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遺伝子組み換え危険度ってどれくらいですか?
過不足なく科学的に学びたいと思っていて、遺伝子組み換えって何かと検索を続けたら、「遺伝子組み換え食品と食べると死ぬ」なる下記サイトがあり、 死ぬまで害が続くみたいに書いてあります。これは科学的根拠があるんですか? http://alternativereport1.seesaa.net/article/56417926.html 一般に生活するレベルで買い物なんかに不安があります。
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- owata-www
- ベストアンサー率33% (645/1954)
正直、HPの話は荒唐無稽すぎますが、それでも遺伝子組み換え食品には危険が付いて回ると思います。 現在の科学技術では、目的の遺伝子だけを導入する(というより目的の表現型のみを得ると言ったほうがいいか)といったことはほぼ不可能です。なぜなら、1つの遺伝子導入が他に与える影響というのは、まだまだわかっていないのが現状だからです(極端に言えば、昨今話題のiPS cellがそうです)。もちろん、食品になるまでには安全性がチェックされていますが、想定される範囲内のものだけであり、もしかしたら思いもよらぬ毒素が生み出される可能性もあります(まあ、あまり考えられませんが)。 自然=安全、組み換え=危険 という図式は私も間違っていると思いますが、遺伝子の役割が完全に解明されていない以上、問題ないように設計されているから大丈夫というのは考えものです。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
実際の処理を考えると, 「でんぷんに遺伝子が混ざる」可能性は当然ですが否定できません. 通常は無視できるほど少ないんですが. もちろん, おこめそのものとかとうもろこしそのものの中には遺伝子が残っています. が, 普通は胃で分解されて構成単位のヌクレオチドになっちゃうから遺伝子組換えだったかどうかという情報は残らないはず.
お礼
ありがとうございます。
補足
どうやら「遺伝子組み換え食品を食べると死ぬ」サイトは全くのウソですね。
- dipearl
- ベストアンサー率38% (226/582)
組み込んだ遺伝子そのものが害を及ぼすということはあり得ません。そもそも遺伝子(即ちDNA)の違いは、単なる塩基の並び方が違うだけです。食べても消化されるだけです。むしろ遺伝子組み換えは、農薬を軽減できたり、栄養価や収量を高めるなどのメリットがあります。おそらくそれを知っている多くの人は、「組み替え食品」と「非組み替え食品」が同じ値段で並んでいると、「組み替え食品」を買うでしょうね。 「組み換え食品危険説」は、遺伝子組み換えに関して無知な人たちが、想像で考えたことです。結局、その手の文章は、最後に「まだ分かっていない」という意味の無い言葉で締めくくられますが、それこそがその筆者が無知である証拠です。 お示しのHPのおかしな点 ・作物に組み込む「殺虫成分」は、「設計」する時に、害虫に得意的に効くものを選びます。たとえば害虫の体は「キチン」という物質で覆われていますが、人間はキチンそのものをもっていないので、キチン分解酵素を組み込めば害虫は死に、人間には無害です。お茶に含まれるカテキンは健康成分の代名詞になっていますが、虫やバクテリアにとっては猛毒であり、それとよく似たものです。 ・トマトの発色のしくみと人間のそれは全く異なるので、どう間違ってもトマト色の人間が生まれることはあり得ません。そもそもトマトの赤色成分は2次代謝物質ですから、直接赤色の遺伝子を組み込むことはできません。 もし、正しく遺伝子を組み替えられた食品に危険があるという根拠があるなら、示してほしいものですね。
お礼
ありがとうございます。そうなんですね。 惑わされないように学ぶ必要がありますね。 このサイト、検索上位にあるんですよね、、、。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
まず誤解してはいけないことですが, 「遺伝子組み換え」そのものは自然状態でも起こりえます. 人類の「遺伝子組み換え技術」というのは,究極的には「自然状態では低確率かつランダムに (つまり人類が望むかどうかとは関係なく) 起きていた」遺伝子組み換えという操作を, (ある程度ですが) 「人類の希望に沿って行うことができる」技術でしかありません. 言い換えると, 「自然にも起こりうることを加速させている」だけです. そして, でんぷんの原料が遺伝子組み換え作物であったとしても, 最終産物である「でんぷん」に遺伝子が混ざっていなければ (当然ですが) 全く問題になりません. 普段「小麦粉」と「くず粉」と「片栗粉」って区別しないよね? で, なんですが.... そのサイトは全体的に疑問をあおっているだけのように見えます. なにかにつけて「可能性がある」「~することがある」と言い続けてるけど, 「どのような過程を経てそうなるのか」については一言も触れていません. やっぱり「可能性がある」というならその可能性が実現するための過程も書いてほしいなぁ. もっと言うと, そのサイトの最終段にある 「トマト色の肌の人間が生まれる可能性がある。」 はいくらなんでも無理. これってようするに「トマトを大量に食べるとトマト色の肌の人間が生まれる可能性がある」といっているわけだけど, ヒトの生殖を考えればそれはあり得ない. いったいどの段階でコンタミするというんだ.... と思ったけど, リコペンって抗酸化作用があるから「トマト色の肌の人間」って実は生存において有利じゃない? まあ, 「遺伝子組み換えでない食品」しか食べなかったとしても, 結局は死ぬんですけどね.
お礼
ありがとうございます。 でんぷんには遺伝子は混ざってないんですか? それともまちまち何ですかね。あるいはでんぷんには混ざらないが、他の最終産物の時は混ざることもあり得る、という事ですかね。 勉強不足ですいません、、、。
- owata-www
- ベストアンサー率33% (645/1954)
食品中のDNAが大腸菌に組み込まれるなどということは、現在のところ確認されてません(というより考えられません)。 ただ、遺伝子組み換え食品中の毒素が大腸菌などに悪影響を与える可能性はないとは言い切れないと思います。これは、マウスによる実験では影響はないと考えられていますが、それで人間に影響がないということにはならないので、現段階ではなんともいえないと思います。
お礼
ありがとうございます。ちょっと不安が減っています。 遺伝子組み換えは良い事ではないと思います。できるだけ避けていますが、お菓子原料なんかほとんど全滅です。表示義務がないだけで、5%以下であれば不分別で、諸々の糖分の原料であるでんぷんを言えばほとんど全部組み換えですね。腸の菌に転移するとなれば、ほんのちょっと食べてもアウトという事になります。 非常に怖い。 科学的にどうなのかという疑問が一番にわいて、、、。
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
不明です 何故ならばここ最近遺伝子組の食物が出回るように成りました 過去の実験はマウスなどで数世代の確認がされただけです、それが数百年後にでるかなどは不明確です また、化学農薬や薬など許可後に問題が見つかり使用中止になった物を沢山あります したがって、今後の推移を見守るしかありませんし危険度は現在では危険の無い範囲とされているだけですが 誰も分かりません
お礼
そうですか。遺伝子組み換えは避けたいですが、糖分の原料はでんぷん、その原料はほとんど遺伝子組み換えですよね。 できるだけ避けたいと考えていたんですが、腸に転移後、継続するなんて私みたいな一般人が見たら、怖いな。
お礼
そうですよね。 遺伝子組み換えは若い技術でわからない事はありますね。 でも「遺伝子組み換え食品を食べると死ぬ」というサイトも、「人間に転移する事で殺虫成分を出し続ける→病気になる→死ぬ。」というサイト内説明も、全くのデマというかウソである、という事ですかね?