実効値は、変動する信号の効果を簡単に表示するための指標です。ふつうは平均で代表させることが多いのですが、基準値の上下に変化するような信号をそのまま平均すると0に近くなって意味を成さなくなります。このような信号を代表させる指標として実効値が使われます。
実効値=平方根(信号の2乗の平均)
です。
したがって、単に振幅の最大値から求められるとは限りません。
規則正しく変化する正弦波の場合は、実効値=振幅の最大値/√(2)で求められます。
質問の波が正弦波なら、
実効値=4/√(2)=2.82
ですが、
音波のように複雑に変化する波は簡単な計算にはなりません。
正弦波なら関数の形もわかっており、1周期を取れば簡単に計算できますが、一般には関数の形がわからないので、適当な時間サンプリングしたデータの数値積分で計算します。
お礼
okormazdさま 丁寧な説明ありがとうございました。 また機会がありましたら是非ともアドバイス頂けたら幸いです。