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ロレンスの翻訳
こんにちは。探し物をしています。 イタリアの作家 Antonio F.Grazziniが「三日物語」として編纂した作品集の一つ「THE STORY OF LAZZERO」を、D.H.ロレンスが英訳した内容の日本語訳を探しています。図書館、ネットで探していますが、いまだ見つかりません。 なにか情報のある方お願いします。
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- 一円(@ichien2)
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こんにちは。 ロレンスほどの有名人が関わっているにも拘わらず、図書データ・ベースを「Antonio Grazzini」(ミドル・ネームは確実性を増すために省略)で検索しても全く何の結果もありません。こういう場合、私は書誌情報に誤りがあることを先ず疑います。 著者Grazziniのみでwebcatを検索すると50件あまりの結果が出ます。 http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/equalTop.html その半数以上が実はイタリア映画評論家の著書です(私も彼のフェリーニとのインタヴュー記事の訳は読んだことがあるような気もします)。それはさておき可能性がありそうな名前はほぼAnton Francesco Grazziniしか見当たりません。 ここでは英訳版の照会ですから、念のためにもアメリカ議会図書館で再度Anton Grazziniを検索して得られた30件余の結果のうち、Lawrenceが関わったものをページ内検索すると1件しか存在しません。 http://catalog.loc.gov/ http://catalog.loc.gov/cgi-bin/Pwebrecon.cgi?v1=27&ti=1,27&Search_Arg=Grazzini%2C%20Anton%20Francesco&Search_Code=NAME%40&CNT=100&PID=tQlKpXqjYObkaOT2aLL7X9mNBh-A&SEQ=20081011200504&SID=1 ↑の2番目は個別資料のURLですが議会図書館では直リンクが可能かどうかは判りません。 この書名“story of Doctor Manente”を再度webcatで検索すると既に上記の50件あまりの結果の中に含まれていたものが表示されます。 http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?txt_docid=NCID%3ABA38785952 日本語訳版が出ているならば同時に表示されるはずですが、出て来ないと言うことは日本ではこの本は未訳、未刊ということになります(本日は国会図書館はメンテナンスで検索の利用が出来ませんから確認していません)。 問題はこの先です。本書は短編集なので、「それでは抄訳版、もしくは部分訳は存在しないのだろうか?」。通常だとそう考えますね。 しかしこれまでにここで繰り返してきた調査の結果から、私はこれを調べるのはほとんど不可能だと思っています。どこかに雑誌掲載の翻訳作品のデータ・ベースが存在するのかもしれませんがこれ以上は大学で研究している人でもないと回答することは出来ないのではないでしょうか。 この先使えそうなデータ・ベースには以下のようなところがありますが、私自身は調査はこのあたりまでにします。 http://www.ariadne.jp/ この原書を所蔵している実践女子大学図書館のページには、様々なリンク集があります。 http://www.jissen.ac.jp/library/ir-link.htm これを利用しても調べられるとは限りませんが、その場合には直接こちらに所蔵資料の翻訳版の照会をする方が速いかもしれません。
お礼
こんにちは。ご協力いただき本当にありがとうございます。 ぜひとも参考にさせていただきたいと思います。