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硫酸の性質
濃硫酸を希釈する際、発熱するのは硫酸のどのような性質によるものですか?
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ちょっと違う面からの補足です。 授業では濃硫酸の発熱が大きく取り上げられます。 水で薄める時の注意や脱水反応も習います。 濃塩酸ではこういうことは起こらないのだろうかと不思議に思う高校生も多いと思います。 硫酸と水との結びつきが特別強いということも確かです。でも多くの高校生が濃硫酸、濃硝酸、濃塩酸の濃度をほぼ100%だろうと無意識のうちに思い込んでいることも大きな要素になっています。濃塩酸を混ぜる時に先生は特別な注意をしません。硫酸だけです。でも濃塩酸では2/3が水なんです。濃硫酸でも30%ほどに薄まっていれば脱水性はあまり出てこなくなるでしょう。砂糖に濃硫酸をかけた時の変化はよくやられます。この変化は濃硫酸をどれくらいまで薄めると見られなくなるのかなとふと思いました。現在は試してみる環境にはありませんので「?」のままです。 気体のHClを水に溶かすときはかなりの発熱が見られるのではないでしょうか。 ビンの中に入っている塩酸はHClよりも方が多い。純純粋のHClは気体なのだからビンに入っている液体であれば水に溶かした状態で存在していることになるとかなりしつこく言ってきたのですが、あまり定着はしませんでした。
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- km1939
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No.1,No2さんのいうことは間違っていません。 もう少し詳しく言うと 硫酸は水とと反応して新しい物質になるからです。この反応のとき 大量の熱がでます。 H2SO4 + 2H2O=2H3O+ +SO42- →発熱 H3Oは水溶液の酸性を示すオキソニウムイオンです。
- Butz
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こんばんわ★ 硫酸は他の物質より溶解熱が大きいからでは簡単すぎでしょうか?
「親水性」です…って、同義語反復ですね。(汗 早い話、水中で解離しSO4^2-になると対称性がTH(テトラヘドラル)と非常に高くなるため、エネルギー利得が並外れて大きいからです。 おかげで、「水中」のpKa1は測定不能です(形式的に-3~-9???)。知られているのはpKa2=1.92だけ。