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石油の製油の地理的条件について
日本の製油所を見ると、著しく本州に偏っているように思えます。かねてよりガソリン高騰で、日本の製油について調べてみました。 私は、鹿児島ですが、鹿児島はタンクローリーの運送コストからでしょうか、九州の北部よりもガソリンは高いです。錦江湾に石油備蓄基地はありますが、製油所は聞いたことがありません。 日本は中東からのタンカーによる石油の輸入が多く、鹿児島のガソリンは、関東・関西の製油所を経由しているのではないでしょうか。これは、国家レベルで考えたとき著しいコストイの無駄を生じていると考えられます。 タンカーやタンクローリーの運送コストを考えると、南九州に精油所があるのがベストと考えます。もちろん日本南部の消費量に関してです。 ネットで調べると、九州には九州石油の製油所が大分にあるのみです。 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000033651 http://www.paj.gr.jp/statis/excel/paj-8.xls 国家運営のレベルで納得がいきません。 もちろん、化学技術的な問題もあるのかもしれません。 詳しい方、説明願えませんか。よろしくお願いします。
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- trajaa
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精油所って民間企業が運営しているのでは? 国家レベルで考えろと言われても、民間企業が判断したことですからねぇ。 原油備蓄は国家プロジェクトですから、政治家の云々とか地元自治体の誘致とかの結果でしょうけど・・・・ 精油所が本州に偏っている -> ガソリン高騰 は短絡しすぎでは? 例えば、少ない需要しか見込めない地域に小規模な精油所をポコポコ作ったところで、精製品の輸送コストは下がっても 精油所の稼働コストとかトータルで考えたら結局は割高なんじゃないのかな? 石油元売りが再編統合されたのは、小規模な精製設備を多数抱えることで設備の更新や精製コストの削減が 見込めないのも一因じゃなかったのでしょうか?
消費地に近い所で精製から製品まで一貫生産する方が「エネルギー利得」が大きいとはお思いになりませんか? 九州南部に市場があるでしょうか? 製品、例えばポリエチレンはペレットで運搬されます。原油の運搬は液体です。単純に計算するとペレットの「見かけの密度」は液体の「半分」しかありません。またペレットは固体ですので液体より移動に「手間暇」がかかります。ですので消費地に近い所まで液体の原油で運び、消費地に近い所で製品にするのが低コストになります。 その他、積み換え、成分ごとの運搬、中間産品の集積、C重油の「発電」への利用など、九州南部には何のメリットも見いだせません。
補足
すみません。質問に不備がありました。 私の言っているベストと言うのは、全国家的規模ではなく、南九州あるいは全九州を考えた場合です。人口や産業が1割強あればそれに見合った精油所があってもおかしくないと思うのですが。 出光興産など関東や関西からタンクローリーで運搬するのでしょうか。