- ベストアンサー
“たかが電気”発言から考える - 音楽アーティストの言葉に込められる意味
- 著名な音楽アーティストの方による発言内容を知った直後、天を見上げてため息するしかありませんでした。
- 音楽の才能を収入に変えることができたのは、電気で稼働する放送手段、電気で稼働する録音再生手段、電気で大量生産される録音媒体や包装パッケージ類、こんなものが揃っていたからなんです。
- 昭和16年の大日本帝国が戦争突入を選択せざるを得なかった理由は、“たかが石油”でした。戦後の日本が原子力発電の開発に邁進してきたのは、“たかが石油”に国の運命を左右されないようにすることが狙いです。
- みんなの回答 (18)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は「たかが電気」大いに納得ですね。 原発事故は私たちにどう生きるべきかを強烈に迫ってきました。 原発がなければ経済発展が・・・。何よりも経済が大切だ!それには電気が欠かせない!原発必要派は、このような脅迫観念にとらわれているのではないかと。 でも、別に電気がなくたってどうにかなりますよ。100年前、200年前電気はありませんでしたが、幸せな生活を送ることは十分可能でしたよ。今は100年前、200年前より豊かですか?じゃあ不幸な人はいないんですね! ・・・そんなことはないですよね。 だから「たかが電気」なんです。 70~80年前、「たかが石油」と考えることができなかったために、大変な惨事となりました。「たかが電気」と考えられないと、また同じようなことになりますよ。 新興国や途上国は、いわゆる経済発展をとげてきます。そうすると、欧米や日本が、新興国や途上国から搾取して成り立っている現在の世界が成り立たなくなります。地球は70億人を支えられなくなるでしょう。今ここで考え方を変えないと、70~80年前よりさらに大変な惨事になります。 原子力の開発が、技術立国のものさしなんですか?誰がそんなこと決めたんです?科学技術はありとあらゆる分野があります。原子力はほんの一部に過ぎません。 もう経済が電気が原子力が人間を幸せにするという幻想を脱出すべきです。そうしないと繰り返しになりますが、更なる惨事を生み出すことになります。
その他の回答 (17)
- sync-mag
- ベストアンサー率57% (98/171)
No.4です。ご丁寧な補足とお礼をいただき、ありがとうございます。 ここは議論の場ではないと承知しておりますが、気になりましたのでもう一回失礼します。 補足で訂正されている、 >〔“完全な開発中止”へとつながるかもしれない、または、見做されるかもしれない、社会的な状況の変化〕 →は理解いたしました。たしかに原発賛成派にはこう主張される方がいますね。 しかし、わたしはただちにそれが「技術立国を放棄すること」に直結するとは思いません。方向が変わったとは見なされると思いますが。 むしろ、再生可能エネルギーの分野ですでに中国の後塵を拝している現状を見すごすことこそ、「技術立国」の放棄と受けとられるのではないかと心配しています。 別の方へのお礼の中にあった、 >「赤っぽい」あるいは「左派」といわれる方々の目標は、〔(1) 先人が築き上げてきた秩序を根幹から破壊する / (2) 権力を獲得したならその権力を手放さないため最善の努力を惜しまない〕、この2点に尽きるでしょうね。獲得した権力で何をするか、これは大した問題でないらしいことに、多くの方が気づいてきただろうと思われます。 →という説明は目下の問題に対して、あまりにも大ざっぱすぎる一般論です。 日本で左翼が権力を握ったことなどありませんから、率直に申し上げれば根拠のない揣摩憶測にすぎません。 現在、原発政策に反対を唱えている人たちに「左翼」が目立つのはたしかと思いますが、反対派が主張していることは万全の安全対策とか信頼できるエネルギー政策であって、左翼の理論とは関係ありません。 それどころか福島第一周辺のだれも住めない町の様子を見るにつけ、戦後これほど徹底的に「先人の秩序を破壊」した例はないと思うのです。これは左翼の仕業なのですか? 原発賛成派の方はエネルギー政策を論じるのに政治党派を問題にすることがよくありますが、まったく不毛だと感じます。質問者様が本心からこれを信じているのなら、反対派の言い分を聞く気はないと宣言しているのに等しいのですから。 電気事業にたずさわってきたとのことですが、ならば「たかが電気」発言に憤りをおぼえたのは当然と思います。しかし、対象を広げすぎです。
お礼
ご回答ありがとうございます。また、御心をお騒がせして申し訳ありませんでした。 私の関わった“電気”は、“強電・電力系”とは異なる“弱電・情報通信系”です。このため、発電所に関して口も手も出すべき立場にはありません。だから、匿名でネットに書いてみました。 けれど、主観的な憶測の含まれる不正確な文章では、どうしても話が噛み合わなくなってしまうことが実感されました。今後は、可能な限り正確・客観的なことのみを記すように心掛けたい、と思います。
- kawasemi60
- ベストアンサー率17% (119/676)
たかが音楽家にエネルギーも電気も理解は出来ない。 全ての原発を作り変えれば良いだけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 “理解”は期待しませんが、“配慮or気遣い”は期待したかったです。
- reflector
- ベストアンサー率7% (37/491)
これだけ >欧米諸国は落胆し、西方の隣国は狂喜し、優秀な日本人技術者たちは意気消沈して海外に能力活用の場を求めるのではないでしょうか。 優秀ですか? それにしては、「国際熱核融合実験炉 ITER」なるエネルギー保存の法則を無視した如何わしいものまで着手し血税を我が物と着服しようとする愚か者の集合体でしょうか。 馬鹿と何とかは、紙一重。 優秀な日本人技術者たちは、中国や朝鮮半島でどのような技術を発信するのでしょう。 将来ドン詰まりの原子力発電(核共鳴)、将来性が見えています。 原子力発電所を廃炉に持っていくための技術革新しか、彼らに存続する道は残っておりません。 例えば、永久凍土で覆われるフランスの原子力発電所や福島第一など。
お礼
ご回答ありがとうございます。 でも、苦しい24時間の現場管理作業に黙して従事する技術者の方々を、そんなふうに高みから見下さないでほしいです。
>努めて冷静な意見を述べたつもりですが、やはり文面の端々に感情が見え隠れしているんですね。私は電気関係の技術開発に関するNHK番組を見て育ち、自分もあんな技術開発に関わりたいと思って電気分野の進路を選んだ人間です。だから、電気のため命を削っている人々に聞こえるところで「たかが電気」と言われれば、どうしても腹が立ってしまうんですよ。 質問にみせかけた「主張」「愚痴」はもう飽きました。
お礼
たいへん失礼いたしました。
- ycan
- ベストアンサー率22% (39/174)
確かに”たかが電気”という言い方には、違和感を感じました。 現在は否応がなく、電気のお世話になってしまっていることは事実です。電気がなければ社会そのものが、正常な動きを止めてしまいます。今更20年、30年前の生活に戻るのは困難でしょう。 もちろん原子力発電の危険については十分理解しており、被災地の皆さんの大変な苦しさも十分わかります。 とは言っても、被災地の皆さんの生活も電気なしでは営めないのです。今後原子力を縮小していくことはわかりますが、現在の生活を営む上で原子力の電気は必要でしょう。 病院や介護施設、交通の運行制御・・・・考えたらキリがなく電気のお世話になっています。それも安定的に良質な電気(電圧、電流等)がないと社会が狂います。 日本は原子力の安全性を飛躍的に高める技術を世界に発信するとともに、原子力発電を縮小していくのが妥当だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 もしかしたら問題のポイントは原子力発電そのものでなく、原子力発電の周囲にさりげなく散らばる体制不備にあるのかもしれません。また、今回の原発事故を旗印として強く働きかける勢力もあるでしょう。 とりあえず、どんなに原発反対の風潮が強い状況にあるからといって、公の場における原発賛成の意見提示を半強制的に排除するというのは、大政翼賛会による検閲あり政治の時期に重なって見えてしまいます。
- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
- ベストアンサー率28% (624/2203)
揚げ足とって 原発擁護? まぁ電気は大切ですね 原発に依存しすぎるのは・・・ 放射能廃棄物とかどうするんです? 原発絶対反対とは考えないけど 今の状況は、いかがなものかと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 別に擁護のつもりはありません。けれど、あの原発事故の原因が技術面でなく管理面にあったのは間違いないでしょう。事故の原因は非常用電源装置が外に設置されていた、ただそれだけなんですから。技術者がどんなに立派なものを創りあげても、管理体制に不備があれば全てが無駄になってしまう。それがはっきりわかってしまったケースと言えます。
- gokakukei
- ベストアンサー率18% (40/218)
政府により脱原発が明確化されていない以上不可能でしょう。 また脱原発のロードマップなどが明確化されないまま、発送電分離等々で自由化すれば、10年ほどで原発を抱える企業はコスト削減のために安全コストを現在以上に削る方向へと向かうことになるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そういえば、“放射能の危険性”ばかりが叫ばれていて、コストと安全性に関する話が全く見えませんね。
- bougainvillea
- ベストアンサー率21% (185/853)
電気を作る手段として、核分裂を使うのをやめる。 電気は他の方法でも作れる。 原発を否定するのに、電気そのものを否定するのは行き過ぎ。 さらに文明を否定するのも行き過ぎ。 シンプルに考えると、こんなとこでしょうかね。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 シンプルなお考えで、わかりやすくなりました。そこで問題は次の点になろうかと思います。 ・“核分裂を使うのをやめる”技術が実践段階に達していない。 ・安定的に電気を供給できる“他の方法”の普及がまだ不十分。
- koban22
- ベストアンサー率12% (19/150)
たかが、石油ではないのでは? 満州、朝鮮、中国には、当時石油なかったのでは? 石油だけが、原因か?
お礼
ご回答ありがとうございます。 補足に記したような状況下で、アメリカ合衆国から“ハル・ノート”が提示されます。そして、“ハル・ノート”を受ければ石油輸入が事実上の不可能となって大日本帝国は独立国を維持できなくなる、と考えた当時の政府が開戦を決断した、という流れだと思います。
補足
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ “当時”は、欧米列強による軍事力優先・植民地主義の弱肉強食時代。アジア域内で独立国を維持できたのは日本のみ。欧米列強に対抗すべく中東圏産出の石油を日本へ運ぶためには、欧米列強の支配下にある航路・港をいくつも経由することが必要不可欠。そして、石油の輸入には経由する外国港の宗主国に関税を支払う要あり。しかしながら、小国・少資源の大日本帝国には、関税に相当する金銭・資源の支払い能力が不十分。このため、石油の輸入ルート港を有するアジア域の軍事力による確保を選択せざるを得ず。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ “当時”の石油に関する事情は、このようなものであったと記憶しています。また、現在の中国は欧米列強による分割植民地状態、清国の属国同然であった朝鮮半島には欧米列強が目を向けなかったので日清戦争に勝利した日本が支配下に置いた、満州地域はロシアの軍事力南下を防ぐ壁として支配下に置いた、といったところでしょうか。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
“たかが石油” ↑ たかが石油の為に、米国はイラク戦争をして10万もの イラク人を殺してますね。 湾岸戦争も石油が原因ですし。 リビアには軍事介入しても、シリアには及び腰になるのは リビアには石油が出ますが、シリアには出ないからです。 EUは、たかが石炭とたかが鉄鋼を巡る戦争を止めるために 結成されたのが始まりです。 電気、てのは、人類が英知を絞り、あるいは争って 血を流して開発して来たものです。 たかが電気、というのはそういう先人の血と汗を否定する ような発言です。 ちなみに私は電気の技術屋ですが。 ”日本近海に眠っている資源に対する開発着手について、国家レベルで検討に入るべきと考えます。” ↑ これは当然ですね。遅いぐらいです。 選挙目当ての、子供手当や農家の戸別補償などに予算を回している場合じゃないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 また、ご賛同をありがとうございます。
- 1
- 2
お礼
視点の異なるご回答ありがとうございます。 yashu2002様のお考えは、〔“自由競争による経済発展の中で他者を負かすor呑み込む”ことが大前提の社会構造が、限界点に達しつつある〕ということかと思います。私もそのお考えに賛同いたしますが、一方で、現状の社会構造に置換し得る新たな社会構造がどんなものなのか、まだ見えてこないのがとても残念です。
補足
電気がないと、どうにもならなくなるものを、2つ例示しておきます。 〔上下水道設備〕と〔医療設備/用具〕です。