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医局に詳しい方に質問です。
一つでも分かる方はよろしくお願いします。 41つの医局に何人ほどの医局員が在籍するのか 5インターン制度廃止から現在の研修制度に至った最大の原因とは 62004年の臨床研修必須化後どう医局が変わったのか 8批判の対象になってきた権力集中と閉鎖性とは 9大きなきっかけとなった名義貸し問題とは、またその背景 12.臨床における大学病院の位置づけ 13.なぜ医局を離れるのか 14.簡単に抜けれるのか 15.医局に残る理由は(医局に在籍する医師の将来) 16.博士号を取得することとは 17.医局機能の低下がなぜ医師不足を起こすか? 18.医師不足の原因は?(大学病院からの引き上げ以外) 19.大都市の病院の魅力とは 20.医局内の医師不足に国として対策は 21.医局制を廃止する大学 22.特殊な医局をもつ大学は?
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旧帝大の医局に所属している内科医です。 質問の意図がわからないので適切な答えになるかわかりませんが…。 4. 1つの医局に何人ほどの医局員が在籍するのか 私の医局ではしっかり数えたことがないのですが、200人以上はいます。医局の関連病院に赴任している医師だけでなく開業しても医局に所属している医師はいます。 5. インターン制度廃止から現在の研修制度に至った最大の原因とは 研修医の過重労働、低賃金、夜間の単身アルバイトを防ぐことが名目です。 6. 2004年の臨床研修必須化後どう医局が変わったのか 私達の医局では大きな変化はありません。地方の医局では入局者が極端に減ったと聞いています。 8. 批判の対象になってきた権力集中と閉鎖性とは 医局批判については色々マスコミが伝えていますが、私の在局中には人事などに関連しての謝礼などは聞いたことがありません。人事を主に担当している教授、医局長は人事が一番嫌な仕事だといつも言っています。ただ医局員が少ない医局では大学>関連病院という力関係があるとは思います。 9. 大きなきっかけとなった名義貸し問題とは、またその背景 これは検索すれば沢山でてきます。 12.臨床における大学病院の位置づけ 特殊な症例を経験できる。また異なる病院で研修してきた同世代の医師同士で交流することで知識・技術の向上が図れる。 13.なぜ医局を離れるのか 主な理由は遠くでの開業だと思います。または専門を辞める・変える場合。 14.簡単に抜けれるのか 私達の医局では簡単ですが、開業しても在局できるので辞める理由はないと思います。 15.医局に残る理由は(医局に在籍する医師の将来) 地域によりますが、基幹病院とよばれる大きな病院(日赤、公立病院)などは医局からの人事からしか採用しないところが多いです。そのため症例のあつまるor設備の整った病院で働こうと思えば医局にいる必要があります。 また個人契約しているより医局を経由した方が、辞める時にくどくど説明する必要がいらないことも有利な点です。 16.博士号を取得することとは 質問の意味が不明瞭ですが…。博士号ある/なしで給与に差がある病院もあるようですが、私が知っているところは10000円/月程度だそうです。また一昔前は学位がないと院長・部長になれないところもあったと聞きますが、最近は少なくなっています。少なくとも臨床医にとっては学位は必要ありません。 17.医局機能の低下がなぜ医師不足を起こすか? 医局が最も医療に貢献したことは地域医療です。以前は、医局の指示で中堅医師が地方の病院で勤務していましたが、最近は医局員の不足で地方に人を出すゆとりがなくなったため、まず地方から医師不足が起こってきました。医局人事であれば数年で交替できるため、赴任していましたが、そういった保証がない状態で個人で契約する医師は少ないと思います。 18.医師不足の原因は?(大学病院からの引き上げ以外) 中堅医師については、医療の高度化、書類の煩雑化(訴訟対策)のため医師の仕事量が増加したための相対的なものと、過重労働からの逃避(老人病院や開業など)による絶対的不足です。 また若い医師についてはNo.1の方の回答の通り偏在によるものです。 19.大都市の病院の魅力とは 大都市でも小さい病院では魅力はないと思います。大病院であれば機材、スタッフが充実していてできないことが少ない点です。 20.医局内の医師不足に国として対策は ありません。しいて言えば医学部の定員増加ですがこれは間接的な効果しか期待できません。 21.医局制を廃止する大学 筑波大学がそうだったと思います。 22.特殊な医局をもつ大学は? 同上です。 また東北大学、名古屋大学では30年以上前から現在の様な研修制度(大学病院ではなく関連病院での全科ローテート研修)を採用していました。 1、2、3、7、10、11の質問が難だったのかがちょっと気になります。 参考になれば幸いです。
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- kame-chan
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インターン制度についての補則です。 戦後~1968 インターン制度 大学卒業後に1年間の「臨床実地研修」をした後に医師国家試験の受験資格が得られる。 しかし実際にはこの1年間は資格無しでの無給労働を強いられたため学生による反対運動がおこり廃止となった。 1969-2003 制度なしの状態 この期間は臨床研修制度はなく「医師免許取得後に2年以上の臨床研修を行うよう努めるもの」という努力規定のみ。 実際には一部の大学病院では給与が無いor小額で社会保障もない状況であった。しかし医師資格はあるため生活のために夜間の単独アルバイトをせざる得ないなどの問題が発生した。 2004- 現在の臨床研修制度 2年間の臨床研修が義務化。適正な給与の支給と研修中のアルバイトの禁止が定められている。
- TAKEUSA
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5インターン制度廃止から現在の研修制度に至った最大の原因とは 皆さん、インターン制度を勘違いされているのでは無いかと思います。 通常インターン制度と言えば1950年頃に行われていた研修制度を指します。先の研修医制度のその前です。所謂無給医に近い時の事です。 で、廃止になった理由は身分も与えず、給料も与えず働かすことは労働基準法に違反するから廃止になったと理解しています。学生でも無い。医者でもない。労災も曖昧。行った医療行為の責任もあやふやになりかねない。当時は相当激しく労働者としての確立を求めた運動が展開されたようです。 いまだに労働者としての地位は確立されていませんが。
- sodenosita
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地方国立大の医局に属する人間です。 4.都市圏と地方で、診療科によって大きく違うと思います。マイナー科の私の医局は20人前後です。 5.たしか、研修医の給与保障/バイト問題もあったと思います。 6.一番の変化は入局が減りましたね。 8.9.は検索すれば続々と出てくるでしょう。医師批判が好きなマスコミは多いでしょうから。 12.明目は研鑽と先端医療ですね。 13.ここの理由があるでしょうが、待遇面もあるかなぁ。 14.医局の状況次第。 15.研鑽と研究ですね。 16.質問意図がよく見えません。研究して論文を書いて、という回答がよいのか、とらないと上に上がれない(一般病院の部長職、大学の講師以上)からという回答がよいのかわかりません。 17.医局機能のひとつが医師の派遣でしたからね。その機能が落ちれば、関連病院に人が出せませんね。 18.卒後研修制度により、都市部の市中病院を希望する研修医が圧倒的に増えたこと。同時に訴訟の増加により、リスクの高い診療科を敬遠し始めたことによる偏在。 19.行った事が無いので。ですが、学会や研究会は都市部で多く開催され、勉強するには向いているかと思います。 20.ないです。 21.22.知りません。 箇条書きにしてあるわりに、数字が飛び飛びです。個人的にはこういうのは不快です。