ヒトのデンプンの分解についての質問です。
ヒトのデンプンの分解についての質問です。
デンプンは、まずはじめに口腔内のだ液(アミラーゼ)により、デンプン(アミロース)を麦芽糖(マルトース)に分解(消化)します。
その後、小腸のマルターゼでグルコースに分解され、小腸の柔毛で吸収される。
というのは中学校で学習する内容だと思います。
では、なぜ口腔内(だ液)でデンプンをグルコースまで分解しないのでしょうか。
ここでいうこの質問の意図は、『2段階で分解し、その2段階目の酵素を持たないから。』という既定の事実からの回答ではなく、『なぜ、ヒトはだ液中にマルターゼ(ないしはデンプンを一気に単糖まで分解する酵素)を持たなかったのか。』ということです。
一説に、口腔内でグルコースまで分解すると、吸収上皮である小腸までの間で他の菌や寄生している生き物に横取りされてしまうから。というのを聞いたことがあります。
この説の真贋はどうなのでしょうか、またそれ以外にも考えられる理由があればお教えいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
お礼
ありがとうございます。助かりました。