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「ヘコアユ」という魚について。 (国語カテだとは承知してます。)

「ヘコアユ」。 変な名前。漢字で「兵児鮎」←全くの当て字かと。 http://plaza.harmonix.ne.jp/~m_hirota/SeaFishes/hekoayu.html 「へこ」・・・反対になって  「あゆ」・・・歩む で、「逆立ちして歩いてるみたい」なので「ヘコアユ」と名付けられたそうです。 (この際、「フツーの魚が逆立ちって、腹を上にすることじゃないの?」とか、「歩むって、魚は泳ぐモノでしょう!」とかのツッコミは置いといて下さい。) 人間が「逆立ちして 手で歩く」動作を、 「へこ歩む」、「へこ歩き」 みたいな表現してた事実はあるのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.1

通常の辞書などには、「へこ」及び派生項目で、「反対」といった意味を解説しているものは見当たりませんでした。小学館の『日本国語大辞典』第十七巻には、以下のような記載があります。 へこ≪名詞≫[方言]   (1)反対、さかさま  (三重・兵庫・岡山・広島)   (2)まちがうこと   (大阪) したがって、質問文の参考URLにあるように、「ヘコアユ」の和名の由来の記載は間違ってないと思います。但し、漢字で「兵児鮎」と書くのはまったくの当て字であるのは間違いありません。「兵児」はまったく別物ですので、単に漢字を当てただけですし、「鮎」ともまったく関係ありませんので。 本題の、 >人間が「逆立ちして 手で歩く」動作を、 「へこ歩む」、「へこ歩き」 みたいな表現してた事実はあるのでしょうか? については、調べましたがそのような事実はないと結論できると思います。その理由は以下のようになります。 (1)逆立ちをして手で歩くという行為が、まったくおこなわれなかったとはいいませんが、まずそのような行為をする必要がありませんので、それを意味する言葉があったとは考えられない。 (2)「逆立ち」という行為はあったし、昔から「逆立つ」という言葉もありました。但し、この場合の「逆立ち」は、まっすぐ逆さに立つことをいいます。その状態を一定時間続けることはあっても、そのまま歩いたりという行為は、バランス的に非常に困難を伴います。 (3)最近では、逆立ち歩きまたは逆立ち走りが競技的に行われたりもしますが、この場合、膝を曲げてバランスをとるのが一般的で、またそうしないと早く移動することはできません。その形は、本来的な意味の「逆立ち」の姿勢ではありませんので、昔から、現在のような逆立ち歩きまたは逆立ち走りがあったとは思えません。 (4)また、「ヘコアユ」の動きは、身体をまっすぐしたままの動きですから、逆立ちしているように見えるのは間違いありません。しかし、人間にはできない、その姿勢でのスムーズな動きが、あたかも「逆立ちで歩いている」ように見えたというだけであって、人間がその動きをしていて、それを「へこ歩き」などといっていたものが魚の名前に転用されたということではないと思います。 各種辞書・文献をあたりましたが、「へこ歩き」といった言葉はどこにもでてきませんし、以上の考察からも、ご質問のような事実はなかったと思われます。

tomajuu
質問者

お礼

深い考察、ありがとうございます。 「へこ」・・・「反対」の「反」、または「返」から 「へ」という呼びが起こされたのかな…?と思いましたが、方言にありましたか! 棲息地が相模湾以西の海・・・というのも、「へこ」使用地域と一致してます。 そのあたりの学者が、そう命名したのか、その地域での、その魚にたいする呼び方が元々そう(ヘコアユ)であったものが、正式に種名となったのか・・・。 日常生活ではありえませんが、たとえば逆立ちで歩いたとしたら、その地方では「へこで歩いた!」「へこに歩く」なんて言ったのでしょうかね? かつては。 (「へこに歩く」だと、「後ろ向きに歩く」の意味になるかもしれませんが。) 

その他の回答 (3)

回答No.4

> 動植物の名は、標準語が種名になったものばかりでもありません。 もちろんそうです。ただ、学術用語は全国的に通用させようとするものである以上、由来だけははっきりさせておいて欲しいものです。例えばウマノアシガタという植物(注: キンポウゲのこと)がありますが、多くの植物図鑑に次のような記述があります。 「和名は根生葉の形に由来すると言われるが、あまり似ていない」 だったら、そんなピンと来ない名前付けんじゃねえ! (怒) ・・・とまあ、世の中には不思議なことがいっぱいあります ( ^^ > でも、まあ、こうやってネットによって手軽に情報が引き出せる現在、その情報があふれすぎて、 > 検証も大変になってきました。 受売り天国は決してネットの世界に限った話ではありません。いわゆる「物書き」さん達の中にも、他人の著作物の記述を安直に受入れてしまうケースは多々見られます。少しは読む側の身にもなって欲しいなぁと思ふけふこの頃です。 - 参考 - 只見川ってどこから? http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=4180928

tomajuu
質問者

お礼

ありがとうございます。 名前っておもしろいのタクサンありますよねえ! 私のイチオシは「ママコノシリヌグイ」です。 漢字+ひらがなだと、「継子の尻ぬぐい」。 ソバ科の、茎に細かいトゲトゲがいっぱいある植物です。 オンナは継子のケツを、このトゲトゲ草で・・・ああ!だれが考えついたの!!こんなネーミング! ・・・師匠は川の名についてウルサイですね。 以前も乗鞍高原の「おおナントカ川」だったか「こナントカ川」だったかについて質問されてましたよね? 回答も、どっかの受け売りみたいなのを寄せられイキドオっておられました・・・。 <以下、余談> 実は私も気になる川があります。我が地方を流れる「飛騨川」。 旧金山町より下流は「飛騨川」でかまいませんが、それより上流は、普通、「益田川・ましたがわ」と呼ばれてます。  今は合併・名称変更で「下呂市」といいますが、4年前までは「益田郡・ましたぐん」でした。 でも、その郡に「益田」という地名はありません。なのにマシタガワ。 源流に「益田」の地があるようですが、ハルカかなたです。 ではなぜ、離れた地に「益田郡」? 川の名が郡名に? ・・・調べたいと思います!

回答No.3

> いつもくだらない質問、重ねがさねお詫びいたします ( _ _( - -( _ _( - - heko heko いえいえ、もう馴れっこですから (笑) ちなみに、こんな風に他人にへつらう様子を次のように言うのはご存知ですか? 阿~諛してる~♪ 空に 太陽が ある限り~♪ ヘコアユは常に頭(ず)が低いおさかなですから、彼等を見た人がそんなイメージを抱いたとしても不思議はないような気がします。 あゆ【阿諛】 - goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B0%A4%EB%E7&kind=jn&mode=0&base=1&row=0 それと、ヘコアユが餌を獲る時に海底の砂をツンツン突っつく様子は、釣竿の浮きがヘコヘコと動く様子を彷彿とさせる・・・ というのも可能性として考えられなくはありませんか? 更に、「へこ」と言えば昔は一般的にふんどしを指していました。薄っぺらいヘコアユの群れがひらひらと海中を漂う様子が、竿に干された褌が風にたなびくイメージと果たして重ならなかったかどうか・・・? もっとも、これらの場合「あゆ(鮎)」はどう説明するのかという問題がありますが、「アユ」が付いても “どこがアユよ!” ってなおさかなは他にもいます。「アユモドキ」なんてまるっきり “どぜう” ですし、「アイナメ(鮎魚女)」もどう見てもカサゴです (笑) とまあ、検討の余地は色々あると思います。tomajuu さんほどのお方が図鑑の説明を鵜呑みにするとは、私には到底信じ難いのですが、いかがでしょうか? ちなみに、私が図鑑の説明に疑義を呈する理由は次の通りです。 1) 仮に「へこ」に “さかさま” の意味があったとしても、それが全国的に通用していたかどうかは怪しい。仮に西国地方の方言だったならば、一言その旨の説明がないのは不自然。 2) 「歩む」→「あゆ」は、やや短絡的である。 3) 以上の点を確かな資料を基に説明しているサイトが他にまったく見当たらない。 まあ、早い話が、誰かさんの受売りである疑いも否定出来ません。さもなければ、もう少し丁寧な説明があって然るべきでしょう。いささか穿ち過ぎの嫌いがあると言えなくもありませんが、念を押すに越したことはないと思います。 以上ご参考までに ( ^^

tomajuu
質問者

お礼

ありがとうございます。 このサイト(「カテ」じゃありません。)で、高圧的、見下したモノの言い方する人が いかに多いか・・・。 私だって、匿名でモノしゃべってるのだから、言いたいように、思ったままを言ったってイイようなものなんですけど・・・。 まあ、性分と思ってバカにして下さい。 動植物の名は、標準語が種名になったものばかりでもありません。 (すぐ挙げてみろ!と言われてもアレですが。・・・たとえば「ハマナス」。本来は「ハマナシ」です。 北国なまりを残したまま種名になってしまいました。 また、山野草で「バアソブ」というのがありますが、「ソブ」とは、どこかの地方で「そばかす」のことを言うそうです。) ですので、「ヘコ」が全国的であろうがなかろうが、種名になり得るとおもいます。(命名権?もつエライ)学者が大勢いる関東に、その魚が棲息してなく、すでに西日本で定着した名だとすれば、命名者もそう名付ける方向に動くのでは? ・・・「アユモドキ」は私も図鑑でしか見たことなく、確かに「ドヂャウ」みたいです。でも、生のそれは、鮎に似てるかも。 また、「アイナメ」は、その身の味が「鮎並み」においしいから・・・というのが由来らしいですが、そこまでオイシイかな?鮎って。私ぁ鰻のほうがウマイとおもいますが・・・。それに、「アイナメ」って、味自体も 鮎とは全然違いますし・・・。 でも、まあ、こうやってネットによって手軽に情報が引き出せる現在、その情報があふれすぎて、検証も大変になってきました。 一つの情報(ネタ)だけによって それを信じ込み、他にも広める・・・。 そうならないよう、私も慎重な態度で臨んでいきたいと思います。 失礼しました。

tomajuu
質問者

補足

ああ、そうそう、言いわすれてました。 最近、例の「強制運動会」の件で、地域住民・役人・PTA等から叩かれっぱなしになってて、ものすごく暗い気持ちになっており、楽しいはずのココでの遊びも、いまひとつ、気分が晴れやかにならないんです。 ヘコヘコで すみません。

回答No.2

♪~(  ̄ー ̄)o/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ >゜)))))彡 きゃあ、釣られちゃったぁ! さかなネタだけにコレかと思って最大限の警戒を払いましたが(私は、PC画面の向こうにいるのは常に敵だと思っています)、一応真面目なご質問のようですね。しかし、君子は常に橋を叩きます (笑) 【以下補足要求】 タイトルから判断する限りは、「ヘコアユ」の由来こそがご質問の趣旨とも解されますが、本文を読むと逆立ちを “へこ歩き” と呼ぶ事実の有無の確認とも受取れます。言葉の浪費は極力回避したいので、どちらが本ご質問の趣旨なのかを明確にしていただければ幸いです。 ちなみにもし後者だった場合、私はまったく存じません。 ( ^^;☆baki\(ーー") どこが君子だ!

tomajuu
質問者

補足

申し訳ございません、ツタナイ文章による質問文で・・・。 「ヘコアユ」という名の由来が、私自身が貼ったURLの中にあった、 「『へこ』に『歩む』ということから」 ということに、特に異存はありません。 質問が紛らわしくなってすみませんでした。 この「へこ」という言葉が気になったものですから・・・。 古語にあるのかと思い、辞書調べてもわからず、ここに教えを乞うてきたものです・・・。 「へこ」関連語+「歩む」という使い方があったか否か・・・です。 でも、ご存知であられないようですので・・・。 いつもくだらない質問、重ねがさねお詫びいたします。 (動植物好きなので、名前の由来に とっても興味あります。)

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