- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:天文年鑑の惑星視位置の計算について(1)黄道傾角)
惑星視位置の計算について-黄道傾角
このQ&Aのポイント
- 天文年鑑における惑星視位置の計算について黄道傾角に関する疑問があります。
- 天文年鑑では瞬時の平均黄道傾角の計算方法が示されており、自分の計算結果と一致しなかったため、過去4年間のデータを調べても一致しました。
- 天文年鑑の記載ミスの可能性を考え、検算していただきたいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご指摘のように天文年鑑のあの値は誤植だと思います。 現在天体暦などに採用されている計算式で計算すると 23.4388749°になりますから。 天体位置表の値を使って木星の視位置を補間計算してみました。 視赤経 = 8h45m23.098s 視赤緯 = +18°56'55.79" 真地心距離 = 4.5843434AU 天文年鑑に示された計算例と比べてみると、 視赤経が6h45m23.2sとなっていてこの「6h」は明らかに誤植としてそれ以降の桁の値は計算誤差の範囲内です。 視赤緯の誤差が8"弱あるのが気になります。黄道傾角の値の間違いが以下の計算に伝播しているのかは実際に手順通りに計算してみないとわかりません。 真地心距離は誤差の範囲内に収まっています。 計算例の部分は数字だけが毎年部分的に変わりますが、それ以外は同じ文章ですので毎年以前に作った雛型を使い回ししているでしょうからミスが起こり易いのでしょう。先にあげた「6h」など2002年版を見れば…。 出版社に報告すれば月刊誌の「天文ガイド」に正誤表が載るでしょう。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 今回始めて位置計算をしてみようと思い、とりあえず検算用にこの計算式を利用しようと思っていたのに、いきなりつまずいてちょっと焦っていたとこです。また、木星の視位置の計算までしていただき、ありがとうございました。