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「近代科学の父」ガリレオについて
現在、大学の課題でガリレオ・ガリレイについてのレポートを作成しています。 今その課題を作成しているのですが、問題文の理解に困っています。 問題としては2問で、1つは「何故近代科学の父なのか」という問題。この問題の答えの要約としては「自然法則を数学的記号で表した」と考えています。 私は2つ目の問題の理解に悩んでいます。2つ目は「その姿勢は何処に由来するのか」という問題です。 私は「その姿勢」と「何処に由来」の意味を理解しかねています。 これはどのような答え方をすればいいのでしょうか。 できれば早急にお答え願います。申し訳ありません。
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宿題の丸投げはいけないことになっておりますが、貴方には自分の意見が在るようなので、お手伝いしましょう。 私の意見では、「数学を自然を記述する言語である」との主張をしたのは確かに、驚きであり先駆的では在りましたが、余りに先駆的過ぎて、数学で表現できる現象はガリレオとっては殆ど在りませんでした。したがって、その契機としては重要でも、それを第一番には挙げたくありません。この時代の数学は現在日本で習う算数、すなわち四則演算と、幾何学だけでしたので、それでいろいろな現象を数学的に表現する方が無理だったのです。微分積分が出てくるのはニュートンやライプニッツからで、ガリレオよりずっと後になってからです。それにも拘らず上のことを言ったのですから、彼の神懸かりには私は大変尊敬と驚きを持っています。 それよりも私は、ガリレオ以前の自然の記述では、「自然はどう在らねばならぬか」と言っていたのを、ガリレオが「自然はどう在るのか」に置き換えたことが最も重要な寄与だと思います。アリストテレスは、自然は真空を嫌うとか、あるいは他の天体観測者達は、天は神の座だから、それに近い物体は完全な運動としての円運動をしていなくてはならない等々と「どう在らねばならぬ」ばかりを論じていたのです。ガリレオの問いによって、自然を記述するためには自然を観察したり実験をしたりして、実証して行かなくてはならなくなったのです。それ故、ガリレオが自然の記述を実証科学に昇華させたのです。 似たことですが、マキュアベリは政治学の父と言われています。その根拠はガリレオと同じで、彼以前の連中は「政治はどう在らねばならぬ」ばかりを論じていました。その結果、彼以前の政治の議論では実在する人間がしばしば欠落していました。ところが、マキュアベリは「人間はどう在るのか」を論じることによって、現実の政治を初めて実証的に論じたのです。彼によって政治を実証科学として論じられるようになったのです。それ故、彼から現在の政治学が始まったのです。 その由来についてですが、ガリレオにもマキュアベリにも共通点があります。二人ともイタリア人で、時代もイタリア・ルネッサンスと言われた時代の人です。ガリレオはマキュアベリより100年程後に生まれてはおりますが、それでも人文主義とも訳されているルネッサンスの時代に属する人です。その時代は、神から人間へというように世界の視点が大転換した時期でしたので、神の目から見て「どう在るべきか」にこだわらずに世界を見る機運が高まってきたのではないでしょうか。
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いつだったかな。 名前だけで一切目を通さなくなったのは。 世紀、年号、地名、当時の要人の名前、 最低限記入してないと一切読みません。 年代が飛んだ人名、他は難しいと思います。 完全な円と主張し、言い張っているのはガリレオ本人であり、 全くの勉強不足に他なりません。 デモクリトス http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%88%E3%82%B9 >反駁を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない 本質を見抜く能力がない。 学問の本質とは何か 学業の本質とは何か 教育の本質とは何か 物理の本質とは何か 2ちゃんねるのこじつけ理論を展開していればそれで良いのか? 少し考えてみてはどうでしょう?
アインシュタインの功績は 光速度不変法則の発見にあるのでは無いんです。 時間や空間座標は絶対であると言う従来の物理概念を根底から覆した事にあるんです。 落下距離は時間の2乗に比例する。 他の方の偉業に比して 近代科学の父と言う根拠には説得力が欠けませんか? どうやって発見したのか? どうやって証明したのか? アリストテレスの自然科学の概念はどうであったのか? また、 自然科学=物理学です。 1の概念が間違っているので2が埋まらなくなっているのですよ。
>自然法則を数学的記号で表した かなり理解に苦しみます。 その根拠やガリレオの数式や方程式を提示しなければなりません。 適当に考えて書いても仕方ありません。 最低限のマナーとして、ちゃんと勉強すべきです。 >自然法則を数学的記号で表した 同時期のケプラーやその後のニュートンではないでしょうか? 明らかな矛盾があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%A4 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%97%E6%95%99%E3%81%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6
- owata-www
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たぶん、彼の発見、業績、主張のどこが「自然法則を数学的記号で表した」と呼ばれる所以か…ということではないでしょうか? もしかしたら、なぜガリレイが「自然法則を数学的記号で表す」ような姿勢をとった(という考え方にいたった)という意味も考えられますが、前者の方かと
補足
少し要約しすぎたかもしれません。すいません。 私は自由落下の法則を数式にした事を問1の答えだと考えています。