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香を聞く
「香を聞く」は匂いを嗅ぐことですが、なぜ「聞く」なのですか?
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- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんばんは。 “「聞く」は元々、音を感知することなのに、なぜ匂いをかぐ意味になったのか?” ということがご質問の趣旨だと思います。 しかし、実は、その逆でして、 「聞く」や「聞こゆ」(聞こえる)は元々、音、匂い、味を感知するということをひっくるめた意味だったのです。 調べてみましたら、こういった「聞く」「聞こゆ」の使い方は、今昔物語に登場しているようですので、 遅くとも平安時代には使われていたことになります。 ですから、 なぜ、音、匂い、味に対して「聞く」という同じ動詞が使われるようになったのかというご質問に対して、 確からしい回答ができる人は、たぶん、いらっしゃらないのではないかと思います。 (「わからない」が妥当な回答ではないかと思われます。) たしか、先週放送のNHK「爆笑問題のニッポンの教養」で、このことが話題に上っていました。 http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20081111.html 以上、ご参考になりましたら。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
香を嗅いで、その種類を当てる事を「聞香(ぶんこう、ききこう)」と言う。 「聞香」から転じて「香を聞く」と言う表現が使われる。 聞き酒(ききざけ、利き酒とも書く)も、酒を飲んで、その種類を当てる事だが、この場合も「聞」の字を用いる。 音を耳で受けて、その音の種類を判断する事も「音を聞く」と言う。 つまり「聞く」とは、音だけに限った事ではなく「何かを五感(視、聴、嗅、味、触)で感じ取り、感じ取った感覚から、それが何かを判断する事」も言う。 五感の1つである「聴く」は「耳で音を感じることのみ」であるのに対し、「聞く」は「耳で音を感じること以外も含む」と言う事。
参考URLによれば > 匂いに問いかけをして、その答えを「聞く」という心 だそうです。