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カタカナはいつ頃から?
お願いします。漢字の間にレとかスルとか書いているのはいつ頃からでしょうか?
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カタカナが成立したのは平安初期とされています(ひらがなより少し早い、というのが定説のようです。)。その頃の文献は、漢字の間にカタカナが書き込まれたものとしては「金光明最勝王経」が、漢字カタカナ交じり文の起源と呼べるようなものとしては「東大寺諷誦文稿(ふじゅもんこう)」が、今も残されているとのことです。(下記参考図書に写真が載っています。) 平安初期ということは、今から約1200年前ということですね。 「日本語の歴史」(山口仲美 岩波新書)を参考にしました。
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- OKAT
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回答No.3
漢文訓読のための「訓点」のことなら、すでに奈良時代から行われたそうです。現存する最古の訓点本は「華厳刊定記」(782年~787年)ということですが、区切点と返り点のみです。 送り仮名に相当するものは、平安期の南都(奈良)の寺院で僧侶達によって考え出されましたが、後には「仏家」だけでなく「儒家」にも広がり、「博士家」にも及びました。最初は文字通り「点」(それぞれ独自の)を対象の漢字の周囲に打つことで表しました。「ヲコト点」がその代表です。更に改良が加えられて、「宣命書」と同じように小さな漢字(主に万葉仮名)を用いて読み方を示しました。その漢字の一部を採ってできたのが、「カタカナ」です。その経過の途中では「時」の一部の「寸」を「とき」と読ませたりしました。 仮名の統一化が進んで現在のようなものが出来上がったのは、鎌倉期以後とされています。
- ANASTASIAK
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回答No.2