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水道道路はなぜまっすぐ?

東京の荒玉水道道路をはじめ、各地に延々とまっすぐな水道道路が見られますが、なぜあんなにまっすぐなのでしょうか。鉄道などまっすぐ引きたくても土地買収などでそうもいかないですよね。水を流すだけなら、こんなに直線である必要はないかと思うのですが。

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  • myeyesonly
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回答No.2

また来ました。 一直線にこだわった理由としては、こんな事が考えられます。 ○今はシールド工法などという便利な物がありますけど、当時は手堀りです。 おまけにこのトンネルは上に人がいるので、地上陥没や大規模漏水が許されない為に普通の鉄道や道路のトンネルのように吹き付けではなく、鉄筋コンクリート製の巨大なパイプになってると聞きます。 鉄道や道路のトンネルでも数キロ規模になれば大工事で沢山の犠牲者が出てます。 なので、とてもまげて作る余裕が無かったことは容易に想像されます。 ○水が流れるわけですが、このトンネルは全径に渡って満水にして流すのではなく、地中の川のようです。 そうすると堆積物の心配が出てきます。 その場合、曲げるとカーブの内側に必ず堆積物が溜まります。 地上の川なら溜まったら簡単にほじくる事が出来ますが、地下では大変な工事になりますので、出来るだけ堆積物を防ぐ為にまっすぐ、とした可能性は大きいでしょう。 以上より、障害物が合った場合、障害物の方を移動させたり除去して工事した可能性は高いのではないでしょうか。

yumi698
質問者

お礼

確かに「水道」というときれいな水が流れている気がしますが、地下の川なわけですから堆積物はたまりますね。それをトンネルの中で除去・流下するのは並大抵の作業ではないですね。それが一直線にこだわった理由かも知れませんね。たびたび回答ありがとうございました。当方、荒玉水道道路と井の頭通りの近所なので気になってました。

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  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.4

>水を流すだけなら、こんなに直線である必要はないかと思うのですが そんなことはありません 水を流すとき直線のほうが抵抗が小さいので多くの量を流すことができます また直線の方が壁に当たる水圧が小さくなるので壁は弱くてもいいのです 当時は国や自治体の権力が強く公共事業は権力者の思いのままになったのです

yumi698
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.3

 荒玉水道などは昭和初期に開通しましたが、この時期は 杉並区がまだ杉並町や井荻町だったころで、これらの水道が 引かれた場所には障害物らしい障害物はなかったといって いいころです。だからJR中央線、かつての甲武鉄道も 真っ直ぐに敷設することができたんです。  ちなみに東京の近代水道は、1898年( 明治31年 )に 淀橋浄水場から通水しました。いまの都庁の付近ですが、 逆に言えば当時の東京の西端は淀橋地区だといっても過 言ではなかったのです。いまなら村山貯水池くらいのイ メージでしょうか。だから杉並は山奥だったんですね。  余談ですが、1898年に国木田独歩が発表した武蔵野は 渋谷が舞台ですが、とんでもない田舎に描かれています。 当時の杉並は、青梅街道や五日市街道沿いにところどころ 集落がある程度でした。いまとは比べ物にならない人口 過疎地だったのです。  それから 25 年ほどで荒玉水道が開通し、そのころは それなりに人口も増えていましたが、事業主体は荒玉水 道町村組合という寄り合いのような組織でした。つまり 住民の総意で建設されたので、土地の所有とかを考える ことなく真っ直ぐに建設することができたのでしょうね。

yumi698
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。 水を流すから難しいのですよ。 今でも自然流下による送水はエネルギー効率がよいので多用されますが、当時は自然流下しか方法がありませんでした。 すると、必ず上流より下流側が下がってないと自然流下しませんね。 途中、一度上がっても上昇開始地点より下げればサイホンの原理で送水できますけど、この設計が大変なのです。 地面からの深さを測って工事したのでは、地面は平らではないので、全く機能しなくなってしまいます。 常に水平を出して角度を維持しながらやらないといけない、結構難しい工事なのです。 なので、出来る限りまっすぐ作りたい、というのは、手間や時間を考えればごく自然なことでしょう。 また当時は現在の東京の地下のように地下鉄が走り回り・・・という状況ではないですから、まっすぐ引く事にそれ程問題は生じなかったと思われます。

yumi698
質問者

お礼

ありがとうございます。ただまだ疑問なのは、いつ作ったにしてもその間何キロ何十キロにわたってまったく邪魔物がなかったのかどうかという点です(場所にも寄るでしょうが)。自然の川や用水のように、多少曲がっていても水は問題なく流れると思うのです。ここまで一直線にこだわった理由がどうもわからないんですが。トンネルだからとにかく最短距離を作ったという経済的な理由でしょうか?

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