事業を始めるにあたってはどのような価値が生まれるかを考えてください。
現在の経済状況ではハッキリ言ってこの先もどうなるかは誰にもわかりません。上記でもお答えの方がいらっしゃいますが、日本の金利は相当低いです。
代替わりのご対策として事業をお考えなら、ハウスメーカーや金融機関の言うことを鵜呑みにせず、資産の把握をまずは行うことが最優先です。
土地の資産評価額、現金、保険金、と美術品等は評価基準が難しいですが概算でなら評価額は算出できます。そこから相続税額を算出することで賃貸事業の規模も見えてくると思います。儲かるということなどはまず考えないでください。建てることによってどのような『価値』があるのか・・
サブリースというのもありますが、リスクはゼロではありません。
かといって、何も考えずに代替わりを待つのもリスクです。
代々受け継いだ資産をどのように防衛していくのか・・
日本は残念ながら資産家の方から相続時に税金を取られるシステムになっっています。これは資産家の宿命ですので・・逃げることは考えずに積極的にリスクに向かって最良のパートナーを見つけることです。
相続とは万が一の事を想定したお話ですのでご家族間でもお話がしにくい内容かと思いますが、何も考えないのが一番のリスクですので・・
建築以外にも売却も手段ですし、物納を考えればいいと思う方もいらっしゃいますが、18年度の制度改定で現在は基準も高くなり簡単には物納もできないのが現状です。売却するにしても『どの土地を売るのか?』の精査も必要です。かといって相続に詳しくない不動産業者に依頼しても仲介手数料で業を成している場合などは資産価値の高い土地から売却することも考えられます。自分達が売りやすい土地から売るのは当たり前ですから。なのでまずは資産の把握→概算納税額の算出→建築(候補地の検討)での圧縮、又は売却(候補地の検討)それ以外にも不動産は深く知れば知るほど面白いものだと思います。手段は色々とあります。
税理士+第三者視点のコンサルティングなどの専門家に相談するのがベストだと思います。本題の金利については外れてしまいましたが、常に情報にアンテナを張り、最初に条件が良ければ10年固定、途中で繰り上げや金融機関の借り換えなどを考えることもポイントかと思います。また、建物の構造により償却期間も変わりますのでそのことも考慮するとリスク軽減にもつながるかと思います。
お礼
ありがとうございました。