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短歌の添削お願いします。 かざられて おだてられては 展示さる まだ青き幹 盆栽若し
こんにちは、 短歌の背景: 今英語圏某国に住んでいます。そこで、盆栽展なるものに行って来ました。 美しい鉢、コケの生えた土の間から生える、盆栽には何か普通の言葉では言い表せない美学がありました。 しかし、何かが違う。 なにか、こう小さいながらも、長い人生、諸行無常を感じさせる何かがない! ような気がする。 どうして、だろうとよくよく盆栽の木を見てみると、幹が細い、そして青い。 『こりゃ! 盆栽じゃなくて苗木じゃろ!』とつい叫びたくなって一句書いてみました。 短歌:かざられて おだてられては 展示さる まだ青き幹 盆栽若し 添削(元の句が跡形もなく残らなくても良いから)よろしくお願い致します。
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#5です。おほめの言葉、恐縮です。 前回の私の【例】では「ただ目の前にヒョロッとした盆栽がある」というだけで「外国の展示会を見て」の趣旨が入っていませんでした。そこで‥ 「外国の人は、やっぱり日本文化の理解が足りないんだよなあ」という発想もありますが、見方を変えて、「日本文化への関心」を好意的に評価し、「こういう活動が、結局は相互理解や平和へとつながって行くであろう」と歌うほうが、読む人の共感を得やすいのではないか、と思います。 【例】外国(とつくに)の盆栽展の細き芽の幾世(いくよ)接がれて大樹とはなれ (接ぎ木の「接ぐ」は、文化を次の世代へと継承する、という意味で使いました。すこし欲張ったかもしれませんが。)
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- Parismadam
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No.8です。いろいろと大変な中、ご丁寧なお返事を有難うございます。本日は昼から夕方まで職場でパーティ(忘年会?)があり、ほんの少し仕事から解放されましたので、補足質問へお答えします(補足欄へのお返事のみで、お礼欄へのお返事はまだ受け取っていない段階での返事です)。 ご質問1: <実は、知り合いが~そのショックで心身ボロボロです。> No.8の回答を投稿後しばらくして、この補足内容がメールに入り、この事実を知りました。 ブラジル人はその宗教性、お国柄から、suicideには遠い国民性なので(本人が外国で住む場所にもよりますが)、例の彼女ではないと思いますが、まさか例のいとこの方?と心配しております。未遂で何よりでしたが、Narumaruさんが心身共にまいっておられる時に、『家宝の言葉』より大切な言葉を送ることができなくて残念に思います。 状況がわからないので何とも言えませんし、第三者が立ち入ることでもないのですが、「未遂」に終わったことが何らかの意味を持つもの、と解釈し、「生かされた」というPositiveな側面だけを見つめて、さてこれからどうするか、という未来志向で立ち向かって下さい。 身近な方であれば、結果を引き起こした原因を聞いて(無理に話させるのではなく、うまく引き出す)、こじれた糸を少しづつほぐしてあげるという作業のお手伝いもできると思います。ただ今回が初めてのsuicideでない常習の方なら、かなり過去(幼少時代)まで分析作業を遡る必要があります。 Narumaruさんがどんな分野を専門とされているかは存じませんが、医者という職業はどんな分野でも、身体だけでなく「人の心」を扱う仕事です。今回の辛い経験が、Narumaruさんの将来にプラスに生かされることを願っています。大切なのは「生きていれば大丈夫」ということです。「運よく生かされた」その方に送るメッセージは、「死ぬ気があれば、何でもやれる」とお伝え下さい。 ご質問2: <盆栽にお詳しいんですね!> いえ、詳しくはないですし、それほど好きな分野でもありません。以前イギリス、フランスのユネスコで開催された盆栽展に行った時(こちらでも外国人アマチュアは結構います)、同じようなことを感じましたので、回答させていただきました。 どちらかというと西洋フラワーアレンジメントの方が好きで、その方面の友人も多く、大学の同級生でNHKジャーナリストを結婚退職してフラワーサロンを開いている友人もいます。 ご質問3: <以前から~私に共通点なんてものがあったのか!?』と驚いていたのですが> 本当に結構共通点がありましたね。以前Narumaruさんの夢に、私が「高校の同級生」として登場した、というお話を伺った時は、何となくわかるような気がしました。私も常々、Narumaruさんは何故か「同級生」のように感じておりますから(笑)。 ご質問4: <なんとなく最近パリマダム様の職業や正体が分かってしまい> う~ん、恐らくご想像されている「正体」とは違うと思いますよ。前回コメントされていた「本」の著書も私ではないと思いますよ。そのテの本はまだ出していませんから、、、。 ご質問5: <綺麗な言葉ですね!> ええ、俳句・短歌などは「綺麗」なのですよね。 ただ、個人的には「面白い」方が好きなので、川柳などの方が好みです。あるいは的を射た切れの良い標語など。 ご質問6: <もう最近名文とは何かという事に興味をもってしょうがなくなり> 素晴らしいことです。私は逆で「~に興味を持ってもしょうがない」の心境です(笑)。 俳句・短歌は、言葉も文字も詠みも「綺麗」でなくてはならないのですが、俳人であった祖母の影響を受けながらも、実はあまり興味はありませんでした。 表面的な言葉が何であろうと、大切なのは「心」なので「体裁」的な飾り言葉は重要ではないと思ったからです。祖母の詠みを聞きながら「もっと分かりやすく言ってよ」と思ったものです。詩人にはなれませんね(笑)。 俳句・短歌に必要なのは「粋」「風雅」といった一種のスノビズム(いい意味での)だと感じています。4日間かけて結婚式を執り行ったという旧家出の祖母だからこそ、俳句のエスプリに自然にのめり込めていったのでしょう。お転婆庶民の私は小林一茶的な川柳の方が得意で(中学時代私の句が小冊子に掲載され「小林一茶的」と評されたことがあります)、俳人の粋には達せないようです。 ご質問7: <名文というのは「目で見る」だけでなくて、「耳で聞いて、リズムも味わうと更にすばらしい」という事を知りました。> おっしゃる通りですね。 NHKのアナウンサーなどに、たまにすばらしい朗読をする人がいますが、心を打つのは声のきれいなテクニックのあるアナウンサーではなく、「心のこもった」「人の心の縦糸に響く」ように読むアナウンサーですね(熟練の加賀さんなど)。 「歌」+「音」に興味を持たれたのであれば、そのうち、「詩吟」なども鑑賞されるようになるかもしれませんね。いろいろ知的好奇心が旺盛でいらっしゃって、素晴らしいことです。 専門の医学の他に、英語、国語、俳句・短歌、宗教、哲学、心理学、アニメ学(?)、雑学などなど、Narumaruさんの知識の幅と好奇心の広さにいつも感心しております。その勤勉さは「バカンス三昧」の私も見習わねば、と刺激を受けます。これからもさらに好奇心の幅を広げ、人生をより豊かなものにしていかれて下さいね。 長々と失礼しました。ご健康に気をつけて、楽しいXmasシーズンをお過ごし下さい。
お礼
補足欄からの続きです。 自殺されそうになるわ、突然プロポーズされるわで、私はボロボロです。 正直に言って彼女の事は好きなのですが、理解し合えなくて困っています。 何で? といつも感じてしまうのです。 文化が違うと言えばそれまでですが、こんなに理解しあえない相手とはいくらなんでも、、、え? それにしても結婚? 大学卒業して、就職してそろそろ準備できたという頃になってそういう話はするものだと、、、いやそれ以前に、恋人に戻る前に結婚? 一時の極限的な精神の迷いなのだろうか? とか考えてみたり、、、。 2日後に「怒らないで聞いて欲しいんだけど、その、僕は鈍感だから、冗談か本気が時々分からないときがあって、2日前のあの結婚の話は本気かな?」と聞くと、「本気よ。」と言うので「じゃあ、愛しているの?」と聞くと「愛しているわ。」 よくよく話すと、「今すぐにって訳じゃなくて、未来の話。 でも、早く親に紹介したいわ。」と言っていました。 私は精神ボロボロで、今そんな事言われても、分からないよ。 という感じです。 <結果を引き起こした原因を聞いて~、まで分析作業を遡る必要があります。> いろいろと、心理学の本を読んだ結果、素人が下手に精神科医みたいな事をしようとすると、2人ともおかしくなる。 という事が書かれている事が多かったので、バイトのお金で、心療内科に行かせています。 これでよかったのかそれとも、もっと話を聞いてあげるべきなのか? まだ私には分かりません。 <その方に送るメッセージは、「死ぬ気があれば、何でもやれる」とお伝え下さい。> このセリフは本当に元気づけられますね。 私は何故かこのお言葉で元気が出てきました(別に死のうとしてませんが)。ただ、彼女に言う場面が難しそうです。 なんだか本当に元気づけられましたありがとうございます。 ところで、また共通点を発見しました。 <4日間かけて結婚式を執り行ったという旧家出の祖母だからこそ> 実は、私のご先祖様、日本史の教科書に出てきます。 文字数制限の関係で、愚痴ばかりで、終わってしまいますが、本当にありがとうございました。 パリマダム様の御蔭で明日からまた生まれ変わったような気持ちで毎日を送れそうな気分です。 いつも、大変な時ありがとうございます。
補足
『皆様、初めで最後の、お礼飛ばしをお許しください。 これが始めてですし、これからは2度としません。』 まさか、パリマダム様からお返事がくるとは思ってもおらず、感動しました。 本当に最近色々あって、それでも気分的に持ち直してきていたのですが、11番のご回答を拝読していたら、泣きそうになっちまいました。 <ブラジル人はその宗教性、お国柄から、suicideには遠い国民性なので(本人が外国で住む場所にもよりますが)、例の彼女ではないと思いますが、> 知り合いは、彼女といとこ以外にもいるのに、、、どうして、、、二人にまで特定できたの? と不思議でしょうがないのですが、実を申しますと彼女です。 本当に理由は大した事じゃないのです。 前にも申しましたように、彼女とは友達に戻っていました。 そんなある日の事、彼女の知り合いのチリ人からアルゼンチン人等の集まるパーティーがあり、一緒に出席したのです。 おしゃべりの時間も過ぎ、皆がサンバ等を踊り始めると、或る男が彼女を踊りに誘い、それを彼女が受けようとしていたので、嫉妬深い私は「他の男と踊るなよ。」と言ったのですが、彼女は「たかがダンスでしょ、そこまで干渉しないでよ。」というのです。 たかがダンスと言ったって、サンバは体を密着させて踊る踊り、私はかなり嫌な顔をしました。 すると、「楽しんでないなら帰れば。」と彼女がいうので、嫌になって帰りました。 もともと、元彼女で今友達というややこしい関係にも疲れていた私は、その晩メールで、「別れようか。」という内容の物を送りました。 翌日の昼頃、「今病院にいます。」という彼女からのメールがありました。 咄嗟に、「病気ではない」と感じた私は、直ぐに会いに行きました。 幸いに処置が早かった為、彼女は無事でした。 ただ私にはどうしても、自殺しかけたたのか、分かりませんでした。 今でも分かりません。 その2日前には「本当に女顔だの~。」とか言って私に「口紅を塗って言いか?」とか、ねだっていたのに、、、。 前々から、車を運転していたらパトカーに止められて合法的なビザで滞在しているかどうか聞かれただとか、ラテン系だから人種差別を受けるだとか、言っていましたが、、、 話を聞きくと、「なんで! なんで、あんなバカな事したの?」と開口一番に言われてしまいました。え?それはこっちのセリフでしょと思ったのですが、「あなたは、私にとって家族なの。 外国で唯一信用できる人なの。それがいなくなったら、私どうしていいか分からないでしょ!」と続けて、「でも、だからと言って愛していると言うわけじゃないからね。」とか言っていました。 別れるという事と、これから独りになるという事がそれほど大変な事かな? とサッパリ、分からなかった私は「別れても、困った時は何時でも助けになるから。 じゃ~、困った時だけ何時でも連絡してね、流石に恋人でもなく、家族みたいな友達になり君が他の男となんかしているの見たくないから。」と言うと、「でも、一緒にいると楽しいの。 いつも一緒にいてよ。」と彼女。 恋人でもなく、愛しているわけでもなくいつも一緒にいたい? 私は完全に理解不能で、もはやその場から逃げ出したかったのですが、自殺未遂の直後だったので、「分かった一緒にいよう。」と答えてました。 そうして、彼女の医療費を払いつつ、彼女が「海が見たい。」と言えば海までドライブしに行き、「お腹が空いた。」と言えば、レストランに連れて行き。 夜中の12時まで「一緒にいて。」というので始終彼女に付き添っていました。 そのようにしてやっと彼女に微笑みが戻ってきました。 なんとか安心しつつも、「愛してない。」とか言いながら、一緒にいたがる彼女が私には『分からない』状態でした、、、いや未だによく分かりません。 そんな、つい先日「結婚式をあげたい。」と言われました。海に連れて行くこともできるし、レストランに連れて行くこともできるが、私を「愛していません。」という人が何で? と思い、「WHY?」と聞くと「本気なんだけど。」と答えられる始末。 ケコーン、ケコーン、ケコーン、鶏の鳴き声? いやそれは、コケコッコー。ケコーン、ケコーン、と半ば発狂しつつ驚いた私は、その日まる一日なにもできませんでした。 次の日に流石に訳分からなくなって、姉(昨年結婚したばかり。親と違って外国人嫌いではない。)に国際電話をかけて相談すると「じゃ、来年は大学を辞めて、職を探せ。 結婚はいいぞ~。」と、訳のわからんアドバイス、、。 お礼欄に続きます。
- go_urn
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Narumaru17さん、こんにちは! Secom してますか?でも、冗談言ってる場合でなく、いろいろご身辺、大変のようですね。どうか落ち着いて辛抱づよく日々を送られますよう! さて、「歌」ですが、私、チョー散文的な人間ですので何も大したことは申し上げられませんが、素直な歌や詩を読むのは大好きです。 Narumaru17さんのは、本当に素直な歌で、Narumaru17さんという人間の素晴しさがよく伝わってきます。 でも、解説文と歌とが少し距離があって、歌だけだとその解説文の感じがわかりません。 イギリスという異境にいて、盆栽展に行って、青い若木の盆栽を眺めていると、それが日本で馴染みのある盆栽とどこか違うのに気づく。一体何なんだろうこの違いは、ああそうか、あのわれわれに親しい無常感がないんだ……そう思うと、それが、ふと自分が日本人であることをしみじみと感じさせてくれた…… いいですね~~、私なんか味わったことのない感慨です。一首の価値ありですね。 ////////////////////////////////////////////////////////// イギリスの 青き幹なる盆栽は 無常もなくて さみしかりけり ////////////////////////////////////////////////////////// が、1つのストレートな詠み方でしょうね。でもこれじゃ、「調べ」がなくて死んでいますね。ハリがないですね。所詮、散文です。やっぱり、Narumaru17さんご自身の hallmark(=心)をどこかに封印すべきで、それは体験した当人にしかできないことであって、それが歌に風韻を与えると思います。 ま、一事が万事この調子です。ひとつ、日本男児の心意気を、生活のいろんな面に発揮されますよう、ここ、無常の秋津島より、大きな声でエールを送りたいと思います。 ガンバレ、Narumaru17!
お礼
ありがとうございます。 返信が遅れて申し訳ありません。 いろいろと、お心使いあいがとうございます。 ところで、え、目の錯覚?? go_urn様って、英語の達人だったような、、、、そういえば私の過去質問「Here I am」で和訳が見事な名文でした。 名文和訳ができるということは、もともと名文が書けるということで、それは、国語の達人でもあったわけで! がってん、ガッテン、でした。 <さて、「歌」ですが~、素直な歌や詩を読むのは大好きです。> やっぱり、普段から鍛錬を怠っていないからこそ、名文がかけるんですね! <イギリスという異境にいて、> 英語圏某国であって、英国圏某所ではなかったんですが、、、まあ、そんなことはどうでもいいですね。 <イギリスの 青き幹なる盆栽は 無常もなくて さみしかりけり> なによりも、純粋というのでしょうか? 表現したかった事をそのまま表現できたという感じです。 短歌は完全初心者で、私は未だに言いたいことを表現できずに、困っています。 綺麗な文体で書くなど、まだ夢のまた夢。 表現したいことを表現し、美しい文体のお手本。 ありがとうございます。 <いろいろご身辺、大変のようですね。> 自殺未遂を起こしたの知り合いは、ちょっと芸術家タイプだった事もあり、気分的な高揚が人より激しいのかな? と考えてみたり。 本当にエールありがとうございます。 元気でました! 私は英語は専門ではないのですが(←そんなことは分かっている。)、密かに達人レベルに達したいと思い、日々努力しています。 そんな時go_urn様のような達人がいると、「ああなりたいな。(10年後くらいには、、、。)」という明確な目標ができて勉強にも、メリハリが出てきます。 いつも、お世話になります。 来年もよろしくお願い致します。
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
お久しぶりです。先日は他のお礼欄を通じての近況報告を有難うございました。11月に日本での1ヶ月強のバカンスより帰仏し、その後1か月分の仕事の整理に追われ、リクエストのありました短歌添削のご質問への回答が遅れてすみません。実は現在、超多忙でこのサイトを見る時間がないのですが、Narumaruさんの折角のご依頼ですので、遅ればせながら久しぶりに回答させていただきます。なお回答は帰仏後初めて(で最後?)になります。 ご質問1: <英語圏某国~盆栽展~しかし、何かが違う> おっしゃる通りです。 これは、外国の盆栽展に実際に足を運ばれた(実際に見た)方でなければ、実感できないと思います。 実は、外国、特に欧米の盆栽展は、日本とは似ているようで大きく異なるのです。それは、 1.盆栽で表す世界観 2.盆栽に込められる人生観 3.盆栽の土 4.盆栽に注がれる水質 5.盆栽に使われる木・草・苔 6.盆栽の育まれる気候条件 などなど、、、。 ご質問2: <なにか、こう小さいながらも、長い人生、諸行無常を感じさせる何かがない! ような気がする。> おっしゃる通り、鋭いご指摘です。諸行無常は仏教観からくる「禅道」ですが、欧米にはそのような人生観はありません。 西洋人が本などでかじった程度の禅知識では、日本の「無心」を表すのは難しいでしょう。 西洋人にとっては、今世が終われば天に召され神の元へ行くのみです。「輪廻転生」という観念もありません。だからこそ「今」を思う存分楽しみます。いわゆる現実主義の快楽主義者ですから、人生の「楽しみ」「喜び」を表現するのが、西欧人の作る「盆栽」になってしまうのです。 演歌のないお国柄、人生の厳しさを「善」としない、人生の鍛錬を「徳」としない国では、人生の「侘び・さび」がうまく表現できないのです。 ご質問3: <よくよく盆栽の木を見てみると、幹が細い、そして青い。『こりゃ! 盆栽じゃなくて苗木じゃろ!』> 西洋人らしい植物の選択です。 この苗木らしき青く若い幹は、「未来」「生の喜び」「生の謳歌」を暗示する明るい西洋的な発想という気がします。 西洋人にとっては「盆栽」はジャパニーズスタイルのフラワーアレンジなのです。日本の盆栽をしていても、どこかに自国の精神を利かせてしまうのです。 それは神(キリスト)を象徴する「光」を意識したもので、ご質問にあるような「青く、若い苗木」に表れており、「光をあびて青々と輝く若い幹」に神の光を表しています。 また、神のいる天に向かって高く伸びる西洋建築のように、高い植物を盆栽に配置するのも、西洋人の作る盆栽の特徴です。Narumaruさんのご欄になった盆栽がどのようなものかは存じませんが、ご質問にある「青き幹」も、天に向かって伸びるべく細くまっすぐな未来を象徴する若い幹が選ばれたのでしょう。 ご質問4: <『こりゃ! 盆栽じゃなくて苗木じゃろ!』とつい叫びたくなって一句書いてみました。> 1.「おだてられては」: このニュアンスがよくわかりませんでした。 2.「盆栽若し」: これは本物の「盆栽」ではなさそうですから、言い方を変えた方がいいでしょう。 3.「つい叫びたくなって」: 恐らくそれがこの句で言いたい本音だと思われます。「これは本物の盆栽じゃない!」と叫びたくなるのは、Narumaruさんに深い愛国心があるからです。こんな盆栽を本家の盆栽と一緒に並べて欲しくないという、古来の伝統を愛護する気持ちがあるからです。 と同時に、そんな日常のひとこまに、こんなにも人生観の違う異国に暮らしていることへの孤独感、日本への郷愁をふと思い起こす瞬間でもあります。 ご質問5: <添削(元の句が跡形もなく残らなくても良いから)よろしくお願い致します。> 上記でご説明したように、ご質問に登場する「盆栽作品」は、外国の盆栽展にありがちな、西洋人の作る「盆栽まがい」(ヨーロピアンスタイルの盆栽)の作品と思われますから、「日本の盆栽」という常識の枠からまず脱することから始めなくてはなりません。 例1 「青々と 天に突き出づ 若き幹 遠き異国の “ボンサイ”らしき」 1.盆栽を「ボンサイ」とカタカナ表記にすることで、本物とは違うことを表現していま す。 2.「らしき」を「もどき」「まがい」などとすると、やや直接的な揶揄・批判が出て情緒に欠けますから、「らしき」でややかわいらしくかわします。 例2 「人生観 異なる大きな 大陸の 似て非なりの 鉢の小宇宙」 1.人生観がは、直接的には「宗教観」のことですが、比喩的に「生きる道」などとしてもかまいません。 2.鉢の小宇宙とは文字通り「盆栽」の言い換えです。「大きな大陸(米国)」と「小宇宙」が対照的に使われています。 例3 「盆栽展 見慣れぬ草木の 装いに はるかかなたの 故郷を思ふ」 日本の文化を曲解して伝えているような異国の盆栽展を見て、はるかな日本に思いを馳せてしまう、というシーンです。例えば、パリで流行っている偽日本料理店(中国人などが適当な日本料理を作る)に行って、日本の本物の料理を懐かしむ、といった哀しい気持ちに通じます。 例4: 「青き芽の まぶしき光に 輝けし 異国にひとり ふと立ちくらむ」 1.まぶしき光がカリフォルニアなどの異国の明るい太陽を連想させます。 2.そんな明るい盆栽に違和感を感じる自分に、ふと異国にいることを思い出させ、寂しさをふっと感じる瞬間を表しています。 以上即席の愚作ですが、ご参考になれば、、、。 上記でお伝えしたように、帰仏後異常に忙しく(1ヶ月も有給休暇とったので無理もありませんが)、このサイトで回答する時間がなかなかありません。来年は新たなミッションが加わる予定で、益々公務に忙しくなりそうです。しばらくこのサイトはお休みすることになりますが、遠いパリよりNarumaruさんの益々のご活躍を願っています。Bonne Fete!お元気で!
補足
こんにちは、本当にご多忙の中ありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。 <11月に日本での1ヶ月強のバカンスより帰仏し、> 本当はパリマダム様が帰仏するまでの間に、もうちょっとレベルアップして、驚かしたかったのですが、それができなくて残念! <その後1か月分の仕事の整理に追われ、リクエストのありました短歌添削のご質問への回答が遅れてすみません。> なんか、想像できます。 社員A「社長、この仕事、拙者には手に負いかねます、誰か助っ人を所望したく参上し、、、。」 社長「みなまで言うな、分かっておる、この課題をこなせるのはわが社にただ一人、パリマダム様だけじゃ。」 社員A「いや、いつまでもあの御方に、おんぶにだっこでは、拙者の立つ瀬がありません、、、。」 社長「お主のその心意気、気持ちだけはもらっておくぞ! それにしてもパリマダム様いまいずこ、、、。」 一同、遠くを見つめる。 机には山のように詰まれた課題があった。 <実は現在、超多忙でこのサイトを見る時間がないのですが~、。なお回答は帰仏後初めて(で最後?)になります。> パリマダム様程の御方となると、それがかえって自然の様な気がします。 初めてご回答を頂けた時は、『これは家宝に致します。』と思ったのを今でも覚えています。 その後何回もご回答を頂き、『家宝が沢山になり過ぎてしまった。』などと、贅沢な悩みを抱えていましたが、もともと今迄ご回答を頂けていたこと自体が信じられないほどラッキーな事なので、「うむ、ついに来るべき日が来たか。」という心境です。 <実は、外国、特に欧米の盆栽展は、日本とは似ているようで大きく異なるのです。それは~、 などなど、、、。> パリマダム様、盆栽にお詳しいんですね! 驚きました! 以前から達人パリマダム様から『私もです。』と言われる度に、『あんな達人と、私に共通点なんてものがあったのか!?』と驚いていたのですが、今回の盆栽に、一番驚きました。 <おっしゃる通り、鋭いご指摘です。諸行無常は仏教観からくる「禅道」ですが~、> 目から鱗、晴天の霹靂! 盆栽が盆栽じゃなくて、『ボンサイ』な理由がやっと分かりました。 <西洋人にとっては~、だからこそ「今」を思う存分楽しみます。いわゆる現実主義の快楽主義者ですから、> この質問とは全く関係ないのですが、なんとなくネイテブの『?』な部分の一部がこれで解明しましました。 <演歌のないお国柄、人生の厳しさを「善」としない、人生の鍛錬を「徳」としない国では、人生の「侘び・さび」がうまく表現できないのです。> 本当に鋭い分析! 毎回拝読する度に「どうしてこんな事まで分かるの?」とあまりの超人さに驚いていましたが、、なんとなく最近パリマダム様の職業や正体が分かってしまい、さすが○○○○○○だけあってすごいなと今では感じています。 <この苗木らしき青く若い幹は~、 西洋人にとっては「盆栽」はジャパニーズスタイルのフラワーアレンジなのです~、天に向かって伸びるべく細くまっすぐな未来を象徴する若い幹が選ばれたのでしょう。> 相変わらず何もかもお見通しなのですね! そうなんです、そういうボンサイです。それにしても、『ジャパニーズスタイルのフラワーアレンジ』とは、ここまで鋭く見事な批評、さすがですね! <1.「おだてられては」: このニュアンスがよくわかりませんでした。> 本来は出品されるにはあまりにも、若すぎて、未熟な若木がこんなにも堂々と出てきたとは、よっぽど出展者におだてられたのであろうな~。 というつもりだったのですが、私自身、「この言葉どうも、、、いまいち。」と思っており。 なかなかと適切な言葉が出てこないので『苦肉の策』といった感じです。 <青々と 天に突き出づ 若き幹 遠き異国の “ボンサイ”らしき> 相変わらず、綺麗な言葉ですね! そういえばこっちの国で「私が作家になるまで」という(ものすごくマイナーな)ベストセラー作家が何人か集まって人生を振り返りつつ自作の短編を披露する講演会があって、それを見に行ったのですが(パリマダム様や、親切な名文回答者様のご回答をいただいているうちにもう最近名文とは何かという事に興味をもってしょうがなくなり、また自分も書けるようになるには、と思い行ってみました)、名文というのは「目で見る」だけでなくて、「耳で聞いて、リズムも味わうと更にすばらしい」という事を知りました。 パリマダム様の短歌もパリマダム様が朗読するのを聞けたら更にすごいだろーな、と思います。それが、絶対に不可能なのが残念です。 そろそろ、文字数制限がやってきました。お礼欄に続きます。
- wild_turkey
- ベストアンサー率31% (10/32)
No.5さんの記事に感銘を受けまして。 >発想としては「否定的に」でなく、 >「今は頼りなくヒョロヒョロとしているが、やがて年を経れば、貫禄がついて、 >人生の重みを感じさせるようになるのだろうか、 >ぜひそうなって欲しい」というようなまとめかたをしてはいかがでしょうか。 なるほど、たしかに内容が深くなるだろうと思いました。 「こいつらわかってねーよ!」みたいな感想って歌にしづらい気がするし、 否定にしてもあまり感動を呼ぶ類のものではないですしね。 ポジティブな方向性で私も詠みなおしてみたくなり、 未来の可能性をはらんだ、今現在の若々しい魅力のほうをやや強調して 若木には若木の味わい方があるさ!・・・という方向性でつくってみました。 鉢のうへ生ふる若木のあさみどり乙女のゆびの枝のすずしさ 添削つーか単に「詠んでみました」ですね。失礼。
お礼
こんにちは、返信が大変遅れてしまって申し訳ありません、理由はNo1様の補足欄に書いたとおりです。 それにしても、世間というものは本当に広いものですね! こんな達人がいらっしゃるとは! <鉢のうへ生ふる若木のあさみどり乙女のゆびの枝のすずしさ> こんなスゴイ短歌が突然でてきたので、驚きのあまり椅子から落っこちそうになりました。 久振りに、『人間というのは感動した時もズッコケるんだな~。』という事を知りました。 「上」を「うへ」と書いた平仮名の柔らかさ、「あさみどり」なんてこんな綺麗な言葉知りませんでした。 さらに追い討ちをかけるように『乙女のゆびの枝のすずしさ』!! 実は潜在的に、日本語よりも英語の方がカッコイイと思っている、、、いや『思っていた(過去形)』私は見事にノックアウトされてしまいました。「日本語、、、、美しい、、、。」 もう完全に参った! 何処がスゴイの、何処何処が勉強になったのだの、言えません。 「わびさび」を完全に極めた短歌! 家宝として、頂戴しました。 ありがたき幸せでございます。 これからも、よろしくお願いします。
- insoluble
- ベストアンサー率34% (22/63)
普段は絶対やらない方法で真面目に批評する。実を申せば、「かざられて、おだてられて」の「られ」の何気ない連打は私の好みです(誰も、お前の好みを聞いておるんではない、ハイ、判りました)、でも、折角の「られ」の「連打」これを是非生かして、これではどうじゃろか? でも、面白くはない!! ///////////////////////////////////////////////////// おだてられ かざられたりて 盆栽は 青き苔幹 道まだ遙か ///////////////////////////////////////////////////// 尚、ここで、四番の //////////////////////////////////////////////////// Display 我と誇るも 枝幹に 年輪纏わず 苦し盆栽 ///////////////////////////////////////////////////// //////////////////////////////////////////////////// Display 我と誇るも 枝幹に 年輪纏わず 苦き盆栽 ///////////////////////////////////////////////////// 「苦し」(にがし)を「苦き」(苦き)に微修正します。「苦き」で「なんだか、片腹痛いなー、これはこれで異国文化なのだろうけど、何だかなー」の雰囲気を醸し出すが、上の添削分よりは作者の感想が込められてはいると思われるが。
補足
いつもご回答ありがとうございます。 <実を申せば、「かざられて、おだてられて」の「られ」の何気ない連打は私の好みです> これが、一番驚いた! 完全ビギナーレベルから、一般ビギナーレベルまで、レベルアップしたか! まさか、『私の好みです』なるものが、拙者の短歌から出てくるとは思わんかった!! <おだてられ かざられたりて 盆栽は 青き苔幹 道まだ遙か> まー日本語というのは不思議な言語で、ほんのチョッピリ変化を加えるだけで、味付けが全く変わってしまうんですね~。 元の首には、無かった深遠さと、奥深さが出ています。 『道まだ遥か』という言い回し! これはスゴイ! 「もうちょっとがんばって欲しい」じゃ、短歌に入れる言葉としては落第レベル、やはり、短歌には短歌に入れるべき言葉というものがあるのじゃが、それが意外とボキャブラリーを必要としていて、、、日本人なのに趣味に、読書と短歌、俳句鑑賞がありながら、なかなかと出てこない! こんな言葉が拙者もパッっと出てくるようになりたいものです。 <Display 我と誇るも 枝幹に 年輪纏わず 苦き盆栽> 一文字も、やっぱり短歌では重要なんですね! ほんの微修正とはいえ、全然違うから不思議! 『し』より『き』の方が感情がこもっていますね。 私も、これからも、どんどん修行を続け、早く『元の首が跡形も無く残らなくてもいいから』から『ここは、「し」がいいか「き」が良いか、アドバイスお願いします。』みたいな形式の質問を10年後位をめどにしたいものです。(←ちょっと10年では無理か、、、。) 今年も本当にお世話になりました、来年もよろしくお願い致します。 ありがとうございました。
- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
添削できなくて、批評だけでごめんなさい。 歌に盛り込まれた情報が少なすぎます。すぐれた歌をたくさん鑑賞してください。良い歌には「情報量」がとても多いのです。同じ言葉がたくさん入ると情報量が減ります。例えば、「まだ」「青き」「若し」などは意味が重複しています。作者が見ているのですから「展示さる」も余計な感じがします。また、読んだ人が想像を膨らませることができれば、それだけ情報量が多い、と言えます。 発想としては「否定的に」でなく、「今は頼りなくヒョロヒョロとしているが、やがて年を経れば、貫禄がついて、人生の重みを感じさせるようになるのだろうか、ぜひそうなって欲しい」というようなまとめかたをしてはいかがでしょうか。 【例】盆栽の松のいまだに細けれど年経り苔の生(む)す日やあらん なお、俳句は1句ですが、短歌は1首と数えてください。
お礼
こんにちは、返信が遅れて申し訳ありません。 理由はNo1様の補足欄に書いた通りです。 <歌に盛り込まれた情報が少なすぎます。すぐれた歌をたくさん鑑賞してください。良い歌には「情報量」がとても多いのです。> これは、本当に不思議ですね! どうやってあそこまで短い文に! と毎回俳句、短歌鑑賞する度に思っています。 <同じ言葉がたくさん入ると情報量が減ります。例えば、「まだ」「青き」「若し」などは意味が重複しています。作者が見ているのですから「展示さる」も余計な感じがします。> なんと!!!!! これは、体中を電撃が通り抜けるほどビックリしました! 無意識に、本当に、同じ意味の言葉を重複していました!! 無念! それにしても、達人は枕詞を使っても情報量が多いのはさらに不思議! しかし、拙者はビギナーの中のビギナーなので、ありがたく、極意を頂戴致しましす。 <発想としては「否定的に」でなく、「今は頼りなくヒョロヒョロとしているが、やがて年を経れば、貫禄がついて、人生の重みを感じさせるようになるのだろうか、ぜひそうなって欲しい」というようなまとめかたをしてはいかがでしょうか。> ここまで読んだ時は、、???だったのですが、その後のお手本の短歌を見てビックリ!!! こりゃすごい! でも、どうしてすごいのか今一分からないのは、素人の悲しさ! しかし、分からないからとて、めげずに修行を続けていくつもり。 それにしても、世間は広いですね~。 こんな達人が隠れているとは知らなかった! 拙者完全初心者ゆえに、次回質問時(おそらく来年)に全く回答者様のアドバイスを生かしきれていない短歌の添削質問をしてしまうかも知れませんが、、、またよろしくお願いします。 あんまり、お礼になっていないような変な返信ですいません。 ありがとうございました。
- insoluble
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何処の彼方より一陣の(KY)季節風が一寸吹いた様なので、空気入れ換えてみます。再度、お邪魔します←(邪魔するんなら、とっとと帰ってや)。二番の添削者です←(よう、判っとるわい)。元歌の匂いだけは残しつつも一段の高みに登ったかも知れない習作です、予め申し添えますが、出来はもう一つ二つ三つです。←(言い訳はもうええちゅうねん!) マジな話、人間に丸みが出てきて、詩にまろやかさと優しさに充ち満ちているノー←(自分で云うな)(ハイ) //////////////////////////////////////////////////// Display 我と誇るも 枝幹に 年輪纏わず 苦し盆栽 ///////////////////////////////////////////////////// ///////////////////////////////////////////////////// 誇らしげ これぞ異文化 盆栽の 青葉若苔 苗と見まごう /////////////////////////////////////////////////////
補足
こんにちは、返信が遅れています。 <二番の添削者です。> 個人的には2番の方が好きでした。 ああ、ちょっと違うけど綺麗な盆栽だな~、と思いつつも、素直に喜べない、、、それどころか悲しんでいる、下手すると、怒っている、 だけど、どこかでやっぱり盆栽鑑賞を楽しんでいるという、文字数制限がなくても盆栽、、いや違った、凡才には表現できない微妙な気持ちを、よくもまあ、31字で、、、という信じがたき、、見事な作品!! 御見それ致した! と思っています。 <//////////////////////////////////////////////////// Display 我と誇るも 枝幹に 年輪纏わず 苦し盆栽 /////////////////////////////////////////////////////> 展示品ともあろうものが、、、、という嘆き、と鋭い批評! 一切の迷い無く、異国ボンサイを一刀両断のもとに切り捨てる、見事な俳句ですね。 <///////////////////////////////////////////////////// 誇らしげ これぞ異文化 盆栽の 青葉若苔 苗と見まごう /////////////////////////////////////////////////////> そ、そうなんですよ! もしかして、見たことあるんですか、外国の盆栽? 『わびさび』よりも『どんなもんじゃ!』という雰囲気が心なしか感じるんです。 それにしても、『青葉若苔 苗と見まごう』ときましたか、珍しく直球ストレートですね! なんか、ちょっとビックリしました。 もうちょっと、深く読んでから、改めてお礼欄に返信します。 いつも、ありがとうございます。
- kzsIV
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外国(とつくに)の若き盆栽青き幹苔むす巨樹の面影は無し
お礼
こんにちは、返信が遅れて申し訳ありません。 質問を出した後に、知り合いが自殺未遂をして病院に行き、、、等等、想像を遥かに超えた出来事が起きてショックとその後のケアで、とても、ネットカフェに行って返信を書くことができませんでした。 <外国(とつくに)の若き盆栽青き幹苔むす巨樹の面影は無し> 盆栽というのは、実際の大きさこそ、小さいものの、巨樹の面影を持っているもの。 苔むす土からは巨樹が出てきそうなものなのだけど、出てこない。 見事なまでに、『はかなさ』のみを追求した短歌ですね。 ありがとうございます。
- insoluble
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ワシの作風を擬した偽物らしきものが約一名見当出没しておるが,こちらは本物であるからして、本日はこれぞ正真正銘の顴骨奪胎だゾと云わせる極致世界を味わって貰おうと思う。 サー、行くぞ。 ////////////////////////////////////////////////////// 枝ぶりの 若さまぶしき 異国の地 Bonsai愛しき 人の賑わい ////////////////////////////////////////////////////// ////////////////////////////////////////////////////// 苔むすも 枝幹若し 文化もや 愛でて痛いが 何故か愛しき ////////////////////////////////////////////////////// 枝幹(えだみき) 苔は一人前でも青い枝や幹のまま出品している異国の盆栽展、千年にも及ぶ武家のわび細微(さび)文化の神髄を知ってか知らずか,何故か人気を呼んでいるBonsai文化、それはそれでもイイんだよな、と自分で苦笑気味で納得している、、、、、、「痛い」と当節はやりの言葉を入れて、「痛い奴らだなー」と口端ねじ曲げ嘲りつつも,何故か微笑みを浮かべる作者の優しい心根が浮かばれる。
お礼
返信が本当に遅れて申し訳ありません。 <ワシの作風を擬した偽物らしきものが約一名見当出没しておるが> もしかして、御二人とも講談師か噺家か、なんじゃなかろうか? もしかして、同じ師匠についているとか、、、。 いろいろと想像してしまいます。 <////////////////////////////////////////////////////// 枝ぶりの 若さまぶしき 異国の地 Bonsai愛しき 人の賑わい //////////////////////////////////////////////////////> なんとも! 何時もながらビックリさせられる情報量が57577に詰まっていますね~。 外国の、盆栽展に行ってきたところ、樹齢何十年という見事なものを期待していたのだが、樹齢何十年どころか、1,2年あるかどうか、、、幹が青いな~。しかしながらも、鉢は綺麗だし、遠くから見ればまあまあの出来じゃないか、なによりも、外国でボンサイ展が開かれて、それを見にいけただけでも、満足せねばな~。 それにしても、老若男女沢山来ているな~。 こんなに人気があるとは、思わんかった。 驚いた驚いた。 ↑これだけの情報を31字に入れたんですよね。 最近ますます、短歌の腕前が上がっていますね。 リズム感もあり、文体美しく、情報量多し!!! ありがたく頂戴致しましたが、未だにどうやって31字にこれだけの詰め込めたのか分からず。(大泣) <////////////////////////////////////////////////////// 苔むすも 枝幹若し 文化もや 愛でて痛いが 何故か愛しき //////////////////////////////////////////////////////> あ、こっちの方が好きです。 情報量の多さも相変わらず、すごいところをもっきて、 『愛でて痛いが 何故か愛しき』ここで、嬉しい様な悲しい様な『なんとも言えない気持ち』をリズムと言葉で見事に表現している!!! お見事! さすがです。 それにしても、返信が遅れて申し訳ありませんでした。 理由は、NO1様の補足欄に書いた通りなのですが、まさか、このような事が身近で起こるとは思いませんでした。 いつも、お世話になります。 これからもよろしくお願い致します。
- mabomk
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駆けつけ三杯、産婆さん、とるモノもとりあえず、ひとまず、何はさておいても、これでも食らえ、 ///////////////////////////////// 懲りもせず 三十一文字に 自爆テロ ///////////////////////////////// それでは、お言葉に甘えて、元歌を木っ端微塵の句を //////////////////////////////////////////// 盆栽に わびさび偲び 訪ねしが あっと驚く 若葉賑わい //////////////////////////////////////////// //////////////////////////////////////////////// 名にし負う 盆栽世界 異国では 見よう見まねの 若枝悲しく ////////////////////////////////////////////////
お礼
こんにちは、本当に返信が遅れて申し訳ありません。 <///////////////////////////////// 懲りもせず 三十一文字に 自爆テロ /////////////////////////////////> いや~、知らなかった、M様が私と同業者だったとは、、、。 しかし、いったい何処で、働いているのでしょうか?(←分かっててわざとボケています。) <//////////////////////////////////////////// 盆栽に わびさび偲び 訪ねしが あっと驚く 若葉賑わい ////////////////////////////////////////////> 相変わらず、『声に出したい日本語』といった感じの見事な短歌ですね。 特に『あっと』の部分が勉強になりました! こんな言葉を入れてこんなリズムと、脚色をしてしまうとは、、、本当に御見それいたしました。 57577、、、一字たりとも無駄に使っていませんね、、、。 <//////////////////////////////////////////////// 名にし負う 盆栽世界 異国では 見よう見まねの 若枝悲しく ////////////////////////////////////////////////> 『名にし負う』で見事に盆栽に対する期待感とを表現しつつ、 『見よう見まねの 』で、あ~ダメだったんだなと、表現する見事なまでに「全体で表現する」という事の『お手本のような、お手本』、、というか、見事なお手本、ありがたく頂戴いたしました。 知り合いの自殺未遂とその後のケアで本当に返信が遅れて申し訳ありません。 年末年始というのは忙しいので、今年中に又質問するか分かりませんので、今のうちにに、 今年は、本当にお世話になりました、来年もよろしくお願い致します。 と挨拶しておきます。 いつも、ありがとうございます。
補足
すいません、この欄をお借りします。 皆様への、返信、お礼が大変遅れています。 実は、知り合いが、自殺未遂をしまして、そのショックで心身ボロボロです。 なんとか、ネットカフェに来て、そのことを報告できるだけ回復しました。 いまは、日常の義務をこなしているのがやっとの状況でして、 本当に申し訳ありませんが、、、この質問に限り、、、返信はかなり遅れることにになります。 必ず遅れても返信はしますが、今しばらくお待ちください。 すいません。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。返信がいつも、遅れて申し訳ありません。 それにしても、おどろいた! 世の中には本当にすごい人がいるもんだ! <前回の私の【例】では「ただ目の前にヒョロッとした盆栽がある」というだけで「外国の展示会を見て」の趣旨が入っていませんでした。そこで‥> え? もしかして、あれ以上すごいのが来るんですか? <「外国の人は~、「こういう活動が、結局は相互理解や平和へとつながって行くであろう」と歌うほうが、読む人の共感を得やすいのではないか、と思います。> 素人の私には想像もしえませんでした。 本当にこういう、考え方みたいなものは、どうでも良いと思っていたので、、、。 こういう所にも気を使ってあるからこそ、清々しい気持ちに包まれる短歌が、できるんですね! <外国(とつくに)の盆栽展の細き芽の幾世(いくよ)接がれて大樹とはなれ> もう、どこがスゴイとか、この言い回しには参った~、とか「この言葉頂戴した」とかのレベルじゃありませんね! 雅楽を聴いている時みたいに、天・地・人が一体となったというのでしょうか。 宇宙すら感じてしまいました。 有難き幸せ! 家宝として、頂戴致します。 また、#5では極意ありがとうございました。 なんとか完全初心者レベル脱却を目指してがんばって行きます。 返信も遅れて、本当にいろいろと申し訳ありませんでした。そんな私に親切にありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。