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温暖化懐疑論者の心理構造は?
世界各国から数千人の科学者が参加し、国連で決議した京都議定書は立派な国際法です。また、先週、ポスト京都として英国政府は2050年までにCO2を80%削減を発表しました。ドイツ、フランス、米国の民主党も同程度の削減計画を発表しています。 しかしこのような情勢でも、日本には有名大学の肩書きを持った一部教授(専門外)が堂々と温暖化懐疑論を雑誌に載せたり、民放で発言したりしています。 科学を軽視し、嘲笑するこの異常な現象は一体なんでしょうか。 ○無神論者(地球主義者)だから、絶対的地球が破滅するなんて受け入れられないのでしょうか。 ○新自由主義などの欲望主義に目が覆われてしまっているからでしょうか。 ○狭い大学社会に住む専門馬鹿なので、専門外学問に対する謙虚さを失っているのでしょうか。 ○文系だから温暖化の意味が理解できず、周囲に同調しているからでしょうか。 ○「科学的」「客観的」思考のもつ傲慢さに慣れてしまっているからでしょうか。 それとも・・・ 各位のご意見をお聞かせください。
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- a_rimbaud1891
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回答No.11
お礼
大気中のCO2は何億年間もかかってが地中に固定化され、この地球環境の中から哺乳類が誕生し、人類が生まれ今の私がここにいます。 http://structure.cande.iwate-u.ac.jp/miyamoto/ground/yagico2.htm 過去42万年間の歴史は以下のとおりです。 http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/20th/box3.htm 現代人は化石燃料を大量に使い続け、今後100年間で大気中のCO2濃度が1000ppm(0.1%)に達する勢いです。((b)CO2濃度 A1AIシナリオ) http://www.jma.go.jp/jma/press/0103/06a/fig5.gif これは、200年足らずで1数億年前の白亜紀まで遡る勢いです。このまま進めば、今後、気候は激変し、DNAの変化で対応できない大多数の生物は絶滅の危機に曝されるでしょう。 だからこそ、科学者たちは必死で警告を発してきました。 http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/message.html しかし、すでに温暖化はかなり進行しており、最近では、温暖化が温暖化を呼ぶフィードバック現象まで報告されるようになりました。(下記83ページ) http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/ar4syr.pdf IPCC第一次報告から18年たっても、教育レベルの高い日本でさえも理解が深まらず、対策も進まず、破局に向かって走り続けている現代人(私を含めた)の姿は「末法」そのものの様相であるといえるでしょう。 哲学者や宗教家はこの事実をどう捉え、正しく理解するがゆえに不安を懐く国民にどう答えようとするのか この部分が聞きたくて投稿したのでした。 人間の歴史を超えた温暖化問題は人間の知恵では解決できないかもしれない。しかしながら、人間の形となって存在する以前から私に降り注いでくれていた大きな命に帰ることが、何よりも大切で幸福なことではないか。 このように考えてくると、地球温暖化は大きな悲しみではあっても苦しい問題ではなくなってくる。このように理解致しました。 ありがとうございました。