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「ガマの油売り」の口上の意味を教えてください。
サアーサアー お立合ご用とお急ぎのない方はゆっくりと聞いておいで。 遠出山越え笠のうち、聞かざる時は物の黒白出方善悪がとんと分からない、 山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴ると言いども、 童児来って鐘にしゆもくを当てざれ ばとんとカネの音色がわからない。 「ガマの油売り」の口上の冒頭部分ですが意味がわかりません。 どなたか教えて下さいませ。
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- Mumin-mama
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>「遠出山越え笠のうち」の「笠のうち」は「経験がない」というような意味だという理解でよろしいですか? 「笠のうち」は伊吹山や筑波山などの霊山を旅する、お遍路するためにかぶる「笠」のことと思います。 他の方も書かれていますが、香具師や叩き売りの口上は駄洒落や言葉のリズムの方がその話の意味より大事なような気がします。
- abcdefg_19
- ベストアンサー率85% (6/7)
蛇足として一冊の本を紹介させていただきます。 『香具師口上集』室町京之介 創拓社 昭和57年の初版ですが、アマゾンで検索しましたら古本で安く出回っているようです。 香具師についての様々な薀蓄、もちろん口上(バナナのたたき売り、外郎売、万年筆売り、ガマの油売りも)も多数収録されています。 ※ただし、言葉の意味についての説明は載っていません。 興味がおありのようでしたら手にとって見られることをお薦めいたします。
お礼
せっかくですが私は意味をしりたいだけです。
- abcdefg_19
- ベストアンサー率85% (6/7)
せっかく回答いただいたのに申し訳ないですが >無理に考えると頭が痛くなりますよ。 というのは、申し訳ないですが科学的な思考であるとはいえないと思いました。 実生活においては「考えすぎない」ということが大切なこともありますがここは学問のカテゴリーですから。 わからないからといって「口調を楽しむ芸」として自分自身を納得させることは私にはできません。 わからないものはわからないとするのも科学的な態度だと思います。 何か理由があって意味のない言葉であると結論づけておられるのなら、その理由を教えていただけますか。 ☆特に理由はありません。私は香具師の口上は大好きなのですが、「口調を楽しむ芸」と割り切っていますので。 NO3の方の回答から多くを学ばせていただきました。 失礼いたしました。
お礼
返事をくださりありがとうございます。 >特に理由はありません。私は香具師の口上は大好きなのですが、「口調を楽しむ芸」と割り切っていますので。 確かに口調がおもしろいですね。 楽しみ方は人それぞれということです。
- Mumin-mama
- ベストアンサー率45% (1140/2503)
時代は江戸、旅=徒歩の旅と想像してください。 >遠出山越え笠のうち、聞かざる時は物の黒白出方善悪がとんと分からない、 ガマの油が摂れる伊吹山や筑波山などの霊山へは遠出や山越えの旅支度や旅費が居るから庶民にはめったに行けない。だから、そこでどんな奇跡が起こっているか、それが良いことなのか悪いことなのか、そこを見て来た者に聞かなければさっぱり分らないだろう。 >山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴ると言いども、 童児来って鐘にしゆもくを当てざれ ばとんとカネの音色がわからない。 山寺の鐘が、ゴーンゴーンと鳴り、 子供がよって来て、 「おいちゃん!鐘を突くと、ゴーンゴーンと鳴るけれど、あれは鐘が鳴っているの? それとも棒が鳴っているの?」と尋ねる。 そんなものは、鐘や棒に耳を当てて良く聴いて見ないことには分らない。 『真実は実験して、目で、耳で確かめなければ分らない。だから、今から、ガマの油がどんなにいい薬か実験するから、見て確認してください。』 「そこで、そこ行く人! よってらっしゃい! 見てらっしゃい! ここに取り出す、一つの刃...。」 となる訳です。 かってな解釈ですので、間違っていたらごめんなさい。
お礼
ありがとうございます! なるほど、ニュアンスとしてはおそらくそんな感じなのかもしれませんね! まずなにごとも聞いてみたり見てみないとわからないよ、と人々を煽る。 次に刀で紙をきってその切れ味のよさをしめし そのあと腕を切った上にガマの油を塗ってあっというまに治る 不思議を人々に見せると。 (本当は刀の先だけがよく切れるように細工してあるそうで 現在なら立派な詐欺ですね~) 「遠出山越え笠のうち」の「笠のうち」は「経験がない」というような意味だという理解でよろしいですか?
- abcdefg_19
- ベストアンサー率85% (6/7)
「口上」の目的は、「それらしく聞こえること」「何をいっているかわからないけれど、なんか面白そう」と通行人の足を止めることにあります。 「意味なんかどーでもいい」と言ってしまえば身も蓋もありませんが。たとえば、「遠出山越え笠の内」は、「夜目遠目傘の内」(女性が美しく見える条件)という言葉が下敷きになっていると思われます。 みんなが知っているような言葉をちょっとひねる、これがコツのひとつめです。 あと、難しい言葉をわざと使う。「オレ、学があるんだよ」と相手に知識をひけらかす。「聞かざる時は物の黒白出方善悪」なんて、そうですね。でも、口調はいい。何言ってるかわからないけれど。 「山寺」以下は、寺の鐘が鳴っていても、小さな子どもが撞木で鐘をつかなければどんな音か、どんな音色かわからんだろうが!ぐらいの意味でしょうがこれも訳が分かりません。 口調を楽しむ芸、と割り切られた方がいいと思います。無理に考えると頭が痛くなりますよ。
お礼
ありがとうございます。 >「遠出山越え笠の内」は、「夜目遠目傘の内」(女性が美しく見える条件)という言葉が下敷きになっていると思われます。 確かによく似ているのでその可能性はあるかもしれませんね。 参考にさせていただきます。 せっかく回答いただいたのに申し訳ないですが >無理に考えると頭が痛くなりますよ。 というのは、申し訳ないですが科学的な思考であるとはいえないと思いました。 実生活においては「考えすぎない」ということが大切なこともありますが ここは学問のカテゴリーですから。 わからないからといって「口調を楽しむ芸」として自分自身を納得させることは私にはできません。 わからないものはわからないとするのも科学的な態度だと思います。 何か理由があって意味のない言葉であると結論づけておられるのなら、その理由を教えていただけますか。
- Mumin-mama
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こちらに分りやすいのが載っています。 http://www.gpro.com/sampo/main11_06.html
お礼
ありがとうございました。 読みましたがやっぱりよくわかりませんでした。(汗)
お礼
せっかくですが私は口上を研究することを楽しんでおります。 あなたがリズムを楽しむのは勝手ですけれど。