rein綴りがreignに---英語コーパスでは?
BNCやBOEなど定評ある英語コーパスが活用できる方にお尋ねいたします。
動詞reinとreignはnativeでも混同して用いられているようです。
例えば、次の英文中のreigned inも本来はrein inと綴るべきものです。
The problem is going to be balancing the need to control the financial sector without actually strangling it to death. Cuts, deep cuts in spending will be necessary in both government jobs and in welfare benefits. The new coalition government under David Cameron will have to prove itself to be business friendly and able to avoid unnecessary intervention. Debt and consumption have to be “reigned in” while savings, investment and exports must be encouraged.
本来rein inを使うべきところでreign inが使われている率はどの程度あるのかを教えていただけませんでしょうか。(過去形reined inを使うべきところでreigned inが使われている率でも結構です。)
私の考えている手順は次の通りです。
1. 次の(1)rein inと(2)reign inがそれぞれ用いられている用例数を見る。
2. (1)rein inの用例中で
・正しく用いられているものの数:[ア]
・本来reign inを用いるべきところでrein inが用いられている数:[イ]
3.(2)reign inの用例中で
・正しく用いられている数:[ウ]
・本来rein inを用いるべきところでreign inが用いられている数:[エ]
X=[エ]÷[ア]+[エ]×100
(Xと共に、[ア]、[イ]、[ウ]、[エ]の数も挙げて教えてくださると助かります。)
お手数ですがよろしくお願いいたします。)
《質問の補足です》
(1)
上に挙げた英文は、今年2011年2月5日に実施された明治大学の全学部入試の英語問題の問題[1]の英文の一部で、文中のreigned inはその下線が引かれており、問(20)として次のように指示されています。
下線部(20)の意味として最も適切なものを、次のA~Dのうちから1つ選べ。
A. accelerated B. controlled C. increased D. promoted
(2)
私は次の主旨の質問を明治大学入試センターに出しました。
問題[1]の「解答番号(20)」に関わる本文中の下線部(20)のreigned inはreined in
とすべきところの誤植だったのではありませんでしょうか?
(3)
いただいた大学としての回答の中心は次の通りです。
英語の入試問題作成にあたりましては、基本的には、辞書的な定義やスペリングに加えて、実際的な現代英語の用法・運用を重視しております。設問20に於ける スペリング(reign)は、語義レヴェルでは正当でないように思われるかもしれませんが、rein inで使われるべきところの50%もしくはそれ以上が、実際の文脈の中ではreign inで使用されているのが現実であります。インターネットによる検索でも、そのことが裏打ちされます。(中略)
従いまして、この件に関しましては、訂正の必要はないものと判断いたします。
(4)
この回答中の「rein inで使われるべきところの50%もしくはそれ以上が、実際の文脈の中ではreign inで使用されているのが現実」という部分は、読書経験による?の直感には合いません。
私はコーパスを自由に扱うことができません。どなたかのお力をお借りして、「rein inで使われるべきところの何%位が、実際の文脈の中ではreign inで使用されている」のか知りたいと思うのです。
なお、無料で検索できるコーパス”Corpus of Contemporary American English”での結果を
http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=2200522
の#3の方が紹介してくださいました。その数字を上の手順の計算式に入れると4%になりました。
皆様のお力をお借りして、できましたら、BNCやBank of Englishなど、より定評のある英語コーパスでの数字をお教えいただけるとうれしいです。
(5)
原文は東進のHPの上方「過去問データベース」で見られます(ただし、会員登録(無料)が必要です)。教学社が出しているいわゆる「赤本」ももう書店に並んでいます。