※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:マンガン標準液)
マンガン標準液の調製方法とその理由
このQ&Aのポイント
マンガン標準液の調製方法とその理由について解説します。
マンガン標準液の調製は酸化・還元反応を利用して行われます。
過マンガン酸カリウムをシュウ酸で還元し、過よう素酸カリウムで再酸化することでマンガンの状態を均一にします。
先日、土壌中の可給体マンガンの比色定量分析を行いました。そこで、マンガン標準液の調製を次のように行いました。
・過マンガン酸カリウム0.2877gを蒸留水100mLに溶かし、硫酸(1+1)10mLを加えて酸性とした。
・加温しながら10%シュウ酸溶液を過マンガン酸カリウムの色が完全に消失するまで徐々に加えた。
・放冷後、蒸留水を加えて1Lとし、褐色瓶に入れ冷暗所で保存した。
・検量線の作成には、この溶液10mLとり、硫酸5mLを添加後、過よう素酸カリウム0.2gを加え、煮沸、加熱発色させて放冷後100mLとしたものを用いた。
そこで質問なのですが、一度シュウ酸を加えて7価から2価のマンガンに還元し、また過よう素酸カリウムで7価に戻している理由はどうしてなのでしょうか?
滴定などに用いる過マンガン酸カリウム溶液の調製は、加熱をしたり一晩置いたり、ろ過をしたり、標定を行いファクターを求めたり…とすごく手間がかかりますが、今回はそういった操作はほとんどなく、標定操作も行いませんでした。酸化・還元の反応をさせることで、溶液中のマンガンの状態を均一にしてやる、ということなのでしょうか?
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。納得です。