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これらのカタカナ語はいつごろから日本で使われるようになりましたか?
いつごろから、というのは、いちばん最初に使ったのは誰か(どの本か)、ではなくて、 これらの言葉が普通に使われ始めたのは大体いつ頃なのかということです。 わかる範囲でかまいませんので、教えてください、お願いします。 1、ウエイト(体重という意味ではなく、重要性という意味で使われるようになったのはいつ頃ですか?) (例)ウエイトを置く・ウエイトを占める 2、カテゴライズ 3、エスプリ 4、ウイット
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- doi3desu
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これは案外難しいご質問です。 【図録▽カタカナ語の国民理解度】 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3955.html 外来語は、個人間で大きな理解度の違いがあるものも多々あります。従って、新聞や雑誌が用いるようになった段階で、一応浸透し始めたと考えてよいのではないかと思われます。そのため、カタカナ語辞典を引いて見ました。カタカナ語辞典によっては、新聞・雑誌が使った日付が出ており、おおよそ国民に浸透し始めたといってよい時期が示されています。(新聞等の例文は割愛いたします)。 1. ウエイト(ウエート)日経 88年1月16日朝刊。よって、88年代には国民に浸透し始めたものと思われます。 2. カテゴライズ 読売 90年8月30日夕刊。 3. エスプリ 朝日 90年7月10日夕刊。 4. ウィット 東京新聞 92年9月7日朝刊。 もちろん、外国語を理解できる人は、これより遙かに早く知っているわけであり、「これはブレーン・ストーミング形式でやろう」という意味も理解できます。既に外来語辞典には出ています。しかし、新聞での使用例はありません。従って、個人間の違いはあるものの、おおよそ浸透し始めたという基準で回答いたしました。 小学館 『例文で読む カタカナ語の辞典』より
- ecoshopQ
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それぞれが初めてローマ字化されたというのはかなり古いものだ と思います。しかし、おっしゃるように社会現象というような ある種の流行語として光った時期があったのも事実です。 私のノートから少し拾ってみます。 >1、ウエイト >(例)ウエイトを置く・ウエイトを占める まあ、そういう発音ではいいませんが、これは政治用語から 一般的になったように思います。竹下内閣の頃ですから1980年 の中ごろからでしょうか、ことに使われ出したような印象をもって います。竹下内閣は自民党内非主流派を閣僚にもたない総主流派内 閣だったためにその重点の置き方が常に議論されていました。 >2、カテゴライズ 知的生産という言葉がはやった1970年代前半ごろに盛んに使われ たという記憶があります。情報というものが未分化であったころの 開明的な概念ということでしょう。 >3、エスプリ 河盛好蔵という人のエッセイに人気があったときがありました。 このころこのフランス語が良く使われ出していました。1970年 の頃です。この言葉は河盛氏の著書があまりに評判だったのでよく ユーモアとの対比で論じられていました。 >4、ウイット これはいつとはなしによく使われいます。同じくユーモアとの対比 でフランス文化の精髄を論じるときにベルグソンなどの哲学的な 文脈でも論じられた時期がありました。やはり1970年ころに グループ化された単語の一つとしてよく使われ出しました。
お礼
回答ありがとうございます。 詳しい解説、ありがとうございます。 この四つは全部70~80年代あたりのものだったんですね。本当に勉強になりました。 そして、ecoshopQさんを見習って私も今日から、ノート(日本語について発見や疑問があったら書き込むノート)をつけることにしました。
特別な特技などが無い人間としての普通の生活範囲での回答ですが 2、カテゴライズ … 使いません。 (カテゴリー云々はつい最近使うようになった) 3、エスプリ … 使いません。 1、ウエイト … 昔から使っています (少なくとも30年くらいは。) 4、ウイット … ウィットに富んだ会話…とか… これも30年以上前から「私や私の家族は使っています」が周りの人間は使わないようです。
お礼
回答ありがとうございます。 30年前からとは、意外です。カタカナ語って、結構前から使われてたりするんですねー。
お礼
回答ありがとうございます。 リンク、踏みました。面白いですね。こんな図があったなんて知りませんでした。 そして、下のほう(理解度低)の言葉は耳(目)にしたことはあるものの、意味がわかっていなかった言葉も結構あったのでとても勉強になりました。 浸透という意味では結構最近になるんですねー。