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「船穀」について質問です。
「船穀」ですが、造船用語だと思うのですが、船のどの部分を指すのですか?なるべく詳しくご教授して下さい。
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- shinsho4
- ベストアンサー率50% (80/157)
ANo.2です。 殻と穀の漢字の本来の意味について、再度説明します。 【殻】は上から下を撃つという意味で、堅いものをコツコツと殴ること。普通は堅いカラを表します。「穀」の「禾」のない形です。 【穀】は百穀の総名。殻+禾から成っています。堅いカラをかぶった穀物の実を言います。「禾」は「稲」の象形です。 念のために、辞書をいくつか調べてみましたが、みんな上のような説明でした。
- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
「船穀」=「船殻」です。もともとは、「船殻」だったのかもしれませんが、「船穀」でも間違いではありませんし、どちらも使われているようです。以下のURLを参考にしてみてください。 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/10/100702_2/03.pdf 意味についてはすでに、先の回答者の方がお答えになっていますので、これ以上書いても仕方がありませんので、省略します。 国語的に、「穀」について説明します。この字は「穀物(こくもつ)」などと使われますが、字義的には、「中が何もない、から」となります。そこから派生して、「からをかぶったもみなど、穀物」を意味するようになったのです。もともとは、「から」の意味だったのです。これに対して「殻」は、字義的には、「叩いて中身を取り出してからになったもの」を意味しますので、最初から「から」ではなく、加工して「から」にしたものを意味します。つまり、本来的な意味では、「殻」ではなく「穀」が、「から」を意味するのです。船の場合、中身を取り出して「から」を作るのではなく、「から」自体を作るのですから、「殻」ではなく「穀」を使って、「船穀」とする方が、漢字の本来的な意味にはかなっているのです。 以上参考まで。
- shinsho4
- ベストアンサー率50% (80/157)
「船殻」のことでしょうね。 「殻(かく)」は、「から」です。貝殻(かいがら)の「から」です。 外側にある固い「から」のことです。 ですから、「船殻」は外側の船体のことを言います。 船を貝に見立てれば、船殻は貝殻(かいがら)の部分です。 最近の軍艦は、二重船殻になっているようですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E7%B4%9A%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6#.E3.83.8B.E9.87.8D.E8.88.B9.E6.AE.BB 「船穀」の「穀(こく)」は、米や麦の穀物の「穀(こく)」ですね。誤植でしょう。 造船用語の「船殻」は慣用的に「せんこく」と読んでいるようです。 こんなことから誤植したのだろうと思います。 「殻」は普通「かく」と読みます。「甲殻類(こうかくるい)」と言えば固い殻(から)をかぶったエビやカニのことを言います。 ですから、「船殻」という言葉を見れば、普通の人は「せんかく」と読みます。 しかし、その方面ではどうも「せんこく」と読んでいるようですね。 「隔壁」の「隔(かく)」や「内郭」「外郭」の「郭(かく)」の字と区別するために、ワザと「船殻(せんこく)」と読んでいるのかも知れません。
- ASAYOSHI
- ベストアンサー率42% (358/834)
「造船関係」ならば、「船穀」ではなくて、「船殻」ではないでしょうか? 船殻ならば、平凡社百科事典マイペディアに、 船殻【せんこく】 艤装ぎそう,機関などを除いた,船の骨格と外郭を形成する構造主体。工場で作ったブロックを船台上あるいはドックで組み立てる。 とあります。 ところで、「船穀」の文字も、「常石造船カンパニー」など、専門家のWebサイトでも使っているようなので、(誤字でなければ)別に存在するのかもしれません。 「穀」の字義から考えると、ちょっと変な気もしますが。 ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。「船殻」ですね、すいません間違ってました。
お礼
ありがとうございます。「船殻」ですね、すいません間違ってました。