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「野火」で、何故、主人公は最後、人肉を食してしまったのでしょうか?
「野火(大岡昇平/新潮社)」で 主人公の田村は、最初は人肉を食べることを拒否していましたが、最後には永松に「猿の肉」だと言われて、食してしまいました。 田村には「猿の肉」の正体が分かっていた筈なのに、何故、食してしまったのでしょうか? 生存本能が道徳心に勝った、と言うことかとも考えましたが、それにしても、何故、最後には勝ってしまったのかが分かりません。 「野火」と言う作品の複雑さ故に、簡単に言うことは困難だと思いますが、お教え願えないでしょうか? よろしくお願い致します。
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お礼
今回の質問にも答えて頂き、ありがとうございます。 遅ればせながら、感謝いたします。 「自分で考えを追求して行く」と言うものの性質上、 zephyrusさんの考えを基礎として行くことは出来ません(僕が思っているだけなのですが)が、追求していく上でとても参考になりそうです。 また、zephyrusさんは御自分の意見を「素人の私見、感想文の一つ」とおっしゃられていますが、考えの基礎にも出来る程、良い論だと思います。 実際、そうしようかとも… 本当にご回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。