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溶存有機態窒素とは?
海の環境のことを勉強しています。 海水の分析項目でアンモニア態窒素などがあり、 NH4+NO2+NO3=DIN DIN+DON=DTN という関係が成り立つと思います。 ここで出てくるDON(溶存有機態窒素)とは一体どのような物質なのでしょうか? DINは生物等の排泄物などという記述は目にしたのですが、 DONについて書かれているものが見当たりません。 DONは海水中でどのような形(生物の死骸?)で存在するのでしょうか? ご存知の方、教えてください。
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比較的一般的なところで、アミノ酸や蛋白質(「溶存」なので、水溶性のもの、たとえば 卵白アルブミン(の分解物)などに限られると思います)、尿素といったところのようです。 (尿素はどちらなのかとも思いましたが、そのものは有機態に分類されていました) http://www.keihin.ktr.mlit.go.jp/whole/word/suishitsu/item06/yuktisso.htm http://www.yodogawa.org/hp/yougo/yougo.html (→「全窒素(T-N)」の項を参照) http://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/River/Quality/H14/Guide/index.html (→「7. 総窒素【T-N】」の項を参照) 由来としては、仰るとおり生物の死骸(→もちろん動物に限らず、海藻や微生物なども 含めて)によるものが最も大きいと思います。