本の科学報道は他国と比べて貧しいものではないのか? 他国と比較した事はないので分かりませんがテレビに関しては情けない限りです。 >日本の科学報道をもっと充実させるべきではないですか? まったく同感でテレビ局は社会の木鐸を自認したいなら更なる努力をするべきと思います。 NHKこそは対象年齢ごとの番組を作り積極的に放送するべきなのにその姿勢も見えません。まるで科学報道から目を背けるような姿勢は問題大有りかと思います。視聴率の絶対数字よりも一部の視聴者を唸らせるような番組を作ることはNHKなら出来る事だと思いますね。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます >あれほど素晴らしい研究内容をまったく報道せず一タレントにまで落とし連日バラエティ番組化して放送する、局の無能さを際立って感じられる出来事です。 そうなんです!ここを私は言いたかったんですよね、バラエティ的に報道するのはいいんですが、その1/5ぐらいでいいから解説を加えるだけでいいと思うんですが…

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.5

理系離れなんていいますが離れたわけでは無くてもともとくっついていなかっただけです 報道よりも何よりも派手で面白い娯楽に目を奪われがちな人間の特性だと思います ノーベル賞に限らず科学面の報道は報道機関の役割じゃないと思います 彼らは衆目を集めた物が勝ちの世界の住民ですから ノーベル賞だって相当に差別的な選考をしていると思います メンデレーエフが受賞しなかったのがその証だと思います 最近でもそいうことがありました

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >ノーベル賞に限らず科学面の報道は報道機関の役割じゃないと思います そこまでではなくても、軽く解説を加えるだけでいいと思うんですけどね… なぜ、あそこまで何も解説しないのかが理解できません。 >ノーベル賞だって相当に差別的な選考をしていると思います メンデレーエフが受賞しなかったのがその証だと思います 最近でもそいうことがありました それは、私も知っています… 今回のGFPも多少問題ありですしね

  • eroermine
  • ベストアンサー率18% (83/444)
回答No.4

まずノーベル賞ですが既に役割を終えてるような。 だいたい何十年も前の発見を、しかも生存者のみとりあげてどうしようというのか。 ノーベル経済学賞受賞者が顧問をした会社は軒並み倒産だとか。 「理系ばなれ」を「心配」している層は、安月給で使える「理系」が減ることを心配しているわけで、彼らの希望を叶えることが正当なのか。 まあ科学啓蒙をしたかったら自分のホームページでやればいいことです。 マスコミの連中には何も分からない。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >ノーベル賞ですが既に役割を終えてるような。 そうですね、私もノーベル賞は政治色が強すぎて好きではないんですが、ここまで大きな賞ではないと一般的には興味すらもたれないんですよね >「理系ばなれ」を「心配」している層は、安月給で使える「理系」が減ることを心配しているわけで、彼らの希望を叶えることが正当なのか。 確かに… そういう側面はありますね

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.3

日本の科学報道は貧しいというより悪意を感じることさえあります。 H-IIAロケットが台風で何回か打ち上げ延期になったときに新聞の 見出しは「H-IIA また打ち上げ延期」となっていましたが、ちょうど 同じ頃アメリカのスペースシャトルも幾つかのトラブルが見つかり 打ち上げが延期になっていました。その報道は「スペースシャトル 打ち上げ○日に延期」というものでした。 方やトラブルで延期、一方は台風で延期ですが、「また延期」という 見出しには悪意を感じませんか?考えすぎでしょうか。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます >日本の科学報道は貧しいというより悪意を感じることさえあります。 確かに… 特に回答の内容を見る限り悪意を感じますね

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.2

同感です。ただし、報道が貧しいというよりも、平成に入ってから特に顕著になったのですが、国民の興味が科学にないんです。 ニュートンやブルーバックスが今に生き残っていますが、戦後直後から高度成長期には、科学雑誌、新書、文庫が次々と誕生した時代がありました。子ども向けには、学研の科学、今は変質していますが、ジャンプやマガジンなども元は科学啓蒙の学習誌を志していました。一般科学の啓蒙誌の他にも、工学系や天文系など、ジャンル別、趣味別の雑誌も複数社から出ていて、競っていました。 秋葉原は電子工作のための部品を売る店であふれていましたし、各家庭にはいくつかは子どもが自作した電子機器(インターホンとかラジオとかですね)があったものです。 今は、幼児向けの雑誌と、大人向けのムックがあるくらいで、かろうじて生き残っているニュートンやブルーバックスもいつなくなっても不思議ではない状況です。 ・日本の科学報道は他国と比べて貧しいものではないのか? そう思います。少なくとも啓蒙目的で科学エッセイを書く学者さん、作家さんで、著名な人がいなくなってしまったように思います。 見た目の興味を引くだけなら手品師と変わりません。「先端の科学」を「例」を交えずに真っ向から解説できる人がいなくなってしまったんです。 かつて、ニュースステーションの久米宏さんは、科学関係の報道で、「自分には分からないから」とコメントしませんでしたが、多分、報道現場の現状って、今でもこういう感じなのでは? 朝日新聞の科学記事に正しいモノがない、というのも当時話題になっていましたし。 科学が分かる人が報道側にいなければ、報道出来るわけがありませんし、常に国民が興味を持っている状況でないと、そういう人材自身が育ちません。 ・日本の科学報道をもっと充実させるべきではないですか? いいえ。基礎知識が国民の中になくなってしまった関係で、報道したくても出来ない状況になっているんだと思います。「報道」ではなく、出版を含めたメディア文化そのものが、もっと科学にシフトしないと、詳しく報道したくても出来ません。30分程度の「報道」番組で分かったように思わせることをよいこととは思えません。 その意味では、今回のノーベル賞を受けて、それをきちんと解説をしようというムックがいくつか発売されたのは、すばらしいことだと思われませんか? ただ、子ども向けの本も出てほしいな、とは思うのですが。 教養文庫など、科学に強いモノがどんどんと廃刊に追い込まれて、今の子どもたちは不幸だなぁと思います。

owata-www
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >平成に入ってから特に顕著になったのですが、国民の興味が科学にないんです。 この興味の喪失を生み出したのが、報道だと思うんですが… 多く報道すればその分一般の人に興味をもたれると思いますが(例えばの話、大して芸のない芸能人でも、プロモーション活動をやってれば知名度は上がります 流行り廃りはありますが) >科学が分かる人が報道側にいなければ、報道出来るわけがありませんし 本当にそう思いますね、解説があってもほとんど残念な説明しかありません(時に誤ったものも) 報道側には科学を理解している人はほとんどいない気もします。 >30分程度の「報道」番組で分かったように思わせることをよいこととは思えません。 なぜそう思いますか?私は、詳しい解説よりもまず、分かりやすい解説だと思います。GFPとかも、どのように使われていて、それがどのように科学の発展に寄与したかを簡単に説明するだけでいいと思いますが(まあ、確かに難しい気もしますが…) 物理についてはわかりませんorz