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色が見える仕組み
以下のサイトでは、赤い物体が赤く見える理由について説明されています。 http://homepage1.nifty.com/kuwajima/lac100/explanation/20010910.html このサイトには「物体に光が当たったとき、物体は特定の波長の光を吸収し、それ以外の光を反射します。」と書かれていますが、「それ以外の光を反射します。」の所が分かりません。 波長を複数反射するというのはありえる事なのでしょうか? 例えば、700nmの波長と400nmの波長を同時に反射しようにも、波長は波の周期的な長さだろうから、波が2つ無いと同時に反射するのは不可能な気がしますが・・・
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>波長は波の周期的な長さだろうから、 それは、単一の周波数だけでできた波の波長の定義です。 波の重ね合わせの原理はご存知ですね。複数の種類(波長)の波が重なったときは、その足し算で表す波ができる。というものですが、 その逆に、複数の波が重なってできた波は、元のそれぞれの波に分解することも可能です。 たとえば、光なら、プリズムを使えば、元の波に分解できます。 したがって、複数の波長の波の同時反射もありえるのです。
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質問者様は「反射」のメカニズムについて疑問を持っておられるのではと思います。 光が物体に当たったときには、吸収される場合と「反射」される場合があるようです。ここまではOKですね。 反射とは、入ってきた光のエネルギーがいったんそれを受けた原子に蓄えられて、また同じ形で放出される現象だと説明されているようです。単に海の波が岸の岩に当たって跳ね返されるようなイメージではないようです。細かく見れば、700mmの波長(エネルギー)を持った光と400mm波長のエネルギーを持った光がまったく同時に同じ原子に受け止められて、跳ね返すということは確率的にありえないのではないかと思います。絶対わずかなり時間的にずれているはずです。だからえねるぎーが異なっているのでしょう(同時だったら1100mmになっていると思います。)。 ご参考になれば。
お礼
光の波は海の波みたいな反射とは違うのですね。 光が跳ね返ったというより、光が当たった所から再び同じ光を出したイメージですね。 回答有難うございました。
- semikuma
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> 波が2つ無いと同時に反射するのは不可能な気がしますが・・・ その通り。ない波長の光を反射することはできません。 レーザは特殊な光で、1つの波長しか出しませんが、その他の太陽、電球、LEDなどは、ある波長から別の波長まで、連続した無数の波長の光を出しています。 そして、物体に吸収されずに反射したいろいろな波長の光が混ざり合って、色として見えます。 例えば白い紙に赤いりんごの絵が描いてあったとして、暗室内で赤い光を当てると、紙もりんごの絵も赤い光しか反射しないのでどちらも赤く見えます。 しかし青の光を当てると、紙は青の光を反射して青色に見えますが、りんごの絵は青の光を反射しないので、黒く見えます。
お礼
なるほど、光は複数の波長が混ざり合っていたのですね。 回答有難うございました。
お礼
なるほど、複数の波が重なったまま光を出しているから、複数の波長を反射出来るのですね。 重ね合わせの原理というのですか。覚えておきます。 回答有難うございました。