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製油所の燃料
すっごくおおざっぱに言うと、製油所って原油を真空釜の中で外から温めてるわけですが、この温める燃料ってやっぱその製油所で精製された油なんでしょうか? 適切なカテゴリーがないですね(´・ω・`) 石炭ガス化発電所の場合は水素ガス作る外部エネルギーも燃料とおなじ石炭?
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noname#252332
回答No.1
ある製油所の例ですが、生成された燃料も使うし、製油所全体で使う蒸気等を製造する部署では原料でなくエネルギのためだけに石炭を購入して燃やしてもいます。最も熱心に使い切る燃料はプロセスから出た可燃性排気ガスです。 映画の中の中東の製油所なんかの描写で煙突から炎が出ているのがありますが煙突ではなくフレアスタックです。プロセスから出た可燃性廃棄ガスを安全無害に燃やす装置で、昔は映画のように常に炎を出していましたが現在ではこの熱エネルギを徹底的に活用するために生産のための燃料に使っています。定常運転では可燃性廃棄ガスを燃料に使うので炎は出ませんが、生産を立ち上げて反応が安定するまでに捨てなければならない原料を燃やしたり、また1年に一度の定期修理(SDM)や、地震等による自動シャットダウンで製造を止めるプロセスで捨てなければならない原料を燃やす時に炎が上がります。東北大震災の時京葉工業地帯を飛んだ報道ヘリコプターが、煙突から火が出ていると騒ぎましたが、地震を検知したプラントが自動的に停止するためにプロセス内の原料を大量に捨てたためにいつもは火が見えないフレアスタックに炎が大きく上がりました。あの時、夜空が赤いと騒がれたのも工業地帯のプラントのフレアスタックが一斉に大きな炎を上げたのが遠方から見えたのが原因でした。これは定期修理がある春先の京葉工業地帯の名物でもあります。雑談でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 製油所ではオフガスが燃料として使われるはいかにも教科書的な回答ですし当然間違ってはいないのですが、オフガスといえどもメタン以外はエチレンプラントにLPガスにと回収される商品ですし、そんな莫大なエネルギー残されたガスだけでは賄えないだろうと思いつつも、どうにも製油所が石炭だか木炭だかを輸入するシーンが想像つきませんでした。 普通に石炭使うんですね。