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浸出剤としての硫酸第二鉄について

初めて質問させていただきます。 硫酸第二鉄の性質についてですけど、この物質は硫酸で特定の鉱物(黄銅鉱など)を浸出する際、浸出剤として添加することで浸出速度があがります。 そこで、硫酸で浸出する鉱物のうち、どういった特徴、及び性質の鉱物に対して、硫酸第二鉄は浸出剤として有効なのか、教えていただけませんか? 回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • ht1914
  • ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.2

ちょっと不思議の思った箇所がありますので書かせて頂きます。 N01の回答の中で硫酸第2鉄が黄銅鉱の中のFeを酸化するとあります。CuFeS2の中ではFe2+だと思いますので「?」と思いました。 Fe2++Fe3+→Fe3++Fe2+ ということになります。結晶構造が壊れれば溶け出してきますからこの反応でも起これば溶けるかも知れません。でもよく分かりません。 Sの酸化はあると思いますがFe2+の酸化があるのでしょうか。 理化学辞典によると黄銅鉱は硝酸に溶けるとあります。その際硫黄を分離するとありますので硫黄の酸化が起こっているようです。 硫酸+硫酸第2鉄はこの硝酸と同じ働きなのだと思います。硝酸の場合はFe2+からFe3+への変化もあると思います。

kanon722
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 なるほど、わかりました。 自分でもよく調べて内容を吟味してみます。 ところで、「硫酸+硫酸第2鉄はこの硝酸と同じ働き」ということに関して詳しく教えてもらえませんでしょうか?もしくはそれについて書かれている文献を紹介してもらえないでしょうか? よろしくお願いします。

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.1

硫酸第二鉄などの3価の鉄塩は酸化力をもっていますので、鉱物側に酸化され得る 要素がある場合は、溶出が促進されると思います。 例えば、ご質問の黄銅鉱(CuFeS2)であれば、2価の鉄がこれにあたります。 また、硫黄部分も酸化される可能性があります。 鉱物の溶出が、酸化によって進行することについては、以下のサイトの「<本文>」 の「(1)」で、少し触れられています; http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/04030103_1.html

kanon722
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 おかげで助かりました。 今後ともよろしくお願いします。

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