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パリティ非保存とはノーベル賞の為に有名になったのですか
パリティ非保存とはノーベル賞の為に有名になったのですか 科学史についての質問です。 1957年に発見されたパリティ対称性の破れとは、楊振寧と李政道が非常に早くノーベル賞を受賞したから有名になったのでしょうか。 それとも、逆に、パリティ対称性の破れが有名になったから、楊振寧と李政道が非常に早くノーベル賞を受賞したのでしょうか。 パリティ対称性の破れとは、ノーベル賞のために有名になったのか、それともノーベル賞など無くても、もともとパリティ対称性の破れとは有名になったのでしょうか。
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もちろん、パリティ対称性の非保存が話題になっていたから、楊振寧と李政道がノーベル賞を受賞したのです。
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- bttf2003
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回答No.1
1950年前後での宇宙線の観測で、τ粒子(現在のτレプトンとは、別の粒子)とθ粒子が発見されたが、τ粒子は3個のπ中間子に崩壊し、θ粒子は2個のπ中間子に崩壊するにも関わらず、2つの粒子の質量・電荷・スピン・寿命はほとんど同じで、「τ-θの謎」と呼ばれていた。 この謎を解決したのが楊振寧と李政道で、弱い相互作用では「パリティ対称性は非保存」を証明した。 呉武雄らの共同研究者と極低温に冷却したコバルト60をスピンを整列させておいて、磁場の中でβ崩壊させた。 Co(60)→Ni(60)+e+ν~(e) (ν~(e):反電子ニュートリノ) 結果はご存知だと思いますが、電子はコバルトのスピンの向きと逆方向に多く出ることがわかりました。
質問者
お礼
それで?? 私の質問に対するご回答はどこにあるのですか?
お礼
ご回答ありがとうございました。