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ヘドロの正体は何?

ヘドロとは、一体何でしょうか? 微生物をはじめとする生物の死骸や排泄物等が降り積もって、それが「どうにかなって」ヘドロになる、という事は想像できます。 その、「どうにかなって」の部分がさっぱり分かりません。 何がどういう作用で働くと、有機物がヘドロ化するのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。 加えて、いちど蓄積したヘドロをどうにかして他の形に変えることもできるのでしょうか?例えばゴカイ等に食べさせるとか。。。 よろしくお願い致します。 最後になって申し訳無いですが、ここでいうヘドロとは水中に堆積するヘドロを指します。真っ黒い、ドロっとした物体です。

みんなの回答

noname#21649
noname#21649
回答No.3

>要するに、嫌気条件にある有機物が分解されずに積もり積もって形を失ったものがヘドロなのでしょうか? ご指摘の通りです。 >有機物を分解する微生物は主に好気性細菌で、嫌気性細菌には有機物を分解する能力を持ったものが少ない 下水(汚水)処理施設では.活性汚泥の容積を減らす為に.けんき性にします。「少ない」というか.一度けんき性にしてしまうと.こうきせいにならない(粘性が出る為に攪拌されない)ので.分解されずいつまでも残ります。ただ.容積あたりの処理能力を考えると排水からSSを除くために.こうきせいよりもけんき性発酵が使われます。 その代わり.底に溜まった汚泥の抜き取りが必要です。

japonicus
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 だんだん疑問が解けてきました。とても参考になりました。ありがとうございました。

noname#21649
noname#21649
回答No.2

へどろの定義を家庭排水からせいせいしたヘドロに限るとします。 SS成分をこうきせいで分解すると(一部けんき性が含まれますけど).活性汚泥になります。 活性汚泥は.分解が早いように管理していますが.管理していない状態(けんき性のまま放置して)がへどろです。 >変えることもできるのでしょうか? 酸素を入れて.ばっきすれば.分解します。ただ.コストと臭いの問題が大きいですね。両者を無視するのであれば.水で薄めて.池の上に噴霧する方法があります。 空気を仲に送り込んでも良く混ざらないので.水といっしょに吸い上げて.大気中に噴霧(こうきせいになる)する方法です。 たしか.皇居のおほり.で.溜まった水を噴水にして.吹き出して酸素を混ぜて湖面に戻す.なんてしていました。同じような方法です。同様な事は.あちこちのダムでも行われています。 ただ.農家の場合には.地面が比較的豊富にあるので.家畜糞尿処理施設に溜まったヘドロをバキュームカーで吸い取り.畑にまいて肥料代わりにしています。

japonicus
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 有機物を分解する微生物は主に好気性細菌で、嫌気性細菌には有機物を分解する能力を持ったものが少ないということは聞いたことがありました。 要するに、嫌気条件にある有機物が分解されずに積もり積もって形を失ったものがヘドロなのでしょうか?

  • asuca
  • ベストアンサー率47% (11786/24626)
回答No.1

ヘドロは粘土質の土や植物プランクトンなどの生物などの死骸で出来ています。生物の死骸(有機物)はヘドロの中で腐敗(分解)します。分解してそれらがたまっていくとヘドロになります。 また、人間の生活廃棄物が川などに流れ込みそれが植物、動物プランクトンを死滅させてヘドロかを進めていることも多いです。 >いちど蓄積したヘドロをどうにかして他の形に変えることもできるのでしょうか? ヘドロは無酸素状態となることが多いのでこのヘドロの中に空気を送り込んで活性化させほかの魚などに食べさせれるようにならないかと今研究が進んでします。 シズクガイやゴカイの仲間だけがヘドロ中で生きれるようですがきれいにするには数が少なすぎて無理でしょう。

japonicus
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 大変恐縮ですが、有機物がヘドロ中で分解したものが溜まっていくとヘドロになる、という説明箇所の意味が理解できません。申し訳ありませんが補足を頂ければ幸いです。

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