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全窒素などの試験に用いる試料の保存法
アンモニウムイオン,有機体窒素及び全窒素の試験に用いる試料は,塩酸又は硫酸を加え,pH2~3に調節し,0~10℃の暗所に保存する.短い日数であれば,保存処理を行わずそのままの状態で0~10℃の暗所に保存してもよい. とJISにあるのですがなぜ塩酸や暗所におく必要があるのでしょうか? 素人な筆問で申し訳ありません。
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河川水や湖沼水などの分析かと思いますので、そのまま室温で保存すると、共存する微生物 などによって各形態の窒素量が変化してしまいます。 (動物性プランクトンなら有機態窒素を消費、硝酸菌や亜硝酸菌は硝酸イオンや亜硝酸イオン の変動要因、など) そのため、 短期間の保存の場合は冷却によって微生物の活動を鈍らせることでこれらの変動を抑え、 長期保存の場合はそれらの活動をより強く抑制(ないし死滅)させるために低pHにする、 ということだと思います。 参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%9C%E7%A1%9D%E9%85%B8%E8%8F%8C
お礼
回答ありがとうございます。 微生物が原因だったとは・・・ ほんとに素人質問で申し訳ありませんでした。