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自分で発光しない物体の色も電子が関係しているのでしょうか
自分で発光しているものから出る光の色は電子が関係しているのだと思いますが、反射で見える物体の表面の色は表面に存在する電子と関係があるのでしょうか。
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はい、あります。 もし無いと何をみても同じ色に見えるはずです。 表面の物質が光の一部を吸収して、再び放出します。 ある光は透過していってしまいます、ある光は吸収されて熱になってしまいます。特に一部の光だけが反射という形でその物質に色をつける働きをします。 金属光沢の場合は入ってきた光の全ての波長で反射が起きるので、無色透明に見えます。なお、銅、金などは一部の光を通したり吸収したりするため色が付きます。 これら反射の過程は電子が表面の物質の電子を励起(エネルギーを与える事)し、次にこの励起された電子が元に戻るとき光を発射します。 吸収した光と発射する光は波長が異なるので金属とは違い様々な色が現れます。 (本当は、もう少しややこしいのですが、はしょりました)
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- leo-ultra
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例外はあります。干渉色です。 CDが虹色に見える現象。 あれはミクロのでこぼこが原因で、電子じゃありません。 (確かに各部分での反射は電子が効いているかもしれませんが。)
補足
干渉色もやはり電子とは無関係とは言えないということなのでしょうか。ミクロの凸凹自身が電子と無関係に作られるものかどうかも私にはわかりませんので、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか。
- htms42
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電磁波の波長の範囲は広いですから電子が関係するものも関係しないものもあります。でも色というのは目で分かるものですから対応する電磁波は可視光線の波長の範囲です。この範囲の電磁波は全て電子の遷移が関係します。赤外線の範囲のものであれば電子は関係しないものが出てきます。原子の運動によるものです。ごくまれに分子振動の影響が可視光線の端に出てくることもあるようです。
お礼
興味深いご教示をいただきありがとうございました。電子だけではなく原子や分子の運動が関係しているものもあるとは驚きでした。
お礼
御懇切にご教示いただきましてありがとうございます。