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ベリリウム標準液に硝酸を混ぜた時の危険性
お世話になります。 和光純薬から発売されております「原子吸光分析用 ベリリウム標準液(100ppm)販売元コード:020-07481」について質問させてください。 このベリリウム標準液から酸化ベリリウムを取り出そうと思っています。 (市販されている酸化ベリリウムそのものも使用したのですが、 自分の実験で使うには不純物が意外と多くて、 標準液から取り出してみれば不純物が少ないのでは?、と試みているところです) この試薬のMSDSでは「13.廃棄場の注意」で沈殿隔離法を行って 「6molのアンモニア水で中和して煮沸し沈殿する」という記述があり、 これで水酸化物沈殿を作るということは理解できましたが、 この際に、アンモニア水を混ぜることでの危険性はないのでしょうか? ベリリウム標準液は、 「硫酸ベリリウム四水和物」を「硝酸」に溶かしてあるという作りだとMSDSに記入がありました。 硝酸にアンモニア水を混ぜると硝酸アンモニウムが生成されて、 煮沸するときに加熱され亜酸化窒素が発生し爆発の恐れがあるのではないのだろうかという懸念があり、ためしにやってみる、というわけにもいかず困っています。 また、6molということでありますが、 こちらに28%のアンモニア水が余っているのですが、 それを中和して沈殿しようかと思っているのですが、 危険性の話をしたときに大丈夫なんだろうか?と思っていて、 質問させていただきました。 また、28%では危険な場合(濃度が高い、等)も教えていただけると幸いです。 また煮沸と言っても何度くらいで加熱するのか、 また酸化ベリリウムを取り出すのであれば高温で電気炉で焼いたほうがいいとか、 ご存知の方ご教授願います。 よろしくお願いいたします。
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いずれにせよ、支燃性で自己分解性もある硝酸アンモニウムを濃縮状態で過熱するのはよほどの注意が必要です。 まあ、標準試料からだとドラフト一つ消えて無くなるまでの事は無いでしょうが。^^;