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同期モータの効率

同期モータ(シンクロナスモータ)の効率は高く、95%以上にもできると、とある文献で読みました。 では非定常運転でも効率はよいのでしょうか。 非定常運転とは、始動時などと考えてください。 ご存じの方、どうか教えてください。 お願いします。

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  • foobar
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回答No.1

まず、駆動周波数を下げて、低速で運転すると、効率は低下します。 回転数の低下に伴って出力が落ちるのに対して、巻き線の損失は変わらないので。 インバータなどで可変周波数運転して、運転速度を変えるときには、インバータを適切に制御し、かつ、高調波を十分抑制できていれば、同期機自体の効率はほとんど低下しません。(インバータの効率も入ってくるので、全体の効率はさがりますが。) 高調波が含まれていると、その分の損失が生じて、効率は低下します。 また、ダンパ(動揺を抑えるための短絡巻き線)がある同期機で、ダンパ巻き線が効くような運転をすると、ダンパでの損失が発生しますので、若干効率は下がります。 始動時は、低速での運転になるので上で書いたように、もともと効率は低くなります。 それ以上の低下が起きるかどうかは、始動方法によります。 インバータできちんと制御しながら始動すれば、それ以上の低下はあまりありませんが、ダンパ始動(誘導機としてすべりのある状態で始動)すると、さらに効率が低下します。

colonelnic
質問者

お礼

詳しくありがとうございました。 大変参考になります。

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