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タンパク質の大量培養について

タンパク質の大量培養の際に、樹脂に吸着させる操作があるのですが、 樹脂を5・6回再生して使用している場合、以前吸着して、吸着しっぱなしの タンパクが、溶出の段階で再び出てくることはあるのでしょうか?? もしそうなら、その古いタンパクは変性をしている可能性もありますか??

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  • Dr_Hyper
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回答No.1

タンパク質の大量培養ではなくて、タンパク質の(大量)精製のことですね? 通常、樹脂(カラム)は溶出終了時に強い条件でカラムの洗浄を行います。 イオン交換であれば高濃度の塩を含んだバッファーだったり、抗体カラムであれば、グリシン塩酸などを用います。ですから、この条件で溶出されないタンパク質、(なぜかついたまま離れない目的の因子やコンタミなどは)、次の回の溶出の条件よりも普通は弱いわけですから、ほとんど次の精製のときに出てくることはないと考えられます。もちろん理論上のことですので、仰るとおり変性して出てくる可能性は無いとは言えません。